クリミヤや黒海周辺のおっとり話

クリミヤや黒海周辺のおっとり話

 
こんにちは。

最近話題の美人たち2の美人検事総長が気にな
なって、クリミア半島をネット内で見て歩きし
ました。

クリミア半島の中心地は、シンフェロポリ
人口34万人位。
重要な港はセヴァストポリ、人口34万人位。

半島といっても日本の四国よりも大きいようで
す。領地としての面積も十分あります。

議論が長引きそうな広さがありますね。

クリミア半島黒海の北岸にあるのですが、
その黒海の位置は大変なところにあります。

何が大変かと申しますと、知らない者が
説明しきれないということもあります。

次に、何もかにもが複雑です。

まず黒海はどこにあるかというと、
トルコの北の海になります。

トルコは長い間、強大なオスマン帝国があり、
トルコ周辺から地中海沿岸のヨーロッパや
北アフリカを領地にしていました。

黒海北岸のバルカン半島もクリミア周辺も
当然支配下においていました。

黒海の大変の1つですが、
オスマン帝国イスラム教、その前の東ローマ
帝国はキリスト教ですね。

そして、クリミアはクリミア・ハーンという
国名だったのです。つまり、
モンゴル帝国の一王国だったわけです。

大変の2は、
色々な宗教とか色々な民族とかが雑多に一つの
町を作っていても当たり前というのが、

黒海周辺の地域ではないかという気がします。

大変の3は、そういった状況の中で、

ロシア帝国オスマン帝国は12回も戦争を
しているのです。露土戦争と呼ばれます。

クリミア戦争といわれるのは
10回目の露土戦争です。

アルコールを禁止し、豚肉も食べない
オスマン帝国と、

ウオッカを浴びるほど飲み、豚肉だって何だっ
食べるロシア帝国が、

何回喧嘩をしても当たり前、
と済ませばいいのですが、

結論はそうなるのでしょうが、
もう少し迫ってみますね。

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クリミアと黒海周辺のおっとり話【2】

 
ロシアとトルコの戦争は露土戦争と呼ばれます。
人種名はスラブ人とタタール人となります。

オスマン帝国の勢力が大きく、領地はバルカン
半島ではさざなみが有名なドナウ川よりも
北に及んでいたようです。

モスクワでは、ロシアの勢力が力をつけてきて、
大国となりました。この二つの帝国が出会うのは
運命的だったでしょう。

最初の出会いは、1568年~1570年です。
日本では織田信長が活躍していた時期です。

黒海の南側の大国オスマン帝国が、クリミア
半島の王国クリミア・ハンの内政に乗じて
治め、

ロシア商人などを迫害したのが開戦の理由に
なったようです。

戦争の場所はヴォルガ川の河口アストラハン
です。ロシア・ツァーリ国の勝利。

戦後のコンスタンチノープル条約でロシアは
ヴォルガ川の通行権を獲得しました。

(ロシアが帝国であると自称した時代は
ロシア・ツァーリ国と呼ぶようです。
18世紀には周りの勢力もロシア帝国
であることを認めました。)
 
ロシア・地図・ボルガ川.PNG
 
2番目の出会い 1676年~1681年

オスマン帝国の領地拡大戦略に対抗してロシアが
応戦。ウクライナを北から南へ流れるドニエプル
川の地域が戦場になった模様です。
コサックの名前が出てきます。

最終的にオスマン帝国の勝利となり、
戦後のバフチサライ条約で国境を
ドニエプル川にすることになりました。

3番目の出会い。1686年~1700年

この長い露土戦争は複雑です。

1683年にキリスト教国のオーストリア、
ポーランドベネチア神聖同盟を結んで、
イスラム教のオスマン帝国と戦争を始めました。

この時期、ロシアはオスマン帝国と結んで
神聖同盟と戦うと表明していたようです。

状況はロシアとポーランドは1654年~1667年
の間戦争して、ウクライナの東半分を獲得して
いました。

この土地は戦後のアンドルソヴォの和約では
20年後にポーランドへ返還することになって
いました。

キリスト教国の神聖同盟側は、ロシアが
オスマン帝国側につくと困るので、

ポーランドウクライナの東半分をロシア領と
認めることでロシアは神聖同盟に参加する

ことになり、3年遅れて1686年からロシアは
オスマン帝国を相手に戦いをはじめました。

この露土戦争は、クリミア、アゾフ海の周辺が
戦場となり、ロシア・ツァーリの勝利でした。

この戦後のコンスタンチノープル条約では、
アゾフ地域のロシアへの割譲、30年間の停戦が
決まりました。

この条約締結後、ロシアは北のスェーデンと
戦争を始めました。

アゾフ海の東端にあるオスマン帝国のアゾフ
要塞の攻撃を指揮したロシア・ツァーリ
ピョートル1世は後の1721年にロシア帝国
皇帝となります。
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日本では江戸時代であり、大体ですが赤穂浪士
討ち入りのころです。ロシアとオスマン帝国
戦争が日本に何か関係があるかというと、
何も関係ないですね。

ウクライナはロシアとオスマン帝国の間、
ロシアとポーランドの間で全くいいこと無しの
状態だったと思われます。

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クリミアと黒海周辺のおっとり話【3】



【おっとり話2】に続きますと、18世紀に入り
ます。言うまでもありませんが、ロシアと
オスマン帝国は繰り返し戦争となります。前の
戦争が終結して10年後にまた戦争を始めました。

おっとり話【2】にスウェーデンが登場しま
したが、この戦争も複雑です。

1700年にスウェーデンバルト海諸国を相手に
戦争を始め、1721年まで続きます。

大北方戦争」と呼ばれるものなのですが、
1707年頃からウクライナが戦場となり、

ウクライナ・コサックはスウェーデン側に
ついたようです。

1709年、スウェーデンとロシアは、ウクライナ
中部のポルタヴァでの戦い、ロシアツァーリ
ピョートル1世が勝利しました。
スウェーデン王のカール12世は負傷して、
南のオスマン帝国に逃げ込んだのです。

4番目の出会い 1710年~1711年

ロシアのピョートル1世はカール12世の引渡しを
オスマン帝国に要求したのですが、この要求は
拒否されて、4番目の出会いとなりました。
「プルート川の戦い」と呼ばれています。

1710年~1711年に現在のルーマニア
モルドバの国境となっているプルート川が
戦場になり、オスマン帝国が勝利しました。

和睦交渉で、オスマン帝国はアゾフ地域の
返還とカール12世の身分が保証されました。
カール12世は1714年にスウェーデン
戻りました。

ロシアは大北方戦争に1721年に勝利して、
帝国として周辺から認めらることになりました。
初代皇帝はピョートル1世です。今でも尊敬されているようです。

ロシアはバルト海を通行できるようになりました。
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5番目の出会い 1735年~1739

1735年~1739年、オーストリアがロシア
帝国側について、ロシア・オーストリア・
トルコ戦争と呼ばれる戦争をしました。
勝負は引き分け。

オスマン側はセルビアベオグラードを奪還し、
ロシア側はアゾフ地域の領有が確定しました。

(16世紀にオスマン帝国ハンガリーまでを
領地にしていたので、オーストリアとも度々戦争をしています。

1718年には要衝のベオグラードをオーストリア
に占領されました)
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6番目の出会い 1768年~1774年

1768年~1774年、ロシア帝国ポーランド
オスマン帝国の両方を攻撃し、まずポーランド
を制圧。
その後、南のクリミアハーンを攻撃して
オスマン帝国に打撃を与え、ロシアが勝利。

クリミア半島アゾフ海周辺の宗主権を
オスマン帝国から獲得しました。
(第一次露土戦争とも呼ばれます)

ロシア皇帝は何にでも積極的だった女帝エカ
チェリーナ2世。一方のオスマン帝国は衰退を
始めことになりました。

この戦争の後、ロシア帝国クリミア半島の西端
セヴァストポリを軍港にして黒海艦隊を編成しました。
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7番目の出会い 1787年~1791年

1787年~1791年、ロシア帝国はオーストリアと
密約を交わし、バルカン半島の各地でオスマン
帝国と戦って、ロシアは勝利しました。

ロシアはクリミア・ハーン国の領地とオデッサ地域を併合しました。

ロシア皇帝は女帝エカチェリーナ2世

ロシアとしては、長年かけてカスピ海方面から
少しづつ西へ領地を広げてきたようです。
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【この頃の日本との関係】

1792年、ロシアの使節が根室に来て通商を求めました。
この時はロシアへ漂流した根室の漁民が、
ロシアで女帝エカチェリーナの許可をもらって
使節に同行していたようです。

1804年には、ロシアの使節が長崎に来て通商を要求しました。

1808年、間宮林蔵樺太を探検し、間宮海峡を発見しました。
それはいいのですが、なぜかロシア名は「タタール海峡」なのです。

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クリミアと黒海周辺のおっとり話【4】


こんにちは。

低気圧がベタッとしていて、発達しようかな、
どうしようかなと迷っている感じ。

今日は、大体雨模様ですね。

まだ、影響はないようなのですが
はるか南には台風がいます。
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黒海方面のお話ですが、

19世紀のオスマン帝国は軍の近代化を嫌った
保守派が主流だったようで、領地を失って
いきました。

8番目の出会い 1806年~1812年

19世紀に入るとバルカン半島セルビア
ボスニアブルガリアなどでオスマン帝国
対して反乱が起こりました。

これは1789年のフランス革命の影響で
民族意識の芽生えと言われています。

人種はスラブ人なのですが、南部スラブと呼ばれるようです。

オスマン帝国は鎮圧を試みたのですが、
ロシア帝国キリスト教徒の保護を理由に
介入しました。

そこでオスマン帝国はボスポラス、ダーダネルス
の2つの海峡のロシアの通行を停止し、
それが理由で1806年~1812年の間戦争となり
ました。

西はドナウ川沿岸、東はコーカサスと2箇所が
戦場となりました。

オスマン帝国は国内の政変で不安定となり、
ロシアはナポレオンの侵攻に備えるため、
この戦争を終戦にしました。

オスマン帝国は、セルビアの自治を認め、ウク
ライナのすぐ西のベッサラビア(現在の
モルドバ)をロシアへ割譲しました。

ロシア皇帝はアレクサンドル1世(1801年~
25年)です。

この時期、ヨーロッパはフランスのナポレオン
と、対抗する反フランスの同盟があり、非常に
複雑な情勢でした。

1812年にはナポレオンはモスクワに侵攻した
のですが、焦土作戦のため悲劇的な退却を
したロシア戦役がおこりました。
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9番目の出会い 1828年1829年

ギリシャが1821年にオスマン帝国から独立
したのですが、イギリス、フランス、ロシアが
オスマン帝国に介入し、ロシア帝国は開戦し
ました。

やはりキリスト教徒の保護という名目です。

9番目の出会いは、1828年1829年

この戦争ではバルカン半島ブルガリア地域と、
黒海東岸のグルジア地域が戦場になりました。

ロシア帝国が勝利して、ドナウ川河口地域と
黒海の東岸地域を割譲して獲得しました。

クリミアの黒海艦隊は支援の役割をしました。
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この頃の日本ではゴローニン事件というのが
ありました。

1811年ディアナ号というロシアの船を松前藩
国後島で拿捕して、艦長のゴローニンなど8人を
抑留しました。
副艦長のリコルドはシベリアに帰還しました。

12年にリコルドは国後島へ来て、日本人漂流
民を使者として、ゴローニンと交換を要求
するが、松前藩はゴローニンを処刑したと言って拒否
しました。

リコルドは報復措置として日本の廻船観世丸
を拿捕して、高田屋嘉兵衛らを抑留しました。

13年、リコルドは函館に来て高田屋嘉兵衛
とゴローニンの捕虜交換をし、ゴローニンは
帰国することができました。

後に、ゴローニンは「日本幽囚記」を著わし、
リコルドも詳細な記録を残しています。

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クリミアと黒海周辺のおっとり話【5】
 
こんにちは。

間もなく5月に入るのですが、おっとり話(5)
になって、やっと「クリミア戦争」にたどり着
きました。

クリミア戦争の後も、ロシア帝国オスマン
国は2回戦争をしています。

クリミア戦争からは兵器の発達などから、戦場
が悲惨なことになってきます。
・・・・・・・
10番目の出会い 1853年~1856年
 
10番目の出会いは、よく知られています
クリミア戦争」と言われるものです。
戦争の期間は1853年~1856年です。

ロシア帝国が、オスマン帝国内のキリスト教
正教徒の保護などを要求したのに対し、フラン
スとイギリスが反対し、オスマン帝国も拒否し
ました。

拒否されたロシア帝国ロシア正教徒の保護を
理由に、モルドバモルダヴィア)からルーマ
ニア東部のオスマン帝国軍を攻撃しました。

ギリシャがロシア側について義勇兵を戦地へ
送り、オスマン帝国軍を攻撃しました。

フランスとイギリスはギリシアに武力で圧力を
かけ、義勇兵への援助をやめさせました。この
結果、バルカン半島の反オスマンの動きは鎮圧
されました。

ロシアの黒海艦隊がクリミア半島のほぼ真南に
あるオスマン帝国の軍港シノープでオスマン
艦隊を奇襲して全滅させました。

この状況をみて、1854年にイギリスとフラン
スはオスマン帝国に同盟し、ロシアに宣戦を布
告して参戦しました。

同盟国側はクリミア半島黒海艦隊拠点セヴァ
ストポリの攻撃を開始したが、ロシア側はセ
ヴァストポリを要塞化して1年以上戦闘が続き
ました。

1855年にはサルデーニァ(イタリアの一国)
オスマン側に付いて参戦し、セヴァンストポ
リが陥落しました。

しかし、シノープ東方のオスマン帝国のカルス
要塞がロシアによって陥落しましたので、同盟
国側の勝利も、華々しく獲得するものはありま
せんでした。

1856年のパリ条約では、オスマン帝国の領地
を戦争前に戻し、黒海オスマン、ロシア両
方の非武装化が決まりました。

ロシアのキリスト正教徒の保護や、軍艦の
ボスポラス海峡の通行は認められませんでし
た。同盟国側としてはロシアの南下政策を
阻止できたわけです。

死者は両方で20万人以上というまれに見る
大激戦となり、負傷者はイスタンブール
病院に運ばれました。

病院には、イギリスから来たナイチンゲール
が看護の環境や体制を指揮して、死亡する負
傷者を激減させました。

怪我をした兵士がばい菌による感染症にかか
るのを防ぐための努力をし、回復して兵士が
故郷に帰るための心の準備をも考えた病棟に
変えたそうです。

それぞれの皇帝や王の名前は、この戦争を始め
たロシア皇帝はニコライ1世ですが、セヴァン
ストポリが戦闘の勝敗が決まる前に死去し、
アレクサンドル2世が皇帝に就きました。
フランス皇帝はナポレオン3世、イギリスの王
ヴィクトリア女王です。

この戦争は犠牲者や戦費の飛躍的に大きくなり、
ロシア帝国はアラスカをアメリカへ売却しまし
た。

(サルデーニァはイタリア半島の西の島なので
すが、この後イタリアを統一しました)

武器の発達、通信の発達、新聞の影響力、など
の近代化が進むのですが、帝国の国の体制にか
げりが出始めるということも起きてきました。

クリミア戦争中にロシア皇帝となったアレク
サンドル2世は、敗戦の反省から、西欧の制度
を取り入れたり、農奴解放、学校教育を始めた
り、改革の皇帝として知られています。
・・・・・・・
この頃の日本
 
ペリーが浦賀に来たのはこの時期です。日本も
列強国の動きに対応せざるを得なくなり、鎖国
か開国かで江戸幕府が揺れ始める時期になりま
す。

1853年にペリーが浦賀に現れたのですが、ニ
コライ1世の派遣したプゥチャーチンが長崎
に来ました。

1854年ペリーと日米通商条約が締結されまし
た。1855年プゥチャーチンと日露和親条約
締結されました。

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クリミアと黒海周辺のおっとり話【6】
19世紀後半の露土戦争
 
 
こんにちは。

竹の葉っぱが落葉していますね。
地面からタケノコが勢いよく伸びています。

なので、竹がタケノコに栄養を与えているよう
に見えます。
葉が分解して栄養になるのは数ヶ月はかかると
思うのですが。

以下は11番目の出会いです。
・・・・・・・
11番目の出会い 1877年~1878年
 
オスマン帝国ロシア帝国の11番目の出会いの
前は、1875年からバルカン半島各地で、
オスマン帝国への反乱がおきました。
ブルガリアではオスマン側の虐殺があったよう
です。虐殺が明らかになって、イギリスはオス
マン帝国を支援できなくなりました。

1877年、ロシア帝国はスラブ系民族の独立の
支援を名目に、 ルーマニア方向からブルガリ
アのオスマン帝国軍を攻撃しました。

黒海の東方ではのオスマン帝国の要塞カルス
を陥落させました。

ロシア帝国軍は、ブルガリアからオスマン
帝国の首都イスタンブールへ向かって進軍
しました。

慌てたオスマン帝国は交渉に入り、サン・
ステファノ条約が結ばれ、オスマン帝国
バルカン半島の国々の独立や自治権の付与を
認めることになり、黒海北岸はほとんどロシア
帝国の支配下や、影響下となりました。

黒海東岸では、アルメニアがロシアの領地とな
りました。

このロシア帝国の進出を警戒したイギリス、
オーストリアは 反対し、ドイツ帝国の宰相
ビスマルクの仲介で ベルリン条約が結ばれま
した。

大筋ですが、ベルリン条約でブルガリア地域は
3分割され、一部はオスマン帝国に返されるこ
とになり、黒海東岸地域でも一部かオスマン
へ返還されました。

占領した土地を返還することになり、ロシア帝
国内では、アレクサンドル2世への不満が出ま
した。

前のクリミア戦争後からですが、ポーランド
アレクサンドル2世への抵抗は強く、1881年
アレクサンドル2世はポーランド人に暗殺され
ました。
・・・・・・・
ロシアの東方進出とアジア
 
ロシアはクリミア戦争の敗戦から東方への進出
を計画するようになりなりました。

日本とロシア帝国の関係では、1875年千島樺太
交換条約を締結しました。日本側は榎本武揚
交渉に当たりました。

東アジアの情勢は、1858年に天津条約が清と
列強国で締結されました。これにロシア帝国
参加しました。

1860年には英仏連合軍は北京を占領して、北京
条約が締結されますが、ロシアが調停役となり
ました。

この結果、ロシア帝国ウラジオストクを中心
とした沿海州地域を領土としました。

1885年日本と清の間で天津条約が結ばれてい
ます。1894年日本と清が朝鮮半島に出兵して
日清戦争が始まりました。

1895年、日本と清の間で下関条約が締結され
たのですが、フランス、ドイツ、ロシアの三国
干渉が始まりました。

日本が返還した旅順をロシアは租借して軍港に
しました。

1902年、日本とイギリスが日英同盟が締結。
1904年、日本とロシア帝国との間で日露戦争
おこりました。

とうとう日本もロシア帝国と出会うことになっ
てしまったわけです。
1905年アメリカのポーツマスで日露の条約が
結ばれ、日露戦争は終結しました。
ロシア帝国の皇帝はニコライ2世
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クリミアと黒海周辺のおっとり話【7】
20世紀の露土戦争

こんにちは。

5月5日、ゴールデンウィークも終わりなので
すが、前線が通過して雨模様ですね。

以下のようなニュースがありました。その下
が12番目の出会いです。
・・・・・・・

タタール指導者の帰還要求=
検問所に5000人集結―クリミア

時事通信 5月4日(日)6時17分配信


 【モスクワ時事】ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島の少数先住民族タタール人約5000人が3日、指導者ジェミレフ氏の帰還を支援するため、ウクライナ本土との検問所に集結し、
ロシア治安部隊とにらみ合いになった。現地メディアが伝えた。

 ウクライナ最高会議(議会)議員のジェミレフ氏は暫定政権に近く、3月のロシア編入に反発したタタール人の精神的支柱。

2014年のノーベル平和賞候補に推す声もある。4月22日にクリミアへ帰還しようとした際、5年間の「入国禁止」処分を受けた。

 
 

  (ヤフーニュース 国際からです)
・・・・・・・

12番目の出会い 1914年~1918年

 

ロシア帝国オスマン帝国の12番目の出会い
は、1914年~1918年の第一次世界大戦です。
第一次世界大戦の前にバルカン半島では1912
年~1913年にバルカン戦争がありました。

ロシア帝国を後ろ盾にバルカン諸国がオスマ
ン帝国と戦争して、オスマン側は、バルカン
地域のほとんどの領土を放棄することになり
ました。

第一次世界大戦は、1914年に起きたサラエ
ボ事件を発端としてはじまりました。

オーストリア・ハンガリー帝国のフランツ・
フェルディナント皇太子夫妻が帝国の領土
であったサラエボで暗殺されました。
これがサラエボ事件です。

父親フランツ・ヨーゼフ1世は、暗殺し
たのがセルビア人だったので、オーストリ
ア・ハンガリー帝国はセルビアに宣戦布告
したのですが、簡単には勝利できませんで
した。

オーストリア側にはドイツ帝国、ブルガリ
ア、オスマン帝国が参戦し、中央同盟国と
よばれました。

セルビア側にはロシアが参戦したのですが、
ロシアとフランスが同盟を結んでいたので、
連合国軍と呼ばれました。

ドイツはフランスを攻撃する目的でベルギ
ーを通過したのですが、これが理由でイギ
リスが連合国側につき、イギリスの植民地
の国々も連合国に参戦しました。

日本は日英同盟に基いて連合国側に参加し
ました。こうした状態で戦争が始まったの
ですが、第一次世界大戦です。

ロシアとオスマン露土戦争は、世界大戦
の一部であり、黒海東岸地域が戦場になり
ました。コーカサス戦線とも呼ばれるよう
です。

ヨーロッパでは、ポーランド地域がロシア
軍とドイツ軍の戦場(東部戦線)となり、
フランス側ではドイツ軍がスイスからベル
ギーに至る長い塹壕作戦(西部戦線)によ
って膠着状態になりました。

・・・・・・・

帝国の崩壊や滅亡

 

1916年にオーストリア・ハンガリー帝国
フランツ・ヨーゼフ1世が死亡し、カール1世
が後を継ぎました。

ロシア帝国軍はアナトリア半島東部のエルズ
ルムを攻撃したのですが、1917年にロシア革
命が起こって、ロシア帝国が崩壊すると、ロシ
ア帝国軍は撤退し、オスマン側はアナトリア
で進軍しました。これが最後の露土戦争となり
ました。

1917年には、アメリカが連合国側について
西部戦線に参戦しました。1918年にはドイツ゚
革命が起こり、ドイツ帝国が消滅しました。

この年に、オーストリア・ハンガリー帝国
カール1世が国外へ亡命し、この帝国も消滅
しました。700年以上続いたハプスブルグ家
が終わったわけです。

次々と帝国が崩壊して、1919年パリでベル
サイユ条約が敗戦国ドイツと連合国側の各国
で結ばれました。

この年、オーストリアと連合国側でサン・ジェ
ルマン条約が結ばれ、ブルガリア王国とはヌイ
イ条約が結ばれました。

1920年連合国オスマン帝国の間でセーヴル
条約が結ばれ、アナトリア半島以外の領地を
ほとんど失いました。戦後になりますが、
1922年にオスマン帝国も崩壊しました。

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クリミア半島の状況

1917年、ロシア帝国が崩壊した後の混乱期、
クリミア半島は、短期的ですが、ドイツ帝国
クリミア半島を占領しました。

この時は、クリミア・タタール人の政府を作り
ました。

1918年にドイツ軍が撤退した後は、ロシアの
白軍の拠点となりました。敗北後はイスタン
ブールへ逃走しました。

1921年にはソビエト連邦の一部になり、
1930年代にタタール人、ギリシア人などは
土地を奪われ、コルホーズが作られました。

・・・・・・・

日本とロシアの関係

 

この時期の日本のロシアとの関係としては、シ
ベリア出兵があります。

捕虜になってシベリアに抑留されているチェコ
スロバキア軍の保護という名目で、連合国側が
シベリアの出兵を計画し、アメリカが出兵を決
定しました。

その経過から日本もシベリアへの出兵を決定し
ました。1918年の夏に連合国側はウラジオス
トックへ上陸したのですが、この年の秋に
ドイツが停戦協定を結んで、目的が無くなり、
他の国の軍は早く撤退しまし。日本軍が撤退
したの1922年です。


終わりまでお読みいただき、
ありがとうございました。

 

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ウクライナ情勢 3月28日~4月29日 建物占拠とにせ住民投票

ウクライナ情勢 3月28日~4月29日 建物占拠とにせ住民投票

 

こんにちは

 
 

ウクライナ東部の紛争をめぐる報道記事を以下

に並べています。これといった知識も関心も

ない地域でしたが、ウクライナの選挙があの

超大国は気に入らないのだ、といった軽い気

分でニュースを追っていました。

 
 
 

それが、マレーシア航空の旅客機がミサイル

に撃墜され、夏休みの子供たちがたくさん犠

牲になりました。しかもミサイルを発射した

ことを誰も名乗りません。この事故は衝撃的

でした。

 
 
 

ミサイルを発射したことを認めることはあり

えない、根が深そう、陰気くさそう、という

気分になり、軍事大国についてのニュースに

注意してきました。

 
 

一つ紛争を起こすと幅広い分野が犠牲になる

ようです。そして飛び火もするようです。東

シナ海、南シナ海へも影響しています。問題

を起こす力を見せられても困ったものです。

 
 
 

このブログはこの紛争のニュースから中国警戒

のニュース集めへとつながっています。

 

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ウクライナ大統領選、ティモシェンコ元首相が出馬表明
ロイター 3月28日(金)6時33分配信


キエフ 27日 ロイター] -

 

ウクライナティモシェンコ元首相は27日、5月25日に実施される次期大統領選への出馬を表明した。

 

ティモシェンコ氏は会見で、強い軍部隊を構築するとしたほか、ロシアからクリミアを取り戻すことを望むと述べた。

同氏はヤヌコビッチ政権下で職権乱用罪で収監されたが、政権崩壊を受け2月に出獄していた。

 
 

ウクライナ大統領選では、ティモシェンコ氏のほか、ヤヌコビッチ政権への抗議デモで中心的な役割を果たしたビタリ・クリチコ氏なども出馬を表明している。

 

  (ヤフーニュース 国際 ヨーロッパからです)

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獄中、裁判の時の記事と写真があります

 
 

職権乱用罪で収監されている刑務所で、「暴行を受けた」として腹部の傷を見せるウクライナティモシェンコ前首相。

 
AFP通信によると、ウクライナの記者がインターネット上に2012年4月27日掲載したもので、撮影日は25日。
 
ウクライナ議会の人権委員を通じ欧州連合(EU)の外交官らにも送られた。
 

背中の痛みを訴える前首相は、毒殺を恐れウクライナの医師による治療を拒否。国外での入院を求めている。

 
 

前首相は、20日夜に病院に強制搬送された際に刑務所側から「腹を殴られた」と主張。

 

暴行を否定する刑務所側に抗議するため、22日に刑務所に戻った後もハンガーストライキを続けている(2012年04月25日) 【AFP=時事】

 
 

時事ドットコム 写真特集 ティモシェンコウクライナ元首相 写真特集からです)

 
 

よかったら以下から覗いてみてください
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_int&p=tmo972-jlp12491436

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ウクライナ・地図・ウクライナ2.PNG

 
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ウクライナ大統領選 決選、有力 ティモシェンコ氏 ポロシェンコ氏

産経新聞 4月2日(水)7時55分配信


 ■連邦制導入議論は選挙後か

 

 【モスクワ=遠藤良介】

 

ウクライナで5月25日に予定される大統領選の立候補者が出そろった。

 

同国の西部や中部を基盤とする親欧米派のポロシェンコ議員(48)とティモシェンコ元首相(53)が決選投票に進む展開が有力視されている。

 

主要候補ウクライナ危機の収束に不可欠だとロシアが主張する連邦制の導入について目立った発言をしておらず、

政体変更に関する議論は選挙前には困難だとの見方が出ている。

 
 

大統領選には、他に東部基盤の親露派からハリコフ州前知事のドプキン氏(44)とチギプコ元副首相(54)が出馬。過激民族主義勢力「右派セクター」を率いるヤロシュ氏も立候補を届け出た。

 

ボクシングの前世界王者で第二与党を率いるクリチコ党首(42)は3月29日、ポロシェンコ氏支持にまわり、大統領選と同日に行われる首都キエフの市長選に出ることを明らかにした。

 
 

 最近の世論調査によると、主要政治家の支持率はポロシェンコ氏が25%、クリチコ氏が9%、ティモシェンコ氏が8%-などとなっている。

 

 ポロシェンコ氏は大手製菓企業やテレビ局を保有する国内7位の富豪。親露派の前政権で経済発展貿易相も務めたが、昨年秋以降は反政権デモ支持姿勢を鮮明にした。

 

堅実な政治手腕が好感されているのに加え、実業家として東部工業地帯と良好な関係を築くことが期待されている。

 
 

 2004年の「オレンジ革命」を指導したティモシェンコ氏は有権者の目に新味を欠き、前政権時代の獄中経験も支持率向上につながっていない。

 

 対露姿勢では、ティモシェンコ氏がプーチン露大統領を「第1の敵」と名指しするなど最強硬だ。

 

ポロシェンコ氏も東部の権限強化につながる連邦制の導入には否定的とみられており、現時点では親露派のドプキン氏も「国家の一体性」を重視すると述べている。

 
 

 31日付の露有力経済紙、ベドモスチは「連邦制に関するウクライナ政治家の真剣な議論は選挙後にのみ可能だろう」とする露専門家の見解を伝えた。

 

  (ヤフー二ュース 国際 ヨーロッパ からです)

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「美人検事総長」関連の問い合わせ殺到、ロシア検察が苦言

 

2014年4月2日(水) 12時43分掲載

 
 

【AFP=時事】

 
 

ロシアの検察当局は1日、同国が編入したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島の検事総長に任命され、その美しい容姿がインターネット上で話題になっている女性司法官についての問い合わせが殺到していることに苦言を呈した。

 
(AFP=時事)

ネットで話題集める

ねとらぼ(3月25日)
The Voice of Russia(3月23日) 

 
(ヤフーニュース IT・科学からです)

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美人すぎると話題のクリミア検事総長 
日本のネットユーザーがいつもどおり萌えイラスト化
→海外でニュースに 
ねとらぼ 3月25日(火)11時5分配信
 
 

ロシアと欧米の間で緊迫した状況が続いているクリミア共和国。 
ロシアへの編入が騒がれている中で、検察のトップである検事総長の就任した 
ナタリア・ポクロンスカヤさんが「美人すぎる」として注目を浴びています。 

30代とは思えないほど若々しい無邪気な笑顔と強い意思を感じさせる声で 
日本人男性のハートを鷲掴み!  

3次元女性のかわいいさ判定に厳しいネットユーザーたちをもメロメロにしています。
 

【拡大画像や他の画像:pixivに多数のイラストが投稿】 

情報が広まるにつれ、イラストが得意なネットユーザーたちが 
ポクロンスカヤさんを描いた作品をネット上に次々に公開。 

この展開を海外メディアがニュースとして紹介し、 
2次元キャラ化された彼女の姿が世界中に広まっているようです。 


 国内最大級のイラスト投稿サイト「pixiv」で公開されているIKさんの 
イラストはBBCニュースに取り上げられたこともあり、 
さまざまな地域からコメントが投稿されています。 

ポクロンスカヤさん本人はこの状況に少し困惑しているようですが、 
あくまで仕事の成果で評価されたいとクールに受け止めているようです。 

(ヤフーニュース IT・科学からです) 

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今回の美人は写真でご確認できます。「美人過ぎる検事総長」 
などで検索すると詳しくご対面ができるでしょう。

 
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 ウクライナ東部で庁舎占拠の解除めぐり交渉、50人以上が退去

ロイター 4月9日(水)16時23分配信

 
 

[ルガンスク(ウクライナ) 9日 ロイター]

 

 ウクライナ保安庁(SBU)によると、東部ルガンスクで親ロシア派デモ隊が占拠していた保安当局の庁舎をめぐり、当局がデモ隊と交渉を行い、この結果50人以上が庁舎を立ち退いた。

 
 

SBUは8日、6日に同庁舎を占拠したデモ隊が爆発物を仕掛け、60人の人質を取ったと明らかにしていたが、デモ隊はこれを否定していた。

 

首都キエフのSBUは、当局とデモ隊の交渉は8日夜に行われ、その後、51人が同庁舎を立ち退いたとしたが、これがデモ隊なのか人質なのかは明らかではない。

 

インタファクス・ウクライナ通信は、56人が庁舎を立ち去り、当局とデモ隊との交渉が続いていると報じた。

 

ウクライナ東部ではルガンスクのほかの複数の都市でも、独立の是非を問う住民投票の実施を求めるデモ隊が政府庁舎などを占拠する事態となっている。

 

主要都市ドネツクでは、デモ隊が当局の庁舎を占拠し続けている。ハルキウではウクライナ当局がデモ隊を強制排除した。

 

  (ヤフーニュース 国際からです)

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ウクライナ>東部混乱にロシアの影…親露政権への布石?
毎日新聞 4月10日(木)22時22分配信
 
<ウクライナ>東部混乱にロシアの影…親露政権への布石?

【モスクワ田中洋之】親ロシア派が州庁舎を占拠するなど混乱が拡大するウクライナ東部ドネツクなどで、ロシアの影がちらついている。実際の関与は不明だが、5月25日に予定するウクライナ大統領選で北大西洋条約機構NATO)加盟につながる親欧米政権の成立を阻止したい考えで、同国を不安定化させる意図がうかがわれる。 

【ドネツク市当局ナンバー2にインタビュー】強制排除なら「犠牲は避けられない」 

 親ロシア派勢力がウクライナ東部で行政庁舎を占拠し、「人民共和国」の創設や住民投票の実施を決めた経緯は、南部クリミア半島のロシア編入の発端と類似している。米国やウクライナは「ロシアの工作員や特殊部隊が関与している」と指摘し、非難を強めているが、実態は明らかでない。ロシアにとって「クリミアの再現」を想起させることは、国境地帯への軍展開とともにウクライナへの圧力となっている。 

 ただ、ロシア系住民が6割を占めるクリミアと異なり、ハリコフなど東部3州ではロシア系が2~3割台でウクライナ系の方が多い。ロシア語の公用語化や自治権拡大につながる連邦制導入を求めても、ロシアへの編入希望はクリミアほど強くないのが実情だ。ロシア政界要人からも法的根拠が不明な「人民共和国」やウクライナ東部のロシア編入を積極的に支持する声は上がっていない。 

 ロシアはウクライナ東部の混乱を、ウクライナ新政権が国内を統治できていないことの表れで、「ロシアが求める連邦制に基づく憲法改正なしに国を安定させることはできない」(外務省)と主張。連邦制となればロシアと関係の深い東部・南部の州を介してウクライナへの影響力を保持できるとみており、混乱に乗じてロシアに望ましい政治体制を迫る狙いがあるとみられる。 

 また、ハリコフなどの「人民共和国」は5月11日までに共和国の地位に関する住民投票を計画している。これが実施された場合、続く大統領選の意義や正統性が問われる可能性が出ている。プーチン政権がウクライナ国内で影響力を確保し、大統領選を揺さぶる動きを今後強めることが予想される。 

(ヤフーニュース 国際からです) 

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ロシアの「女スパイ」拘束=ウクライナ南東部でデモ扇動
 
時事通信 4月10日(木)5時51分配信
 
 

 【モスクワ時事】治安機関のウクライナ保安局(SBU)は9日、親ロシア派デモが続く南東部の情勢悪化工作に関与したとして、ロシア人の女を8日拘束したと発表した。

 
拳銃を所持していたとされ、地元メディアは「ロシアの女スパイ」と大きく伝えた。
 
 

 SBUなどによると、拘束されたのはロシアから来たマリア・コレダ容疑者(22)。

 
クリミア半島に隣接する南部ヘルソン州に4日到着し、5日から親ロシア派活動家と接触を持った。
 

武器を提供したほか、デモ隊を東部ドネツクに送り込み、8日に本国の「上司」に報告したという。

 
 

  (ヤフーニュース 国際からです)

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ウクライナ国境付近に約4万人のロシア兵士が集結=NATO事務総長 
ロイター 4月10日(木)19時32分配信
 
 
プラハ 10日 ロイター] 
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北大西洋条約機構NATO)のラスムセン事務総長は、 ウクライナ国境付近に約4万人のロシア兵が集結していると指摘、 ロシアが対話を望むなら、まず軍を撤収すべきだとの認識を示した。 訪問先のチェコで会見した。 

事務総長は、ロシアがさらに軍事行動をとれば、 重大な結果と深刻な経済制裁を招くと述べた。 

(ヤフーニュース 国際 ヨーロッパからです) 

 

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ウクライナ>政権側と州知事ら庁舎占拠巡り協議…ドネツク
毎日新聞 4月11日(金)21時34分配信

 【ドネツクウクライナ東部)真野森作】親露派活動家による州庁舎の占拠が続くウクライナ東部ドネツク市で11日、事態打開のため現地入りしたヤツェニュク首相ら新政権側と 東部の州知事、市長らの緊急会議が開かれた。
 
地方首長らは親露派が要求する州の権限強化に関する住民投票を受け入れる妥協案を提示し、首相も考慮する姿勢を示した。
 
11日午前を期限に強制排除も辞さない構えを見せていた政権側は、 交渉継続も視野にぎりぎりの調整を続けている。
 
 ドネツクの州庁舎内外には11日も大勢の親露派活動家や住民が集まっている。治安部隊による強制排除が行われた場合、大規模な衝突が予想される。
 
 
5月25日に大統領選を控える中、政権側には多数の犠牲者を伴う強制排除は、ロシアに介入の口実を与えかねないとの危機感がある。
 
 タルタ・ドネツク州知事は「最大の課題は貧困だ」と強調。 新政権が当初、東部や南部でロシア語を地域の公用語とする法律の廃止を試みたことにも言及し、「我々には二つの言葉が必要だ」と訴えた。
 
また、ルキヤンチェンコ・ドネツク市長は大統領選と同時の住民投票実施を提案した。
 
 
 ヤツェニュク首相は「地方の住民投票に関する法律を議会で可決する必要がある」と言及。大統領職を含む国家機関の権限を整理するため、大統領選までに憲法を改正する必要があるとも述べた。また、国内におけるロシア語の地位を守ることも約束した。
 
  (ヤフー二ュース 国際 ヨーロッパ からです) 
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警官隊と銃撃戦=ドネツク州の武装集団―ウクライナ「ロシアの攻撃」 
時事通信 4月13日(日)6時49分配信


ドネツクウクライナ東部)時事】


ウクライナ暫定政権のアワコフ内相は12日夜、親ロシア派のデモが続く東部3州の一つドネツク州のクラマトルスクで、警察署の占拠を試みる武装グループと警官隊の銃撃戦が起きたと明らかにした。

 

武装グループが使用したカラシニコフ自動小銃AK100は、ロシア軍しか保有しない型式だと指摘し、「ロシアの攻撃」とみなしていると述べた。  [ 記事全文 ]


ウクライナ東部で行政機関に銃撃 内相「ロシアの攻撃」朝日新聞デジタル3時24分

デモ鎮圧なら4者会合中止=ロシア外相、米に警告時事通信9時36分

<ウクライナ隣国>モルドバ大統領、EU加盟目標を維持写真毎日新聞9時20分

警官隊と銃撃戦=ドネツク州の武装集団―ウクライナ「ロシアの攻撃」時事通信6時49分


ウクライナ東部で行政機関に銃撃 内相「ロシアの攻撃」
朝日新聞デジタル3時24分

対テロ作戦視野に対処を=ウクライナ大統領選有力候補時事通信0時27分

政府批判に「ウラー」の雄たけび ウクライナ東部ルポ写真朝日新聞デジタル0時19分

反ロシア派が「人間の鎖」=小競り合いも―ウクライナ東部時事通信12日(土)23時34分

<ロシア>ウクライナ4者会合、合意を否定毎日新聞12日(土)23時34分

トルコ外相、周辺国への飛び火警戒 ウクライナ情勢受け写真朝日新聞デジタル12日(土)23時9分

ロシアにデモ支援中止要求=電話会談でウクライナ外相時事通信12日(土)22時21分

デモ隊1000人、庁舎占拠=ウクライナ東部時事通信12日(土)21時21分

<ウクライナ情勢>周辺国が露政権幹部制裁に同調毎日新聞12日(土)19時22分

武装グループ、警察署占拠=市庁舎にデモ隊1000人―ウクライナ東部時事通信12日(土)18時18分


(以下はヤフーニュース 国際 ヨーロッパからです)

 

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ウクライナ東部警察施設占拠、3都市に拡大 銃撃戦も

産経新聞 4月13日(日)11時0分配信

 

 【モスクワ=佐々木正明】


ウクライナ東部で拡大した武装勢力の警察施設占拠をめぐり、ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は12日、

国家安全保障国防会議を招集し、対策を協議した。 [ 記事全文 ]

 
 


ウクライナ東部混乱拡大 親露派、警察の武器奪う
写真産経新聞7時55分

<ウクライナ>親露派の占拠、小都市にも拡大写真毎日新聞12日(土)23時40分


ウクライナ暫定首相、ドネツク訪問 住民投票前向き 東部懐柔
産経新聞12日(土)7時55分

国境に露軍4万人ズラリ産経新聞12日(土)7時55分

ロシア、ウクライナ領土のさらなる編入望まず=外相写真ロイター12日(土)1時5分

<ウクライナ>政権側と州知事ら庁舎占拠巡り協議…ドネツク毎日新聞11日(金)21時34分

ほとんど何のなじみも無い遠いところの
ことなのですが、不気味ですね。

「風雲急を告げる」というような表現では
終わらないような不気味さを感じます。
 
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親ロ派、ウクライナのコンスタンチノフカで警察署と市庁舎占拠

ロイター 4月29日(火)2時7分配信


[コンスタンチノフカ(ウクライナ) 28日 ロイター] -


ウクライナ東部ドネツク州のコンスタンチノフカで28日、親ロシア派武装勢力が警察署と市庁舎を占拠した。コンスタンチノフカは、親ロシア派勢力が行政庁舎などの占拠を続けているスラビャンスククラマトルスクなどに近い。

現地入りしているロイターの記者によると、約20人の武装勢力が警察署と市庁舎を制圧。市庁舎の前に古タイヤや砂袋などでバリケードを築いている。

ドネツク州のスズダリエフ報道官は、親ロシア派は、他の都市と同様にコンスタンチノフカでも住民投票の実施と連邦制導入を主張するとの見方を示した。

ドネツクでは親ロシア派が「ドネツク人民共和国」の創設を宣言。コンスタンチノフカで市庁舎などを占拠した武装勢力の1人は、ウクライナ南東部は『ノボロシア』(新ロシア)だ」とし、「ドネツク人民共和国は一時的なもので、ノボロシア共和国として独立するか、ロシア連邦の一部となる」と述べた。 

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こんにちは。

話題の美人たち1の女スパイの写真がどこかに
ないかと思って彷徨っているうちに出当たったのが、

少し前の「美しすぎるスパイ」といわれた
アンナ・チャップマンさんの話題です。

よかったらお読み下さい。


スノーデン氏にあのロシアの美人スパイが求婚 

2013年 7月 05日 14:57 JST

By LUKAS I. ALPERT AND ALEXANDER KOLYANDR 


【モスクワ】米政府の個人情報監視活動を暴露した国家安全保障局NSA)の
元契約職員エドワード・スノーデン容疑者(30)は、どこに住むかについて

選択肢は限られているかもしれないが、誰と結婚するかについては
唐突に複数の選択肢を持ったようだ。

[image] 
Associated Press アンナ・チャップマンさん
image
Glenn Greenwald/Laura Poitras/Courtesy of The Guardian/Handout via Reuters 
エドワード・スノーデン

2010年に米国で逮捕されたロシアの有名女性スパイ、アンナ・チャップマンさん(31)は
スノーデン氏に対する愛を告白した。美人スパイと騒がれたチャップマンさんは
ツイッターで、「スノーデンさん、私と結婚してくれませんか」とつぶやいた。

チャップマンさんはその後、「NSAよ、私たちの子供の面倒をみてもらえるだろうか」と問いかけた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、真剣なのかどうかを
電子メールで問い合わせたところ、チャップマンさんは「想像に任せたい」と回答した。

反政府活動家マリア・バラノバ氏もその数時間後、同様の申し出を行った。
バラノバ氏もツイッターで、「私だってスノーデン氏に愛情とパスポートを提供する。

エドワード、結婚して!」と告白した。同氏はその後、100%真剣とは
言えなかったかもしれないとWSJに伝えた。

スノーデン氏は6月23日に香港からモスクワのシェレメチェボ空港に到着。
その後、同空港の乗り継ぎエリアで立ち往生している。

米当局は同月21日までに、スノーデン氏をスパイ行為などの罪で刑事訴追していた。

スノーデン氏は婚約者と、NSAの契約会社である米防衛関連コンサルティング企業
ブーズ・アレン・ハミルトンでの年収20万ドル(約2000万円)の職を残して米国から逃亡し、

NSAの監視プログラムの詳細を記者に漏えいした。

チャップマンさんは2010年にロシアの他の9人のスパイと供に米国から追放された。
その後はロシアでちょっとしたセレブとして扱われ、

広報担当者の話によるとモデルなどの仕事をしている。
ごく最近ではチャップマンさんは「Secrets of the World」(世界の秘密)
というロシアのテレビ番組の司会を務めている。

この番組を放送しているREN-TVは、彼女の求婚の数時間後に、
フェイスブックページで「特ダネ」の告知付きで、

「シェレメチェボ空港でのアンナ・チャップマンによるスノーデン氏追跡」
番組を放映すると公約した。しかし、リンクは、チャップマンさんの番組の

ユーチューブを使った宣伝広告につながっていた。
この広告では彼女は暗い廊下でマスクを付けた複数の男性を抑えつけている。

  (ウオール・ストリート・ジャーナル ライフからです)
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美人スパイの素顔 写真特集

時事ドットコムの中に写真特集があります

(写真特集へは以下からどうぞ)
http://www.jiji.com/jc/d4?d=d4_beauty&p=spy100-jlp12326402


終わりまでお読みいただき、ありがとうございました。

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今話題の美人たち1 ユーリア・ティモシェンコ ウクライナ元首相

今話題の美人たち 1

ユーリア・ティモシェンコ元首相

 
 
 
 

ウクライナ紛争のページの最初の記事が元首相の

ユーリア・ティモシェンコですね。そこで話題の

美人たちを掲載しました。

 

ティモシェンコは首相のときはメディアに「美し

過ぎる首相」と呼ばれました。首相になったのは

2005年と2007年の2回です。

 
 
 
ユーリア・ティモシェンコ
 
ウクライナ・美人・ティモシェンコ.PNG
 
1960年生まれ。
 
 
◇◇◇
 
このブログのウクライナ情勢の記事では最初の記
事になっているのですが、そこには大統領選挙に
候補するとあります。この選挙ではポロシェン
コ氏に敗れました。
 
ユーリア・ティモチェンコの髪型は特徴があり、
彼女のマークのように日本で知られているのです
が、ウクライナの伝統的なスタイルのようです。
 
三つ編みをして頭を回して、ピンのようなもので
止めるだけということです。
 
 
 
ウクライナ・美人・ティモシェンコ8・.PNG
 
 
2004年の大統領選挙では選挙の投票に不正があっ
たという抗議が起こり、国を二分する対立が発生
して、再度の投票が行われまし。西欧とロシアの
間にあり、ウクライナは何かと西欧型かロシア型
で対立が起きています。
 
2004年の時は「オレンジ革命」と言われる抗議の
政治運動となりました。この結果、2005年には大
統領になったユシチェンコに首相代行に指名され
ました。
 
西側メディアはティモシェンコを「オレンジ革命
ジャンヌダルク」と表現しました。
 
しかし、2006年には連立与党が成立してヤヌコビ
ッチが首相になり、ティモシェンコは敗れて首相
の座を降りました。
 
 
ウクライナ・美人・ティモシェンコ6PNG.PNG
 
 
◇◇◇
 
2007年の議会選挙で議席を伸ばし、ティモシェン
コが再度首相に就任しました。2010年の大統領選
挙に立候補しましたが2位となり、投票の不正を
裁判所へ提訴しました。
 
 
この時期、ウクライナは選挙の不正、汚職、でっ
ち上げ裁判など、混沌とした状態でした。社会全
体が混沌としている状態とも言えます。
 
 
2011年には、ティモシェンコは日本からの温室効
果ガス取引の日本からのお金を流用したとして最
検察庁に起訴され、裁判では禁固7年の刑とな
りました。
 
 
ヤヌコビッチが大統領の間2010年~2014年は政
争の標的にされたようです。2012年には刑務所
内で暴行を受けて骨折しました。51才の時だ
ったそうです。
 
 
傷跡を見せるティモシェンコ
ウクライナ・美人・ティモシェンコ2.PNG
 
 
13年に病気治療を理由に釈放され、メルケル
相の協力でドイツで治療しました。回復して、
最初の記事のように、大統領選挙に立候補しま
した。
 
不安定な社会状況の中では陰謀策略がめぐらさ
れ、政治家は命がけですね。ティモシェンコ
も影の部分があるとも言われています。
 
超大国が陸続きで隣となるとなると社会全体が
緊張の連続でしょう。どう収まるのか想像がで
きません。
 
 
明治神宮を参拝
 
ウクライナ・美人・ティモシェンコ4.PNG
 
 
ファンアートの一つ
 
ウクライナ・美人・ティモシェンコ・5PNG.PNG
 
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超大国動静注目ティモシェンコ氏 ヤヌコビッチ大統領の最大の政敵 ウクライナ
産経ニュース 2014.2.23 00:04
 
 
ヤヌコビッチ大統領の求心力低下に伴い、動静が注目されるユリヤ・ティモシェンコ元首相は現在もウクライナ最大野党「祖国」の有力者で、ヤヌコビッチ氏の最大の政敵の一人だ。
 
 
 ティモシェンコ氏はエネルギー会社社長を経て1996年にウクライナ最高会議(議会)議員に当選。同国に親欧米政権を誕生させた2004年の「オレンジ革命」でユシチェンコ元首相を支持し、共に街頭行動を指揮して国民の間で高い人気を得た。
 
 
 その後大統領となったユシチェンコ氏の下で首相を務めたが、経済政策で同大統領と対立し05年9月に解任された。その後首相に復帰したものの、10年の大統領選では僅差でヤヌコビッチ氏に敗れ、再び首相を解任された。
 
 
 11年には、首相時代にロシアとの天然ガス輸入取引で不当に高い価格でのガス購入に合意し、国庫に損害を与えた罪などで禁錮7年の実刑判決を言い渡され、収監された。
裁判を、親露派とされるヤヌコビッチ氏による政敵排除の動きと見ていた欧米諸国は判決に強く反発した。
 
 
 ウクライナ欧州連合(EU)への統合路線を取っていたため、EUは加盟に向けた交渉で、ヤヌコビッチ政権に対しティモシェンコ氏の釈放を要求。
同氏が病気治療の名目で釈放される可能性が高まったが、その後政権がロシアからの金融支援を受ける方針に転換し、釈放も見送られた。ヤヌコビッチ氏は政敵のティモシェンコ氏を釈放したくない考えだったとも報じられている。(黒川信雄)
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ウクライナ大統領選、ティモシェンコ元首相が出馬表明 
World| 2014年 03月 28日 06:30 JST   
 
 [キエフ 27日 ロイター] -ウクライナティモシェンコ元首相は27日、5月25日に実施される次期大統領選への出馬を表明した。ティモシェンコ氏は会見で、強い軍部隊を構築するとしたほか、ロシアからクリミアを取り戻すことを望むと述べた。
 
同氏はヤヌコビッチ政権下で職権乱用罪で収監されたが、政権崩壊を受け2月に出獄していた。
 
ウクライナ大統領選では、ティモシェンコ氏のほか、ヤヌコビッチ政権への抗議デモで中心的な役割を果たしたビタリ・クリチコ氏なども出馬を表明している。
 
 
ウクライナ・テモシェンコ・大統領出馬.PNG
 

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ウクライナと周辺地図
 
ウクライナ・地図・国土.PNG
 
ウクライナの人口 約4,500万人
人口構成 ウクライナ人78%、ロシア人17%、モルドバ人、
 
首都キエフの人口 約290万人 
 
 
ウクライナ・キエフ・ドニエプル川2.PNG
 
ペチェルスカ修道院とドニエプル川
 
2004年の大統領選挙でヤヌコビッチ(2010年~2014年の大統領)陣営が不正な選挙があったとしてユシチェンコ(2005年~2010年の大統領)が主張し、国を東西に分けた抗議活動になりました。ティモシェンコはこの抗議活動に活躍し、国民の人気を得ました。
抗議の結果、大統領選挙は再投票になり、ユシチェンコが大統領に選ばれました。ティモシェンコは首相代行に指名されました。
 
 
 
終わりまでお読みいただき、ありがとうございました

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ウクライナ情勢 5月6日~5月19日 東部で住民投票、欧米は経済制裁を決定

ロシア系住民は領土復活への足掛り 5月6日 

ナショナルジオグラフィック式日本語サイト 5月6日(火)15時10分配信
 


 プーチン大統領は今月テレビ放映された質疑応答で、「新しいロシア」を意味する「ノボロシア(Novorossiya)」という言葉を口にした。

5時間に及ぶ放送の中では一瞬のことだったが、18世紀末にエカテリーナ2世オスマン帝国から勝ち取ったウクライナ南部と東部を指すこの呼称が、ロシア人たちの間でよみがえりつつある。

 プーチン大統領は現在のウクライナハルキウ、ルハンシク、ドネツク、ヘルソン、ニコラエフ、オデッサに言及し、「帝政ロシア時代にノボロシアと呼ばれていた地域は、かつてウクライナの一部ではなかったことを思い出してほしい」と発言。

「ロシアはこれらの領土を種々の理由により失ったが、人々はそこに留まっている」。

 現在ウクライナの南部は農業、東部は工業の中心地となっている。この帯状の地域はかつてオスマン帝国が支配していたが、約2世紀前の征服時にノボロシアと呼ばれた場所であり、今もロシア語が広く話されている。

 プーチン大統領旧ソ連諸国に興味を示したのはこれが初めてではない。2005年には1991年のソ連崩壊を「世紀の地政学的大惨事」と評し、「何千万人もの同胞や同国人がロシア領土から閉め出される」という憂慮すべき結果に至ったと述べている。

 それから10年近くが経過した今、プーチン大統領は先人たちの地理的失策と自身が捉える決断を覆したくてたまらないようだ。

 国境が絶え間なく変化したロシア帝国とその後のソビエト連邦、混乱の中でのソ連崩壊により、ロシア人のアイデンティティは曖昧な概念となっている。

民族間の結婚が広く受け入れられるようになると、ロシア人とそうでない人との区別がさらに複雑化した。

◆ロシア系住民とは?

 ロシア系住民としての要件に関する見方は一様でないため、プーチン大統領旧ソ連の奥地に住む「同胞や同国人」と呼ぶ人々の推定人口にはばらつきがある。

 米国外交政策評議会(American Foreign Policy Council)の上級研究員スティーブン・ブランク(Stephen Blank)氏は、「まず第一に、ウクライナでは何が“ロシア系住民”を意味するのか?」と問う。

「この件に関してロシア人はいいかげんな態度を取ってきた。単にロシア語話者を指す場合もあるが、祖父母にロシアでの居住経験があり、母語がロシア語であればロシア国籍を得られるとする新法も成立した」。

「そうなれば私だってロシア国民だ。ニューヨーク市に抑圧されたロシア系ユダヤ人を救出するためにブライトン・ビーチに侵攻することだってできるだろう」とブランク氏は辛辣なユーモアを交えて続ける。

 ブランク氏が言及する新たなロシア国籍法はa fast track to Russian citizenship、居住権の取得にあたってロシア語力の証明を義務づける新法と共に先週施行されたばかりだ。

 先月併合されたクリミアでは、すでにロシア系住民たちがロシアの一員として迎え入れられている。

◆変化する国境

 ウクライナが「昔から多民族国家であった」という事実が問題をさらに複雑にしていると話すのは、カリフォルニア大学バークレー校で旧共産主義国を専門とする政治学教授M・スティーブン・フィッシュ(M. Steven Fish)氏。

「我々が知る現在の独立国家としてのウクライナソ連崩壊後の現象であって、あらゆる旧ソ連諸国についても同じことが言える。

こういった国々は何世紀もの間、より大きな帝国の一部を成していた」と同氏は話す。

 帝国や国境が絶えず変化した結果、多数のロシア人がウクライナに限らず多くの旧ソ連諸国に居住しており、さまざまな要因が絡み合って現在に至っているとブランク氏は説明する。

「幾多の大規模な人口移動が何百年にもわたって繰り返されてきた」。

◆痛みを伴う分裂

 ソ連崩壊から20年以上が経過したが、今も多くの人々が分裂の影響を受け続けている。

ソ連崩壊時には約2500万人ものロシア系住民が突如として民族離散を余儀なくされ、2003年までに約800万人がロシアに再吸収された。

 ロシア系住民が多い旧ソ連諸国のうち、クリミアやウクライナ東部が陥っているような大混乱に直面する可能性のある国はあるだろうか? 

モスクワ在住の歴史学者アレクセイ・ミレル(Alexei Miller)氏は、ロシア系住民が地図上のどこにいるのかという点だけでなく、さらなる危機に巻き込まれることがロシア政府にとって利益かどうかにかかっていると話す。

 また、同氏は「プーチンウクライナでやっていることはロシア人を助けるためではない。

戦略地政学的動機が背景にある」と述べ、ロシアの動機は民主主義のためと称して石油産出国で戦争を始めたアメリカのものとそう変わらないと付け加えた。

Eve Conant for National Geographic News

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

 おっとり話を作成しているうちに、こういったことが少し
 分かるようになりました。
 
 「ノボロシア」と言われた時期は18世紀です。
 意味は「新ロシア」ということです。
 
 地域はクリミア半島の北側の黒海沿岸地域です。
 クリミアハーンの領地とその西と思います。

 記事は、おっとり話3に当たります。

何事にも積極的なエカテリーナ2世には、ポチョムキンという
 実質夫、つまり愛人がいました。このポチョムキン
 「ノボロシア計画」を実施していたわけです。
 
 ロシア帝国は「ポチョムキン」という名の戦艦を1905年に
 完成させたのですが、1917年に水平が革命の反乱を
 起こし、有名になりました。

 そこで、後に「戦艦ポチョムキン」という映画が作られました。

 プーチンさんから「ノボロシア」という言葉が出たということは、
 なんとも分かりませんが、計画性があるということかもしれません。

 それとも、積極的で元気な美人スパイを送り込んで
 いるのかもしれません。この辺りの文を信用しないで下さい。


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ロシアとクリミア結ぶ橋建設、中国企業が受注へ 

読売新聞 5月6日(火)14時6分配信
 
【モスクワ=緒方賢一

ロシア紙コメルサントは5日、ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ橋の建設を中国企業が受注すると報じた。

 今月後半に予定されるプーチン大統領の中国訪問に合わせて覚書が結ばれるという。ロシア編入後のクリミアに外資が参入する初の大規模公共事業となる。

 橋は黒海アゾフ海をつなぐケルチ海峡(最も狭い部分で幅4・5キロ・メートル)にかけるもので、総工費は最大30億ドル(約3060億円)を見込む。

ロシア南部クラスノダール地方とクリミアの間を車と列車で往来できるようにする。中国の国営企業が建設を請け負い、費用は中国の民間投資ファンドが融資する。

橋だけとするか橋に海底トンネルを組み合わせるか検討中だ。
 

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ウクライナ>親露派、住民投票決行 「延期」従わず
毎日新聞 5月8日(木)22時24分配信 

 【モスクワ真野森作、ブリュッセル斎藤義彦】
ウクライナドネツク、ルガンスクの東部2州の親ロシア派住民は8日、今月11日に「独立」などを問う住民投票を計画通り実施すると決定した。

ロシアのプーチン大統領が7日、延期を呼びかけたのを受け対応を協議したが、投票を強行する。

欧米は結果が操作され、一方的に独立が宣言されてウクライナが事実上、東西に分断されると憂慮し、中止を要求している。

 欧米は25日に予定される大統領選が東部で実施されなければ経済制裁を行うと警告している。

住民投票を経た後は大統領選の東部2州での選挙実施は困難とみられ、欧米とロシアの厳しい対立に結びつく可能性がある。

 欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は8日、住民投票について「正当性、合法性もなく、だれも結果を認めない」と批判、中止を要求した。

バーンズ米国務副長官は背後にいるロシアが「危険で無責任な道を歩んでいる」と非難した。

 EUは、個人だけでなく企業も含め約20の個人・組織の追加制裁リストを準備中で、住民投票の翌12日の外相会議で資産凍結や渡航禁止など追加制裁を決める可能性もある。

 ロシア外務省は8日、ウクライナ暫定政府が親露派の強制排除をやめず、親露派との対話を拒否するなら大統領選は「無意味」と述べた。

一方、ウクライナ暫定政権のパルビー国家安全保障会議書記は8日、「対テロ作戦を続行する」と述べ、親露派武装集団の排除を続ける考えを示し、親露派との対話を拒否している。

 ロシアは8日、ロシア西部などで弾道ミサイル発射や戦略爆撃機による大規模な軍事訓練を実施した。北大西洋条約機構NATO)によれば、プーチン大統領が主張したウクライナ国境沿いのロシア軍撤退は確認できず、欧米の反発が高まっている。

 ロシア大統領府は8日、プーチン大統領が6月6日にフランスで予定されている第二次大戦のノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に出席する、と発表した。

式典にはオバマ米大統領やメルケル独首相も参加する予定で、ウクライナ危機以降、初めてプーチン氏が西側首脳と会う機会となる。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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プーチン大統領がクリミア訪問 戦勝式典

CNN.co.jp 5月10日(土)9時33分配信

 


クリミア・セバストポリ(CNN)
ロシアのプーチン大統領は9日、ウクライナ南部のクリミア半島を訪問し、
第2次世界大戦の戦勝式典に出席した。

プーチン大統領クリミア半島を訪問するのはロシアが3月に同地を
編入して以降、初めて。

プーチン氏は海路でセバストポリの軍港に到着し、毎年ナチス・ドイツの
打倒を記念して行われる軍事パレードを視察した。

また同港で軍人らに向け演説を行い、セバストポリの軍港としての
長い歴史に敬意を表するとともに、2014年はクリミアの人々が
ロシアに戻ることを決意した年として記憶されるだろう、と述べた。

またプーチン大統領は、クリミア半島訪問に先立ち、モスクワの
赤の広場で行われた恒例の軍事パレードにも出席した。

軍事力を誇示する旧ソ連式のパレードでは、戦車やロケット発射装置の
ほかに大陸間弾道ミサイルも披露され、会場に集まった数万人の
人々がロシアの国旗を振りながら喝采を送った。

一方、親ロシア派勢力が週末に独立の是非を問う住民投票の実施を
予定するウクライナ東部では緊張が高まっている。

ウクライナ東部ドネツィク州の保健局は、同州の都市マリウポリで9日、
親ロシア派勢力とウクライナ政府軍が衝突し、少なくとも7人が死亡、

39人が負傷したと発表したが、ウクライナ暫定政権の
アルセン・アワコフ内相は、交流サイト「フェイスブック」上の

公式ページで、親ロシア派は約20人が死亡、4人が逮捕され、
一方の政府軍は1人が死亡、5人が負傷したと伝えた。

(ヤフーニュース 国際総合からです)


色々なところに影響しそうですね。思いつきですが挙げてみます。

ウクライナの大統領選挙の投票日は5月25日です。
   無事に投票が行われるのか。誰が大統領になるのか。

クリミア半島のロシア人以外の民族はどうなるのか。
黒海周辺、バルカン半島の国への影響

◇アジアを含むロシア周辺の国々への影響

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独立賛成の「圧倒的多数」確実 ウクライナ東部住民投票 5月12日
朝日新聞デジタル 5月12日(月)9時25分配信

 ウクライナ東部2州で親ロシア派が実施した住民投票で、ドネツク州の同派幹部は12日未明、州の事実上の独立について「開票率2・4%の段階で投票者の96・78%が賛成した」と述べた。

「最終的な賛成率は90%前後」と語る幹部もおり、親ロシア派が「圧倒的多数が賛成した」と主張するのは確実だ。

 最初の開票結果は「『ドネツク人民共和国』幹部会共同代表」を名乗るボリス・リトビノフ氏がロシアのイタル・タス通信などに語った。

同州の開票は1527カ所の投票所ごとに行われており、12日未明までに有権者の多いドネツク市内の1投票所の開票が終了したという。
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ウクライナドネツク 9割が「独立」選択 住民投票

毎日新聞 5月12日(月)11時21分配信


 ◇ルガンスク州も「独立支持が多数」確実に

 【ドネツクウクライナ東部)真野森作】ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州の親ロシア派勢力が強行した事実上の独立の是非を問う住民投票は、11日夜(日本時間12日未明)締め切られた。

ドネツク州の「中央選管」は即日開票の結果として、賛成票が89.07%に達したと発表した。ルガンスク州投票率約81%で、独立支持が多数を占めるのは確実な状況。

ウクライナ暫定政権や欧米は投票の正当性を否定しており、親露派が一方的に独立を宣言すれば情勢の一層の混乱は避けられない。

 親露派で構成する「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長は11日深夜に記者会見し、反対票10.19%▽無効票0.74%▽投票率74.87%--との開票結果を発表。「これが最終で公式の結果」と述べた。

 リャギン氏は「住民は自分たちの意思が国際法規で尊重されることを求めている。我々は自決権を要求する」と述べ、ウクライナの暫定政権を認めず、分離独立する方針を改めて主張。

今月25日予定のウクライナ大統領選についても「ドネツクでは行われない」と明言した。

 ウクライナ大統領選の実施を情勢打開の必須条件とみる欧米は、東部情勢の混乱で大統領選が阻害された場合、親露派の後ろ盾とみるロシアに対し、経済制裁を発動する構えだ。

 投票を「違法」とみなす暫定政権側は11日もドネツク州内で武装勢力に対する軍事作戦を継続。州北西部クラスノアルメイスクでは銃撃戦が発生し、2人が死亡、2人が負傷したほか、投票が予定時間前に切り上げられたと伝えられている。

 ロシアのプーチン大統領は両州における公式結果発表を受けて、ロシア側の見解を明らかにする見通し。ペスコフ大統領報道官が12日付の露紙コメルサント(電子版)に語った。

プーチン氏は親露派と暫定政権の対話開始を促す立場から、住民投票の延期を求めていたが、両州の親露派が要請を聞き入れず強行した形になっていた。
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ウクライナ>外国人記者あぜん…早い住民投票「開票結果」

毎日新聞 5月12日(月)11時30分配信

 


 ◇海外からの選挙監視団なく、公正性担保に疑問の声

ドネツクウクライナ東部)真野森作】
銃を持つ「警備員」が配置された投票所、透明な投票箱に折りたたまれずに投げ込まれた投票用紙、締め切り直後に発表された「開票結果」--。

ウクライナ東部ドネツク州とルガンスク州で11日に強行された住民投票では、ウクライナからの事実上の独立に賛成する票が多数を占める一方、満足な有権者名簿さえ用意されていない中でのずさんな「選挙」の実態が明らかになった。

【大統領の屋敷】ウクライナ これがヤヌコビッチ氏「御殿」…豪邸ルポ


 「ウラー(万歳)!」。親露派勢力が自称する「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長が11日午後11時半(日本時間12日午前4時半)、州庁舎内で賛成票が89.07%に達したとする開票結果を発表すると、会場に詰めかけた活動家たちが歓喜の雄たけびを上げた。

発表時間も投票締め切りからわずか1時間半後という早さだった。

 リャギン氏は賛成票の割合に続き、反対10.19%、無効0.74%と読み上げた。当初は最終投票率のみ発表するとされていた中での突然の発表に、会見に出席していた約50人の外国人記者たちの間にはあぜんとした空気が漂った。

 ドネツク州の有権者数は320万人超とされるのに異様な早さで結果が確定した点について問われると、リャギン氏は「反対票が少なく、開票作業が速やかに完了した」と強弁してみせた。

 今回の住民投票を巡っては、海外からの選挙監視団が不在のため、当初から公正性の担保に疑問があった。

現場でも不自然な点が数多く、欧米メディアからは批判が集中した。

親露派は批判を意識し、「記者たちに過程を公開する」と事前説明していたが、11日夜に記者がドネツク市内の投票所2カ所を訪れたが、共に門前払いされた。

開票作業の公開は一部のみに限られた模様だ。

 また、ドイツ公共放送ARDは11日、投票日前に「独立賛成」と記入された数千枚に上る投票用紙を箱に入れ持ち運んでいた複数の男性が、暫定政権側に拘束された映像を放映。

「独立に反対する住民の多くは、(親露派の)茶番劇を嫌って自宅に残った」との見方を報じた。

 結果発表の記者会見でも、投票の様子を取材した記者から「1人が複数回、投票した事例があった」と問われたが、リャギン氏は「身分証明書で確認している」と言下に否定。

いくつかの投票所が締め切り時間の午後10時より前に閉鎖された事実については、「安全確保が第一のため、そうした措置がとられた」と釈明した。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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<EU>ロシアの企業・団体も追加制裁対象に  5月12日

毎日新聞 5月12日(月)22時54分配信


 【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)は12日、ロシアへの追加制裁について、個人だけでなく、企業・団体にも資産凍結と渡航禁止を実施できるよう法整備したうえ、2企業、13個人の制裁リストを承認した。

制裁はロシアによるウクライナクリミア半島編入に対するものだが、25日の大統領選が東部でも実施されるようロシアに圧力をかける狙いがある。

 追加制裁はクリミア半島編入を巡り利益を得たり、資産を移動したりした企業や個人を標的にした。企業名や個人名は12日中にも、公表する。

2企業はクリミア半島編入後にロシアに買収されたエネルギー関連企業。個人はクリミアやロシアの政権関係者など。

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ウクライナ東部の住民投票、民意を尊重=ロシア大統領府 5月12日

ロイター 5月12日(月)17時52分配信

 

[モスクワ 12日 ロイター]
- ロシア大統領府は12日、ウクライナ東部のドネツク・ルガンスク両州で行われた自治権拡大の是非を問う住民投票の結果を尊重すると表明した。

その上で、平和的に住民投票の結果を実行すべきとした。  

両州の親ロシア派は、圧倒的多数の住民が自治権の拡大を支持したと表明。ただ、ウクライナ暫定政権は住民投票に法的有効性はないと主張している。

ロシア大統領府は「ドネツク・ルガンスク両州の民意を尊重する。暴力を繰り返すことなく、対話を通じて、洗練された方法で住民投票の結果が実際的に実行されることを期待する」と表明。

「投票を妨害しようとする行為があったものの、投票率は高かった」とし「民間人に対する重火器の使用など、武力行使を非難する」と表明した。

一部の親ロシア派は、今回の住民投票の結果について、最終的にはロシアへの編入につながると解釈しているが、ロシア政府は両州を編入する意向はないとしている。

大統領府の声明では、具体的な行動計画は示されていない。
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ドネツク人民共和国」編入の検討を、指導者がロシアに要請 5月13日

ロイター 5月13日(火)1時34分配信

 


ドネツクウクライナ) 12日 ロイター] - ウクライナ東部のドネツクで、親ロシア派勢力の指導者を名乗るデニス・プシリン氏は12日、前日実施された地域の独立を問う住民投票の結果を受け、ロシアに対し同地域の編入を検討するよう訴えた。

親ロシア派の選挙管理委員会代表は11日、住民投票で89%が賛成票を投じたと明らかにしている。

プシリン氏は「住民の意思、および歴史的正義の保全に基づき、ロシア連邦に対し『ドネツク人民共和国』のロシア連邦への編入を検討するよう要請する」と述べた。

同氏は「ドネツクの住民は常にロシアの一部だった。ロシアの歴史はわれわれの歴史でもある」としている。

ウクライナ首相府はプシリン氏の発言に対し、現時点で何も対応することはないとしている。

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ウクライナドネツク州親露派、露に編入求める 5月13日 

毎日新聞 5月13日(火)0時37分配信


 【ドネツクウクライナ東部)真野森作、ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ東部2州で11日に実施された住民投票の結果を受け、ドネツク州の親露派指導者プシリン氏は12日、州が「主権国家になった」と宣言し、「ロシアへの編入」の検討をロシア政府に求めた。

ルガンスク州の「中央選管」も同日、「9割の住民が賛成票を投じた」と発表し、州の親露派指導者らは今後、国連と国際社会に「国家承認」を求めていく考えを示した。

 ロシア大統領府は投票結果を「尊重する」としながら、2州の独立支持や編入には言及せず、親露派と暫定政権による「対話」を呼びかけた。

だが、住民投票で双方の亀裂は深まり、ウクライナ大統領選(今月25日)の東部での実施が危ぶまれている。

 ルガンスク州の親露派選管は、賛成票96.2%▽反対票3.8%▽投票率約81%--との結果を発表した。

同州の親露派指導者は、今後改めて「ロシアへの編入」の是非を問う住民投票を実施する可能性に言及した。

ドネツク、ルガンスク両州ともに親露派は大統領選をボイコットするという。

 暫定政権は「違法な住民投票の実施は犯罪でしかない」と反発した。欧州諸国も、「透明性はなく、信用性はゼロだ」(ヘイグ英外相)などと批判した。

 インタファクス通信などによると、ロシア大統領報道部は12日、「住民の意思表示を歓迎する」という声明を出し、「結果を平和的に実現する必要がある」と指摘した。

一方、欧州連合(EU)は12日、外相会議を開き、ロシアへの追加制裁の実施で合意し、新たに2企業と個人13人を対象に入れた。

また、米露、EU、ウクライナ暫定政権による「4者協議」の再開を呼びかけた。

 (ヤフーニュース 国際総合からです)

 
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ウクライナ>追加制裁に住民投票実施の幹部や露軍司令官も

毎日新聞 5月13日(火)12時4分配信


 【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)は12日、ウクライナを巡り同日、外相会議で合意した対露追加制裁リストを公表した。

ロシアのウォロージン大統領府第1副長官らプーチン政権幹部のほか、全欧安保協力機構(OSCE)の監視員を人質に取ったウクライナ東部スラビャンスクの親露派「市長」、ポノマリョフ氏ら計13人を挙げた。

またロシアに編入されたウクライナ南部・クリミア半島のエネルギー関連企業で、ロシア側に接収された2社も対象にした。

 リストでは、「クリミア編入を統括した」としてウォロージン氏を、その際に部隊を展開したとしてロシア軍のシャマノフ空挺部隊司令官を挙げた。

また、東部ドネツク、ルガンスク両州で住民投票を実施した「選管」の幹部も含めた。クリミアのポクロンスカヤ検事長も「ロシアの編入に加担した」として対象に入った。

 ロシア外務省は12日、声明で「反ロシアの制裁は、ウクライナ問題を解決するEUの意思に疑念を抱かせる」と批判した。
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EU、クリミアの「美人検事総長」を制裁対象に
2014年05月15日 10:45 発信地:モスクワ/ロシア

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 EU、クリミアの「美人検事総長」を制裁対象に

×クリミア(Crimea)半島シンフェロポリ(Simferopol)で記者会見するナタリア・ポクロンスカヤ(Natalya Poklonskaya)検事総長(2014年3月11日撮影)。(c)AFP/MAX VETROV

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【5月15日 AFP】
欧州連合
EU)は12日、ウクライナ情勢をめぐる対ロシア制裁の対象に、美人だとしてインターネット上で話題になったクリミア(Crimea)のナタリア・ポクロンスカヤ(Natalya Poklonskaya検事総長(34)を含む13人を加えた。


EUが発表した追加制裁対象にはこの他、バチェスラフ・ボロジン(Vyacheslav Volodin)露大統領府第1副長官、クリミアに部隊を展開したロシア軍空挺(くうてい)部隊のウラジーミル・シャマノフ(Vladimir Shamanov)司令官、

親露派が掌握しているウクライナ東部スラビャンスクSlavyansk)の市長を自称するバチェスラフ・ポノマリョフ(Vyacheslav Ponomaryov)氏、11日に独立の是非を問う住民投票を強行したウクライナ東部ドネツクDonetsk)州のロマン・リャギン(Roman Lyagin)中央選管委員長などが含まれている。


このうち、ロシアのクリミア半島編入宣言後に抜擢されたポクロンスカヤ検事総長は、容姿が世界のネットユーザーの間で話題となり、日本の美少女キャラクター風の似顔絵がネット上で拡散されるなど人気を博した。

同氏は今月、ウラジーミル・プーチンVladimir Putin
)露大統領から正式にクリミア検事総長に指名されている。(c)AFP

(AFP BBニュース 政治からです
  http://www.afpbb.com/articles/-/3014966

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ロシア周辺でEUに加盟している国

 1-ロシアと国境を接している国
   フィンランドエストニアラトビア
 2-近い国
   リトアニアルーマニアブルガリア

ロシア周辺でEUに加盟していない国

 1-ベラルーシウクライナモルドバ
 2-(バルカン半島
    マケドニアアルバニアモンテネグロセルビア 
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上記以外にポーランドチェコスロバキア
ハンガリー、などもEUに加盟しており、

最近では、スロベニアクロアチアもEUに加盟しました。

ロシアはどこか不快、とか不安なんでしょうかね。
もしそうだとしたら、ウクライナの選挙なんか
不愉快でしょうね。

 
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ウクライナで人権侵害深刻化=親ロシア派が誘拐や脅迫―国連

時事通信 5月16日(金)20時15分配信


 【ジュネーブ時事】

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は16日、ウクライナに関する報告書を発表し、同国東部で親ロシア派による誘拐や拘束などが相次ぎ、人権侵害が深刻化していると懸念を表明した。

ロシアが編入したクリミア半島での少数先住民族の人権問題にも憂慮を示した。

 報告は4月に続き2回目。親ロシア派武装勢力が事実上支配するウクライナ東部ドネツクスラビャンスクなどで、報道関係者や親ロシア派と対立する政治家の拘束や脅迫、殺害が相次いでいると懸念。

現在も「少なくとも17人が拘束されているが、実際の人数はもっと多い可能性がある」と指摘した。

 一方で「対テロ作戦」を展開中のウクライナ軍も親ロシア派の失踪に関与したとの情報があると報告。暫定政権による親ロシア派に対する嫌悪キャンペーンは「危機を制御不可能な事態にエスカレートさせる恐れがある」と警告した。
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ウクライナ>親露派の組織化進む 大統領選妨害も
毎日新聞 5月16日(金)19時21分配信


 【モスクワ真野森作】ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州で「人民共和国」の独立を宣言した親ロシア派勢力が、独自の「議会」を発足させるなど組織化を急いでいる。

25日のウクライナ大統領選を前に選挙妨害の動きもあり、「テロリスト」と非難する暫定政権側との対立が深まっている。

 現地からの報道によると、ドネツクの親露派は14日に「立法機関」として150人から成る「最高会議」を結成し、翌15日に指導者のプシリン氏を「議長」に選出した。

地元記者の話では、こうした過程で穏健派幹部らが排除され、強硬路線へ突き進んでいる模様だ。

 また、武装集団は「安全保障会議」が統括すると決め、これまでも軍事面を率いてきたイーゴリ・ストレルコフ氏が「国防相兼安全保障会議書記」に就任した。

暫定政権側は同氏について、ロシア軍の情報機関・参謀本部情報総局(GRU)に所属する大佐との見方を示している。

 ドネツクでは15日に一部の地区選管事務所が親露派に襲撃され、書類や事務機器が運び出された。

ルガンスクでも地区選管から選挙人名簿が強奪される事件が発生するなど、大統領選に向けて緊張が高まっている。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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タタール追放70年で集会=高まる反ロ感情―クリミア 5月19日

時事通信 5月19日(月)7時12分配信


 【モスクワ時事】
ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島では18日、第2次大戦時の1944年5月に行われたソ連独裁者スターリンによる少数先住民族タタール人追放から70年を迎え、タタール系住民が集会を開いた。

 タタール系住民はナチス・ドイツの「スパイ」のぬれぎぬを着せられ、約20万人が中央アジアなどに追放され、飢餓などで多数の死者が出た。

タタール系住民は3月の住民投票を棄権するなどロシア編入に反対したが、こうした感情は歴史問題に起因する。

 集会は、追放を「ジェノサイド(集団虐殺)」とみなすタタール系住民が毎年行っているが、今年は反ロシア・デモに発展するのを恐れる当局が初めて禁止。

ただ、中心都市シンフェロポリなどには数百人が集結し、警官隊とにらみ合った。

 ロシアはタタール系住民の懐柔を図る一方で、当局に批判的なタタール系指導者ムスタファ・ジェミレフ氏には4月、5年間の「入国禁止」処分を通告した。

プーチン政権による抑圧は追放の歴史と重なり、反ロシア感情が高まっている。

  (ヤフーニュース国際総合からです)


  終わりまでお読みいただき、ありがとうございました

 
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今話題の美人たち 2  ナタリア・ポクロンスカヤ

今話題の美人たち 2

ナタリア・ポクロンスカヤ

 

1960年生まれ
◇◇◇   ◇◇◇
今回の美人の名前はナタリア・ポクロンスカヤ、
クリミアがロシアに併合される前はウクライナ
検察庁の検事でした。
併合したクリミアをロシアがどうのように統治す
るのか国際的に関心が高い時に、クリミアの検事
総長となったポクロンスカヤが現れて、記者会見
があり、その動画が世界中に配信されたというこ
とです。
記者会見をするナタリア・ポクロンスカヤ
ウクライナ・美人・ナタリア・検事総長2・.PNG
その美貌に日本ではファンアート層が注目すると
ころとなって萌えキャラの美人検事総長が生まれ
た模様です。
これが短い期間に広まり大騒ぎとなりました。少
々異常な盛り上がりを海外のメディアも取り上げ
たりして、美人アニメキャラはますます広まり
ました。
日本からロシアへも伝わり、ロシアでもポクロン
スカヤは美人検事総長と認められ、取材が殺到す
る事態になりました。
ウクライナ・美人・ナタリア・検事総長1.PNG
現実は、何人かの検事が総長の地位を辞退し、身
の危険もあるということで、美人検事総長も自動
小銃に守られての仕事のようです。
ロシアのクリミア併合を認めないEUはポクロンス
カヤを制裁の対象にしました。軍が武力で占領し
た領地を統治する重要地位と見ているのでしょう。
ウクライナ・美人・ナタリア・検事総長4・.PNG
娘さんがいて娘さんから日本の動きを知っている
ようです。結局、日本のイラスト民が好き勝手に
描ける題材を見つけて、競ったりもして楽しんで
いるということですね。
ウクライナ・美人・ナタリア・検事総長.PNG
日本のイラスト民の立場からすると、怖い怖いと
言われる検察庁のトップを題材にかわいいを表現
できて、仲間との話題も豊富になり、ああ楽しい。
海外でも流行ってきて、ああ面白、よかった、よ
かったということでしょう。
いいことですね。何の害もありません。こういう
のは美人効果とでもいうのでしょうか。

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ブログ内の関連する報道記事

ご覧になる場合は配信日を参考にしてください

「美人検事総長」関連の問い合わせ殺到、ロシア検察が苦言 
2014年4月2日(水) 12時43分掲載
ウクライナ>追加制裁に住民投票実施の幹部や露軍司令官

毎日新聞 5月13日(火)12時4分配信

美人すぎると話題のクリミア検事総長 
日本のネットユーザーがいつもどおり萌えイラスト化
→海外でニュースに 
ねとらぼ 3月25日(火)11時5分配信
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露国営通信「日本のスターになった」

(左)英BBCの記事。漫画風のイラストも引用されている。(右)露VORの記事。こちらはトップがイラスト
左)英BBCの記事。漫画風のイラストも引用されている。(右)露VORの記事。こちらはトップがイラスト

ロシアの国営通信社「イタル・タス通信」は2014年3月19日(現地時間)、こんな見出しで、日本におけるポクロンスカヤ検事総長の人気を報じた。

   日本では検事総長就任会見の模様がYouTubeに公開されたことをきっかけに、少女らしさを残したポクロンスカヤ検事総長のルックスに惚れ込む人が続出。

3月14日ごろからイラスト投稿サイトなどに彼女をモチーフにしたアニメ・漫画調のファンアートが投稿される「祭り」が起こった。

   イタル・タス通信では日本国内でのこうした動きを伝え、「彼女の大きな瞳、うりざね顔、そして髪型は日本のアニメの美の基準を満たしている」と、その人気の理由を分析している。やはり国営メディアの「ロシアの声(VOR)」ウェブ版も、日本人ユーザーによる幼めの美少女風に描かれたポクロンスカヤ検事総長のイラストを掲載、2ちゃんねるの書き込みも引用しながら、日本人の熱狂ぶりを驚きとともに伝えた。

   ロシアでの報道を受け、英BBCも20日、この話題を紹介した。「クリミア半島での事態を注視している日本の人々は、どうやらこの新検事総長に魅了されたようだ」との書き出しで始まるこの記事でも、日本国内でポクロンスカヤ検事総長の会見動画が30万回にわたり再生されたことに触れた(22日現在、再生回数は50万回に達している)。そして、動画には日本語の字幕などなかったのにもかかわらず、人気が出たことに驚きを示している。

J-CASTニュース

「萌え化」クリミアの美人検事総長 日本で大騒ぎに英BBCもびっくり

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ナタリア・ポクロンスカヤ検事総長、日本で萌えキャラ化されて困惑【クリミア情勢】

投稿日: 

クリミアのナタリア・ポクロンスカヤ検事総長が、日本で美少女キャラクターとして描かれて人気になっていることに困惑している。「私には全く関係ありません。仕事の成果を評価してください」と話していると、ロシアのメディア企業「コムソモリスカヤ・プラウダ」が3月22日に報じた。

——日本でアニメキャラとしてスターになっていることをどう思いますか?

「私には全く関係ありません。私は仕事の成果で評価されたいし、そうなるように努力したいです。正直に言うと、私をアニメのキャラクターのように描いたイラストなどは、今まで見ていませんでした。今日になって、ジャーナリストから写真を見せられたんです。私の娘はネット上で何が起こっているのかを知っていて『お母さんはヒーローだったんだ』と言っていました」

(コムソモリスカヤ・プラウダナタリア・ポクロンスカヤ氏:アニメのヒロインとなったことを娘から聞いたが、仕事で評価されたい」2014/03/22 00:48)

また同サイトの3月23日の記事によると、ポクロンスカヤ氏を名乗るツイッターアカウントについても「私はやっていません」と否定。別人による、なりすましだった模様だ。

34歳のポクロンスカヤ氏は、クリミア自治共和国検事総長として3月6日に就任したばかり。その就任会見の模様がYoutubeアップされたことで、その美貌に注目が集まった。24日現在で120万再生を超えているほどだ。

日本の画像投稿サイト「Pixiv」でアニメキャラ風の似顔絵が多数投稿されたことで、アメリカのブルームバーグ、イギリスのBBC、ドイツのビルトなど世界各国のメディアが「クリミアの検事総長、日本でアニメキャラに」などと次々に報道した。これを受けて、ロシアでもポクロンスカヤ氏への取材が殺到しているという。


ナタリア・ポクロンスカヤ検事総長、日本で萌えキャラ化されて困惑【クリミア情勢】

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終りまでお読みいただき、ありがとうございました

ウクライナ大統領選挙 5月17日~5月23日 東部は戦闘、中露が接近

ウクライナ大統領選>ポロシェンコ氏の過半数が焦点 5月17日

毎日新聞 5月17日(土)21時34分配信

 

 【ウィーン坂口裕彦】
25日実施予定のウクライナ大統領選は、親欧米派の富豪、ポロシェンコ最高会議(国会)議員(48)が、ティモシェンコ元首相(53)ら他の候補を大きく引き離す展開のまま、残り1週間となった。

最大の焦点は、ポロシェンコ氏が過半数を得票し、第1回投票で当選を確実にするかだ。親ロシア派の武装集団が州庁舎などを占拠する東部では、公正な選挙実施への懸念が高まっている。

 ロイター通信によると、キエフ国際社会学研究所が4月29日から今月11日まで2022人を対象に実施した世論調査で、同氏を支持すると答えた人は54.7%だった。

有名菓子メーカーを築き上げた経営手腕への期待や、元ボクシング世界王者で政党「ウダル」のクリチコ党首の支援も追い風に独走している。

最大のライバルと見られるティモシェンコ氏は9.6%と伸び悩み、ティギプコ元中央銀行総裁(54)が6.7%で続く。

 ただし、ポロシェンコ氏の支持率が40%台だったり、ティギプコ氏が2位に食い込んだりする調査もある。

過半数を得る候補がいない場合、6月15日に決選投票が行われる。

 大統領選の成否は、治安が悪化する東部地域での投票結果にもかかっている。

親ロシア派による選挙管理委員会の事務所襲撃が相次ぎ、全欧安保協力機構(OSCE)の監視団も、ウクライナ軍と親ロシア派武装勢力が衝突している地域入りを断念した。

地元メディアによると、ポロシェンコ氏は16日、陣営関係者がドネツク州内で襲われて重傷を負ったと明らかにした。

 国連のピレイ人権高等弁務官は16日の声明で「緊張緩和と秩序回復には、国際基準に基づいた自由で、公正な大統領選の実施が重要だ」と警告した。

しかし、ドネツク、ルガンスク両州で「投票に絶対行く」「たぶん行く」を合わせた回答の合計が約4割にとどまるとの世論調査結果もあり、予断を許さない状況だ。
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ウクライナの人権状況悪化…国連調査委が警告

読売新聞 5月17日(土)9時16分配信


 【ジュネーブ=石黒穣】ウクライナの人権状況を監視している国連調査団は16日、報告書を公表し、東部で親ロシア派による暴力行為の頻発により、人権状況が著しく悪化していると警告した。

 報告書は、ロシアに編入されたクリミアでタタール系住民の人権が守られていないことにも懸念を示した。ナバネセム・ピレイ国連人権高等弁務官は16日、報告書を受けて声明を出し、ウクライナの国家分断を回避するため、ロシアに「武装集団に対する影響力」の行使を求めた。

 (ヤフーニュース 国際総合からです)

 

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親ロ派が「納税」要求=炭鉱主は拒否―ウクライナ東部

時事通信 5月17日(土)5時43分配信

 
【モスクワ時事】
11日の住民投票で「独立国」になったと主張するウクライナ東部の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」は16日、ドネツク州の炭田の経営権を握る大富豪アフメトフ氏に「納税」を要求した。現地メディアが伝えた。

 人民共和国の幹部は声明で「公務員や年金生活者に(給与や年金を)支払う必要がある」と主張。アフメトフ氏に人民共和国への忠誠を求めるとともに納税を迫っている。

 これに対し、アフメトフ氏の企業グループ広報は声明を出し「ウクライナ国内法のみに基づき企業活動を行っている」と反論。

エスカレートする人民共和国の要求には従わない姿勢を鮮明にした。アフメトフ氏は住民投票に理解を示していた。
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ウクライナ東部、親露派が大統領選妨害を活発化 5月18日

読売新聞 5月18日(日)18時12分配信

 
ドネツクウクライナ東部)=上杉洋司】ウクライナ東部ドネツクで、「独立」を一方的に宣言した親ロシア派武装集団が、投票まで1週間に迫った25日のウクライナ大統領選を妨害する動きを活発化させている。

 武装集団は大統領選を断固拒否する構えで、選挙戦は事実上行われていない。

ウクライナの中央選挙管理委員会は「このままでは大統領選が行えない」と危機感を募らせている。

 ドネツク市内の地方行政庁舎に設置された選管事務所は17日、ひっそりと静まりかえっていた。

わずか3日前には立会人になるための市民が長い列を作っていた。ドアには「ドネツク人民共和国」のステッカー。

「共和国の警備隊」を名乗る男性は、「ここは2日前に閉鎖した。選挙に必要な書類も押収した。大統領選は行わせない」と話した。

今後、市内にある他の事務所も閉鎖するという。
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ウクライナ>暫定政権側と親露派が戦闘 東部
毎日新聞 5月18日(日)22時29分配信


 【ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ東部のスラビャンスクで18日、暫定政権側と親露派側との戦闘があり、複数の死者が出ている模様だ。またドネツク近郊でも暫定政権軍が急襲され、一部撤収を余儀なくされたという。

 親露派は、暫定政権側が拠点を急襲したため反撃し、暫定政権側に7人の死者が出たと主張している。その一方、暫定政権側は、親露派が攻撃してきたため反撃、親露派が1人死亡したとしており、情報は錯綜(さくそう)している。

 親露派は14日、暫定政権側が検問所を明け渡さない場合、攻撃を開始すると最後通告を出していた。暫定政権側は25日の大統領選を実施するため「対テロ作戦」を続けるとしている。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

 
 

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<中露>「戦勝70年」合同で記念行事…プーチン氏表明 5月19日 


毎日新聞
 5月19日(月)20時34分配信 


 【モスクワ田中洋之】
ロシアのプーチン大統領は20日からの中国訪問を前に中国主要メディアのインタビューに応じた。

露大統領府が19日に公表した会見内容によると、大統領は「(中露が)第二次大戦の結果の見直しは容認できないとの立場で一致している」と述べ、来年の大戦終結70周年に合同で記念行事を開く考えを示した。

20日に上海で行われる習近平・中国国家主席との首脳会談で合意し、共同声明に盛り込まれる見通し。

大統領は日本について直接の言及を避けたが、中国側は「対日戦勝70年」にちなんだ中露連携を日本へのけん制材料に使うことが予想される。

 プーチン大統領は、歴史見直しの試みが「非常に危険な結果をもたらす」と強調。ウクライナで極右・民族主義勢力が台頭し混乱が広がっているのはその表れだと指摘した。

ロシアは北方領土について「第二次大戦の結果、ロシア領になった」と主張し、日本の返還要求を認めない立場を取っている。

 中露は大戦終結65周年の2010年9月、当時のメドベージェフ大統領と胡錦濤国家主席が会談し「歴史の歪曲(わいきょく)を非難する」との共同声明を発表。

メドベージェフ氏は同年11月にソ連・ロシアの国家元首として初めて北方領土国後島を訪問し、日露関係が悪化した。

一方、プーチン大統領北方領土問題の解決に前向きな姿勢を示しており、70周年に向けた対応が注目される。

 70周年記念行事を巡っては、習主席が2月にロシア・ソチでプーチン大統領と会談した際、合同での開催を呼びかけていた。
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クリミア制裁下の蜜月強調=20日にロシア大統領訪中

時事通信 5月19日(月)14時32分配信


 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は20、21の両日、アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)首脳会議に合わせて中国・上海を公式訪問し、習近平国家主席と会談する。大統領が独立国家共同体(CIS)以外の主要国を訪問するのは、3月のウクライナ南部クリミア半島編入後初めて。

 主要8カ国(G8)の今年の議長国だったロシアは、ウクライナ問題をめぐって日米など先進7カ国(G7)の外交・経済制裁にさらされており、友好国・中国との「蜜月」をアピールすることで、G7に揺さぶりを掛けたい考えだ。

 一方、中国はロシアの接近を歓迎。長年懸案の天然ガスや武器の輸入交渉でロシアの譲歩を狙う。

2015年の第2次世界大戦の「対ファシスト戦勝利」70周年に向けた協力で一致した場合、沖縄県尖閣諸島問題を含む対日外交のカードに利用される可能性が高い。

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ウクライナ>炭鉱労働者ら 20日に東部で親露派への抗議

毎日新聞 5月20日(火)19時32分配信


 【ブリュッセル斎藤義彦】
ウクライナ東部ドネツク州で20日、炭鉱・鉄鋼労働者らが親ロシア派への抗議と、25日の大統領選を支持する運動を始める。炭鉱・鉄鋼企業を持つ富豪アフメトフ氏が19日に呼びかけた。

労働者らはストライキなどで親露派への抗議の意思を示す。ドネツクで最も影響力があるとされるアフメトフ氏が事実上の暫定政権支持に回ったことで、東部での大統領選実施に展望が出てきた。

 アフメトフ氏の関連企業では約30万人が働いている。今年2月の政変まではヤヌコビッチ前大統領を支持し、暫定政権とは距離を置いていた。

 アフメトフ氏は親露派武装勢力を「暴徒」「略奪者」などと呼び、銀行などを襲撃した点を批判。

親露派による官庁占拠でドネツク州など地域が「殺された」と非難し、「銃やマスクにNO」を呼びかけた。

同氏の企業の労働者は今月中旬、ドネツク州南部マリウポリで親露派を排除し、町の秩序を取り戻している。
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ロシア軍、国境10キロから撤収か=ウクライナ警備隊 5月20日

時事通信 5月20日(火)21時6分配信


 【モスクワ時事】
ウクライナ国境警備隊高官は20日、ロシア軍部隊が両国国境10キロ以内から姿を消したことを明らかにした。プーチン大統領の19日の命令を受け、撤収を本格化した可能性がある。ウクライナのメディアが伝えた。

 この高官によると、ロシア軍は一時、国境から数百メートルの近さまで迫っていたという。一方、ウクライナ外務省報道官は20日、撤収はまだ確認していないと説明した。

 ロシア軍は3月から国境付近に数万人の部隊を集結。ウクライナ東部で親ロシア派が武装蜂起する中で、ロシア軍が介入するのではないかとの懸念が高まっていた。

 プーチン大統領は19日、ショイグ国防相に対し、国境付近で軍事演習を行っていたロシア軍部隊の撤収を命令。国防省は20日の声明で、部隊が命令を受け取ったと明らかにしていた。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)


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クリミヤ半島や黒海のことを何も知らないので
ちょっとだけ、見てみようかと思って

やはりちょっとだけ、注目していたのですが、
余分なことを想像するようにまでなってしまいました。

こういう記事を見ると、ちょっと前だとロシアでは、
何人かはシベリアへ行かされていたようなのだが、

今は21世紀だし、そんなこともないだろう、
ウクライナ国内かな、どうかなとか。

東シナ海では超大国の2国の皇帝2人が軍艦が揃って、
周辺の国々を見ているようだし、

何がどうなるのかな、という気分になりますね。

 
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ウクライナ国民対話を支持=親ロ派に参加呼び掛け―中ロ首脳 5月20日

時事通信 5月20日(火)17時53分配信


 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は20日、ウクライナの全政治勢力に対し、緊張緩和に向けた国民対話への参加を呼び掛けた。

上海で会談後に発表した共同声明に盛り込まれた。

 「国民対話」とは暫定政権主導で始まった「円卓会議」を指しているとみられ、中ロ両首脳が支持を明確にした形。同時に東部ドネツク州などで武装闘争を続ける親ロシア派に、対話のテーブルに着くよう迫った。

 共同声明は、ウクライナ危機に「深刻な懸念」を表明。衝突の拡大防止と暴力の自制、問題の平和的解決が必要だと訴えた。

また、ウクライナの全政治勢力に対し、憲法改正に向けて協調するよう求めた
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中露首脳会談、中国“援軍”プーチン氏を歓迎…孤立の中で「同盟」確認
 



 【上海=河崎真澄】

中国の習近平国家主席は20日、上海で行われた中露首脳会談に関し、ウクライナ問題をめぐって日米など先進7カ国(G7)の外交・経済制裁にさらされていたロシアのプーチン大統領が、G7に押し出される形で友好国の中国に改めて接近してきたとして、もろ手を挙げて歓迎している。


 東シナ海尖閣諸島沖縄県石垣市)をめぐる日本との対立や、南シナ海でのベトナムやフィリピンとの紛争、米国との摩擦で孤立化しつつある習政権にとっては、プーチン大統領の訪中は“援軍”と映った。


 2月に冬季五輪が行われたソチでの中露首脳会談で習主席が求めた「中露共闘体制」に、プーチン大統領は満額回答したといえる。


 中国はウクライナ問題でロシアに理解を示した見返りとして、「ドイツのファシズムと日本軍国主義に対する勝利70周年」の式典開催と「歴史改竄(かいざん)と戦後秩序の破壊に反対する」との文言を共同声明に盛り込むことに成功したとみられる。


 ロシアを味方に引き込むことで歴史問題と絡めて国際社会に「日本の非」を訴えて対日攻勢を強め、尖閣問題などで日本の譲歩を引き出したい思惑がある。

中国はウクライナ問題を奇貨として、エネルギーを含む経済関係拡大でロシアを引きつけ、安倍晋三政権が築こうとした日露関係の切り崩しに出た格好だ。


 21日に共同声明を採択する「アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)」首脳会議や、11月の北京「アジア太平洋経済協力会議(APEC)」首脳会議で、中国が今年、議長国として主導権を握る機会を得ていることも追い風といえる。

 上海沖の東シナ海で同日始まった中露海軍の合同軍事演習を2人の首脳がそろって視察する異例のパフォーマンスも行い、日米や周辺国を牽制(けんせい)。

首脳会談では軍事協力の強化も話し合われており、“同盟関係”を確認した形だ。
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中国、クリミアの橋建設に参加か


産経新聞
 5月20日(火)7時55分配信


 【モスクワ=佐々木正明】ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島と、ロシア側との間にあるケルチ海峡に橋を架ける計画について、ロシアではプーチン大統領の訪中を機に中国側と覚書を交わす可能性があるとの観測が出ている。

費用は12億~30億ドル(約1200億~3千億円)で、ウクライナ情勢でロシアと欧米の対立が深まる中、中露関係の強化を促進するとの報道もある。

ロシアの実効支配を強化する狙いに加え、係争地に第三国の企業を招くことで、クリミア半島情勢の正常化を困難にする思惑もうかがえる。

 露有力紙コメルサントなどによると、ロシア運輸省が合意にむけ準備を進めており、参加する中国側企業として、香港の投資会社「中国国際基金」や中国の建設大手「中国鉄建」の名前が挙がっている。

 ウクライナ情勢をめぐって欧米の対露制裁が発動される中、消息筋は同紙に対して「橋の建設に参加することで、中国がロシアの外交政策を支持することを示す」と指摘。

これを機にロシアの他の地域の主要プロジェクトでも中国企業の進出が強まる可能性があるとも報じている。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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ソチの冬季オリンピックで中ロの首脳が会談したようですね。
冬季オリンピックのすぐ後クリミア半島の侵攻となっていて、

中国は、ロシアとクリミア半島を結ぶ橋の建設を受注する
という動きになっています。

東シナ海では中ロの海軍が共同演習し、日本をけん制
する、という動きですね。

また、ソチのすぐ南はグルジア国境になるのですが、
グルジアの北端アブハジア自治共和国では、

ウクライナドネツクと同じような帰属問題が
発生しています。

ソチ冬季オリンピックは局地的紛争の開幕式
だった可能性があります。

こんなことは知らずに、ページ作成を始めたのですが、
今年も半分が過ぎたのですが、まだまだ何が起きるか

分からないという感じがします。

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中ロ、首脳視察下で軍事演習=アジア太平洋で存在感

時事通信5月20日(火)18時53分配信 


 【上海時事】
中国、ロシア両国海軍は20日、習近平国家主席プーチン大統領の視察の下、上海沖の東シナ海で軍事演習を開始した。

両首脳が同日午前の首脳会談に続き、演習開幕式にそろって登場したことで、国際社会に対して中ロの強固な結束を誇示し、アジア太平洋地域での存在感をアピールした。

 特に東シナ海南シナ海への海洋進出を本格化させる中国には、オバマ米大統領が4月のアジア歴訪などを通じ、アジア太平洋地域へのリバランス(再均衡)政策を推進していることを受け、米国が地域の主導権を握ることに対抗する狙いがある。
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中露首脳が上海で会談、経済協力強化へ

読売新聞 5月20日(火)14時2分配信


 【上海=五十嵐文、田村雄】中国の習近平(シージンピン)国家主席は20日午前、ロシアのプーチン大統領と上海で会談した。

 両首脳は会談後、ロシア産天然ガスの対中輸出など経済分野での協力について共同声明を発表する。

 プーチン氏は20、21日に開かれる中国主催の「アジア相互協力信頼醸成措置会議」に出席するため、20日未明に上海入りした。

習氏とプーチン氏は20日午後、中露両海軍が東シナ海北部の海上と空域で実施する合同軍事演習の開幕式にそろって出席し、安全保障分野でも連携を強化する姿勢を強調するとみられる。

 中国国防省などによると、合同軍事演習には「中国版イージス艦」とされる新型防空ミサイル駆逐艦鄭州」号など中国艦艇8隻、ロシア艦艇6隻などが参加する。
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中ロ首脳「歴史改ざんに反対」=戦勝70年へ対日共闘も―共同声明を発表
時事通信 5月20日(火)16時2分配信

 【上海時事】
中国の習近平国家主席は20日、上海を訪問したロシアのプーチン大統領と会談し、共同声明を発表した。

共同声明によると、両首脳は「ドイツのファシズムと日本軍国主義に対する勝利70周年」を迎える来年、記念式典を開催することを確認。

その上で「歴史の改ざんと戦後秩序の破壊に反対する」と明記した。

 靖国神社参拝や沖縄県尖閣諸島の問題をめぐり安倍晋三首相をけん制したい習主席が主導し、プーチン大統領との対日共闘を進めた形だ。

 また共同声明はウクライナ情勢に関してウクライナの全政治勢力に対し、緊張緩和に向け国民対話への参加を呼び掛けた。

 一方、首脳会談の大きな焦点は、10年以上も交渉しながら価格面で折り合わず、両国の懸案となっているロシアからの天然ガス供給契約。

ただ共同声明は「包括的な中ロのエネルギー協力を強化し、早期の供給開始に向け協力することで一致」という表現にとどまった。


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孤立化の中露首脳接近 露、ウクライナ情勢を契機に 5月21日
 

産経新聞 5月21日(水)7時55分配信


 【モスクワ=佐々木正明】
ロシアのプーチン大統領は、中露共同声明に「他国への内政干渉」や「一方的制裁」に反対するとの内容が盛り込まれたことで、一定の成功を収めた形だ。

クリミア併合や東部で混乱が続くウクライナ情勢を念頭に、欧米に対して中露の協調態勢を誇示する意義があるからだ。

外交面でのロシアの対中傾斜は今後、さらに深まる可能性が大きい。

 ウクライナの情勢が深刻化した今年2月以降、ロシアでは中国を特別視する動きが顕著になっていた。

プーチン大統領ウクライナ南部クリミア半島の併合を決めた3月の演説で、「歴史的、政治的全体像を考慮に入れた中国指導部の姿勢に感謝する」と強調した。

 欧米が相次いで制裁を打ち出したことで、ロシアでは資本の国外逃避など経済面での不安材料が顕在化している。

そうした中で制裁に加わらない経済大国、中国の存在をいかに重要視しているかが分かる。

 ロシアの外交専門家、ルキヤノフ氏は「北京はウクライナ問題でモスクワに負けてほしくない。

敗北することは米国の力が強まることを意味するからだ」と指摘。ロシアの「東方転換政策」を強化するため、中国は戦略的な対露支援体制を組むだろうと予測した。

 今後、クリミア半島のインフラ整備にも中国企業が本格進出するとの臆測が高まっており、エネルギー、軍事以外でも両国の相互依存体制が深まれば、対欧米を核にする「中露同盟」への道のりを一気に進んでいく可能性がある。

 ただ、2国間の貿易関係を見れば、ロシアが中国に対する“資源供給国”の地位に甘んじていることも事実だ。

欧米との関係悪化で産業構造の大胆な改革がさらに先送りされる可能性がつよい中、中国とどう付き合うべきかが引き続き課題となりそうだ。
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 中国とロシアが東シナ海で初めての合同演習
  
テレビ朝日系(ANN) 5月21日(水)5時51分配信


 中国とロシアの海軍が、東シナ海で初めての合同演習を開始しました。両国の首脳が参加する異例の式典も開かれ、日本を牽制(けんせい)する姿勢を強めています。

 合同演習は26日まで行われ、実戦を強く意識した形になる予定です。

中国は、ロシアとの軍事面での協力強化をアピールし、尖閣問題で対立する日本やアメリカを牽制する狙いがあるとみられます。

また、首脳会談では「ドイツのファシズムと日本の軍国主義に対する勝利から70年」の記念式典を来年、行うことで合意しました。

歴史問題でも日本への圧力を強める構えです。

一方、共同声明ではエネルギー面で両国の協力強化がうたわれましたが、ロシアからの天然ガスの購入は価格面で合意出来ていません。
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この記事を見てから、二人の国家元首黒海周辺の状況に、
賛成とは言わないまでも、まんざら反対ではないと感じ、

(中国とロシアの関係)を作成しました。

またですが、以下は信用しないで下さい。

第二次世界大戦では2つの国は戦勝国であり、
現在の日本は他国を攻撃することはないことを

知っている超大国の皇帝2人が揃って軍艦を
そろえて日本をけん制しているのは、

「威嚇」の効果があると計算してしてるような
気がするのですね。

日本は、ヘビににらまれたカエルの状態では
ないだろうかと思ったわけです。

しかも、ヘビは一つはコブラのような、もう一つは
ガラガラヘビのような猛毒を持ったヘビではないか、

黒海周辺の状況から見ると、そんな気がしてきました。
 

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ウクライナ大統領選 監視団がキエフ入り

日本テレビ系(NNN) 5月21日(水)11時21分配信


 ウクライナでは親ロシア派による武装蜂起など東部の緊張が続くなか、今月25日に大統領選挙が予定されている。

選挙が正しく行われるかどうか監視するOSCE(=ヨーロッパ安全保障協力機構)の選挙監視団が20日、首都・キエフに到着した。

 OSCEの監視団の派遣は、ウクライナ外務省の要請を受けたもので、今月25日の大統領選挙では、約900人がウクライナ全土で投開票の作業が公正に行われるかどうかなど監視する。

 ウクライナの暫定政権は親ロシア派が独立を宣言した東部でも選挙を実施する考えだが、親ロシア派の幹部の1人はNNNの取材に対し「大統領選は行わない」と明言しており、東部での投開票が行われるかは不透明な状況。

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ウクライナ大統領選とはどんな選挙か 欧米とロシアの対立の行方左右

THE PAGE 5月21日(水)13時14分配信

 


 5月25日、ウクライナ大統領選挙が実施されます。
2月22日に野党勢力の抗議活動でヤヌコーヴィチ大統領(当時)が国外に逃亡して以来、ウクライナでは混乱が続いてきました。

今回の選挙は、ウクライナだけでなく、欧米とロシアの対立の行方を、大きく左右するものとなります。

【地図】東部がロシアと隣接するウクライナ


何が争点になるのか


 ウクライナでの混乱の背景には、「NATO北大西洋条約機構)やEU(欧州連合)に加盟して西側につくか、ソ連時代からの関係に基づいてロシアとの友好を維持するか」という対立があります。

南西部にはウクライナ語話者などの親欧米派が、北東部にはロシア語話者をはじめとする親ロシア派が多いといわれます。

 今回の選挙では、3月18日のクリミア半島のロシア編入や、4月7日の東部ドネツク州の「独立宣言」などを受けて、国のあり方そのものが争点になっています。具体的には、
NATO、EUへの加盟の賛否
・(親ロシア派の不満を緩和するための)連邦制の導入や、ロシア語の公用語化の賛否、
・壊滅的ともいわれる経済の立て直し策、などです。


最有力候補の「チョコレート王」


 今回の選挙で、選挙管理委員会によって認められた立候補者は23人。第一回投票で過半数の票を獲得する候補がなかった場合、上位2名による決選投票となります。

 キエフ国際社会学研究所が4月末から5月初旬にかけて行った世論調査によると、1位ポロシェンコ元経済相の支持率が54.7パーセント、2位ティモシェンコ元首相が9.6パーセント、3位ティヒプコ氏が6.7パーセント。

このうち、ポロシェンコ候補はチョコレートメーカーやテレビ局を保有する実業家。米誌『フォーブス』の推計で約10億ドルの資産をもつことから、「チョコレート王」とも呼ばれます。

 ポロシェンコ候補への支持は、3月の調査で約36パーセント、4月上旬の調査で47パーセントと伸び続けています。この背景には、

・実業家として有名なだけでなく、外務大臣や経済大臣を務めた経験もあること、
・前政権への抗議デモを自分のテレビ局を通じて支援し、常にスポットの当たる場にいたこと、

・ボクシングの元ヘビー級世界チャンピオンで、やはり有力候補だったクリチコ氏が立候補を取り下げ、ポロシェンコ支持に回ったこと、

・ライバルのティモシェンコ元首相が収賄罪で収監されていたため、2月の政変でほとんど目立たなかったこと、などの理由があります。

 その圧倒的な支持率から、選挙の焦点は事実上、「第一回投票でポロシェンコ氏が過半数の票を獲得するか」になっています。

THE PAGE 5月21日(水)13時14分配信


ポロシェンコ政権が誕生したら?


 ポロシェンコ氏は公約の中でEU加盟だけでなく、ロシア産天然ガスの輸入削減も強調。
また、ロシア語の権利は認めるものの、その公用語化には触れておらず、さらに連邦制の導入にも慎重で、基本的には欧米よりのスタンスが目立ちます。

 その一方で、ロシアが最も神経をとがらせるNATO加盟をめぐっては、外務大臣の頃にこれに賛成しながらも、今年4月に加盟支持が39パーセントにとどまる世論調査の結果が発表されるや、「NATO加盟がウクライナを分断する」と、これに消極的な立場に転換。

ロシアや親ロシア派との決定的な対立を回避する姿勢もみせています。


大統領選挙そのものがもつリスク


 ただし、ポロシェンコ氏の思惑とは別に、選挙そのものがウクライナの分裂を促す側面も見逃せません。

 ヤヌコーヴィチ前大統領が率いていた地域党所属のツァリオフ議員が、一旦立候補しながらも、選挙の公正さに疑問を呈して立候補を取り下げるなど、ほとんどの親ロシア派は不参加。

また、独立を宣言した東部ドネツクでは、選挙そのものが実施されないとみられます。

 そのため、ウクライナの混乱を収束させるための大統領選挙が、さらなる敵対関係を生み出す危険性すらあるといえるでしょう。(国際政治学者・六辻彰二) 

  (ヤフーニュース国際総合からです)

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ウクライナ大統領選に協力=国境から軍撤収―ロシア大統領

時事通信 5月21日(水)22時14分配信


 【モスクワ、上海時事】
ロシアのプーチン大統領は21日、ロシア軍がウクライナ国境地帯で実施していた演習の終了と撤収を命じた理由について、「(25日の)大統領選に好ましい条件を加え、いかなる疑念も(諸外国に)抱かせないためだ」と説明した。

中国・上海でのアジア相互協力信頼醸成会議(CICA)首脳会議終了後、記者会見で語った。

 暫定政権主導の大統領選を控えたウクライナ東部では、親ロシア派が武装蜂起し、ボイコットの呼び掛けや投票所占拠など妨害行為を続けている。

プーチン大統領は会見で、大統領選の正当性を認めるかどうか明言を避けながらも、選挙実施に協力する姿勢を事実上示したと言える。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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ロシア軍、ウクライナ国境付近から撤退か

AFP=時事 5月21日(水)10時3分配信

 

【AFP=時事】
ウクライナの今後を左右する大統領選挙を5日後に控えた20日朝、同国の国境警備当局は、国境近くに配備されていたロシア軍が撤退したとみられると発表した

【関連写真】警戒する親ロシア派民兵

 4万人規模で配備されているとみられていたロシア軍部隊の姿は、国境から10キロ以内では一切見られなくなったという。

ただし、当局はロシア軍が西側の要求に従い全面的に撤退したのか否かはについては言及しなかった。

 独ベルリン(Berlin)を訪問したウクライナのアンドリー・デシチーツァ(Andriy Deshchytsia)外相代行はこの件について、「確認できていない」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News
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石炭業「国営化」目指す=ウクライナ東部の親ロ派 5月21日

時事通信 5月21日(水)5時43分配信


 【モスクワ時事】
ウクライナ東部の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」のプシリン首長は20日、石炭分野を基幹産業とするドネツク州の企業の「国営化」を目指す考えを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。


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ウクライナ:有力者「親露派は暴徒」 ドネツク、大統領選支持運動

毎日新聞 2014年05月21日 東京朝刊

 
ウクライナ東部ドネツク州で20日、炭鉱・鉄鋼労働者らが親露派への抗議と、25日の大統領選を支持する運動を始めた。

炭鉱・鉄鋼企業を持つ富豪アフメトフ氏が19日に呼びかけていた。ドネツクで最も影響力があるアフメトフ氏が事実上の暫定政権支持に回ったことで、東部での大統領選実施に展望が出てきた。


 報道によると、労働者数百人がストライキを行った後、競技場などで集会を行った。抗議のためのサイレンが鳴り、各地で車が徐行してデモへの共感を示した。参加者は約1万人という。


 同氏の関連企業では約30万人が働いている。2月の政変まではヤヌコビッチ前大統領を支持し、暫定政権側と距離を置いていた。


 同氏は親露派武装勢力を「暴徒、略奪者」と呼び、銀行などを襲撃した点を批判。
官庁占拠でドネツク州など地域が「殺された」と非難し「銃やマスクにNO」と呼びかけた。【斎藤義彦】



 (ヤフーニュース 国際総合からです)

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ウクライナ危機で1万人が国内避難民に、国連発表 5月21日

AFP=時事 5月21日(水)14時46分配信

 


【AFP=時事】国連難民高等弁務官事務所UNHCR)は20日、ウクライナ情勢が危機的な状況に陥って以降、自宅を追われた国内避難民は少なくとも1万人に上ると明らかにした。多くはクリミア(Crimea)半島のタタール(Tatar)人だという。

ウクライナの自治共和国、クリミアとは?

 クリミアに住むイスラム教徒のタタール人は、一般に暫定政権寄りとされており、3月に実施された住民投票でクリミアのロシア編入が承認されて以来、数千人が別の地域に避難したとみられている。

 人口約30万人とされるタタール人の高齢者の間では、旧ソビエト連邦時代にシベリア(Siberia)地方へ追放された記憶が今も残っている。

 UNHCRのエイドリアン・エドワーズ(Adrian Edwards)広報官によれば、クリミアでは住民投票の前から国内避難民が発生し始め、その数は徐々に増加している。

今回発表された人数には地元当局に登録した人しか含まれていないことから、実際には1万人を超えている可能性がある。また、その大半は難民として国外に逃れるのではなく、国内にとどまっているという。【翻訳編集】 AFPBB News

  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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主権が変わったので不安でしょうね。
落ち着く先があるのでしょうかね。

この人たちにとっては、プーチン大統領
スターリンに似ているということでしょうか。

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ウクライナ>国内避難民1万人 中部、西部へ迫害など恐れ

毎日新聞 5月21日(水)20時14分配信

 


 国連難民高等弁務官事務所UNHCR)は20日、ウクライナで、クリミア半島のロシア編入や東部の政情不安などの影響で、国内避難民が1万人に達したと発表した。

多くは、中部や西部の親族宅などに避難しているが、「受け入れ能力は限界に来ている」と警告している。

 国内避難はクリミア半島住民投票が行われた3月中旬から始まった。少数派のクリミア・タタール人らが迫害や治安悪化を恐れて、首都キエフなど中部などに避難した。

中にはウクライナ東部に避難して、4月に親露派武装勢力の官庁占拠が始まり、2度の避難を余儀なくされた人もいるという。【斎藤義彦】

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親ロ派が炭鉱占拠=ウクライナ東部 5月22日

時事通信 5月22日(木)23時50分配信

 
ドネツク時事】
ウクライナ・エネルギー省は22日、東部ルガンスク州で親ロシア派武装勢力が炭鉱4カ所を占拠したと明らかにした。親ロ派による炭鉱占拠が確認されたのは初めて。

 石炭産業はウクライナの基幹産業の一つ。25日の大統領選挙を前に、親ロ派が経済活動の掌握に乗りだした可能性がある。

親ロ派は大統領選ボイコットを宣言している。
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親ロ派襲撃で兵士14人死亡=大統領選控え緊迫―ウクライナ東部

時事通信 5月22日(木)23時48分配信


 【ドネツクウクライナ東部)時事】
ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は22日、東部ドネツクから南約40キロのボルノバハの検問所で21日夜から22日未明にかけ、ウクライナ軍が親ロシア派武装勢力に襲撃され、兵士13人が死亡したと明らかにした。

 暫定政権と武装勢力による東部での戦闘で、一度に出た犠牲者数としては最悪。現地報道によると、30人以上が負傷した。大統領選を25日に控え、緊張が高まっている。
 ルガンスク州でも特殊部隊と武装勢力との戦闘で兵士1人が死亡、2人が負傷した。


 (ヤフーニュース 国際総合からです)

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ウクライナの大富豪、1千人規模の自警団 親ロ派に対抗 5月23日

朝日新聞デジタル 5月23日(金)7時18分配信


 親ロシア派勢力の妨害で大統領選の実施が危ぶまれているウクライナ東部で、地元出身の大富豪が動き出した。

最近になってウクライナの団結を訴え、親ロシア派との対決姿勢を強めている。豊富な資金と20万人超と言われる傘下企業のマンパワーが、選挙を後押しする可能性もある。

 リナト・アフメトフ氏(47)は21日、「テロを仕掛ける集団(親ロシア派)は、まもなく追い出されるはずだ」と動画投稿サイトで叫んだ。「ウクライナ一の金持ち」と呼ばれる。

 旧ソ連崩壊後、製鉄業や炭田の経営権を手中に収めた新興財閥。金融や通信、マスコミ、サッカーチームなどを傘下に持つ。

米経済誌「フォーブス」(電子版)の長者番付では、総資産は126億ドル(約1兆2600億円)になる。

 長年、ロシアに近いヤヌコビッチ前大統領や旧与党を資金面で支えてきた。2月のヤヌコビッチ政権崩壊後は「中立」に徹してきたが、最近、一転して親ロシア派への非難を始めた。

 東部の港湾都市マリウポリでは「自警団」をつくった。今月9日、傘下の金属工場周辺が親ロシア派武装勢力に占拠されたのがきっかけだった。鉄道など製品の輸送ルートも脅かされている。

関係者によると、従業員などで構成する自警団は約100班あり、総勢1千人規模。交代で毎日24時間、市中心部を巡回する。

14日には、市役所に親ロシア派が築いたバリケードを撤去する実力を見せた。

 東部では、大統領選の選挙管理委員会が親ロシア派に襲撃される事件も相次ぐ。大統領選そのものの是非については態度を明確にしていないが、同氏が支持すれば、実施に追い風となる。(マリウポリ=松尾一郎)
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選挙妨害の指揮認める…親露派武装集団の指導者

読売新聞 5月23日(金)19時35分配信


 【ドネツク=上杉洋司】
ウクライナ東部で一方的に独立を宣言した「ドネツク人民共和国」の共同議長を名乗る親ロシア派武装集団指導者のデニス・プシリン氏は22日、読売新聞の取材に対し、武装集団が選管事務所を襲撃していることについて「(自分たちの)命令で行っているものもある」と述べ、選挙妨害が「人民共和国」の指揮で行われていることを認めた。

 大統領選について「誰が当選しようが正統性は認めない。ドネツクウクライナにとどまることはない」と強調。

その上で「自発的に選挙の妨害を望む市民が多い。我々は、投票に行く人たちの安全は確保できない」と述べ、投票日に衝突が起きる可能性を示唆した。
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戦闘と混乱が続く中、異常な選挙…ウクライナ

読売新聞 5月23日(金)21時5分配信


 【キエフ緒方賢一ドネツク=上杉洋司】
大衆デモで2月に前政権が崩壊し、親欧州派の暫定政府による統治が続くウクライナで25日、大統領選挙が行われる。暫定政府は民意に基づく新指導者選びを国家再建の第一歩と位置づける。

だが東部ドネツク、ルガンスク両州では親ロシア派が選挙を妨害し、戦闘と混乱が続く中での異常な選挙となる。

 選挙には21人が立候補している。最新の世論調査によると、菓子メーカーを経営し、「チョコレート王」と呼ばれる富豪で元外相ピョートル・ポロシェンコ氏(48)が34%で首位に立つ。

2位は親欧州派の「顔」ともいえるユリヤ・チモシェンコ元首相(53)(6・5%)で、旧与党「地域党」の幹部だったセルゲイ・ティギプコ元副首相(54)(5・8%)が続く。

 新大統領にはクリミアを編入したロシアとの関係や、ロシア系住民が多い東部、南部の連邦制を求める声をどう調整し、国家の一体性を守るかが課題となる。

 当選には有効投票の過半数の獲得が必要だ。過半数を獲得した候補者がなければ、上位2人が6月15日の決選投票に進む。選挙法が3月に改正され、投票率に関係なく選挙は成立する。

 ただし親ロシア派の武装集団が一方的に「独立」を宣言した東部では、武装集団が選挙妨害を強めている。

 中央選挙管理委員会によると、ドネツクとルガンスク両州で23日現在、計34の選管事務所のうち20が妨害を受け、閉鎖に追い込まれたと明らかにした。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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大統領選挙の投票日が近づいているのですが、
 ◇投票が無事に行われるかどうか、
 ◇誰が大統領に決まるか、

が普通の場合の見方なのですが、それ以外に、
どうなっても、認めないという勢力があって

しかも、武器を持っているのだから
何が起こるかわからないわけですね。

住民投票をごまかして実施して、
大統領の選挙は妨害するのですが、

これを了承してしまう発想の巨大国家が
東のほうにあるような気がするのです。

ソビエト連邦が崩壊して、東欧の地域が
次々と独立し民主化してきた流れからすると、

その流れを止めたい人も少なくはないでしょう。

思わぬところで、日本も神経を払わないといけなくなる
かもしれないという気がするのです。

管理人自身もごく最近気付いたのですが、

ロシアは日本の隣国なのですね。
そのロシアの西の端が黒海であり、

クリミア半島なのです。ロシア大統領は
クリミア半島を訪問して、あまり日が経たない

間に、上海を訪問して日本をけん制する
共同演習をやってくれました。

中ロの共同演習が日本をけん制する目的がある
あるなんて、管理人も全然気がつきませんでした。

ごく最近の報道記事から知ったわけです。

ドネツクで起こっている選挙妨害が日本に影響とか
関係するとかではなく、日本の隣国はこの選挙が

混乱することに賛成しているかもしれない
という気がしてきて、報道記事を集めています。

このドネツク周辺では、選挙制度に基いて
投票したいが投票できない、

また、投票すると後日身の危険がある人も
いるかもしれないわけですね。

距離は遠く離れているのですが、全くそうでもない
気もするわけです。


  終わりまでお読みいただき、ありがとうございました

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ウクライナ大統領選挙 5月23日~5月29日 ポロシェンコ氏が当選

ウクライナ:ポロシェンコ氏支持拡大…大統領選25日投票  

毎日新聞 2014年05月23日 19時47分
(最終更新 05月23日 23時54分)

ウクライナ大統領選を巡る3氏のプロフィル
ウクライナ大統領選を巡る3氏のプロフィル


 【キエフ坂口裕彦】
25日に実施予定の
ウクライナ大統領選に向け、親欧米派の富豪、ポロシェンコ最高会議(国会)議員(48)が順調に支持を拡大している。

菓子メーカーの経営成功で「チョコレート王」の異名をとる経歴に加え、「新しい生き方を見つけよう」とのスローガンも新鮮なイメージ作りを後押し。

1回目の投票で、過半数の得票を得て、大統領就任を確実にすることも視野に入れる。


 過半数を得る候補がいなければ、6月15日に上位2人による決選投票が実施される。

このため、全国遊説を続けるポロシェンコ氏は「国を安定させるため、1回目の投票で当選させてほしい」と訴えている。

閣僚経験はあるが、大統領選への立候補が初めてなことも、「透明な政府を作り、経済も立て直してくれる」(会社員のエリーナさん)との期待感につながっている。


 国民人気の高いボクシング元世界王者で与党第2党の「ウダル」を率いるクリチコ氏も支援。キエフ市長選に立候補した同氏と二人三脚で、支持を訴える手法も浸透している。


 ライバル視されるティモシェンコ元首相(53)とティギプコ元中央銀行総裁(54)は、2010年の大統領選に共に立候補。「既存政治」への国民不信のあおりを受け、支持が伸び悩む対照的な展開となっている。

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ウクライナ>大統領選で元首相苦戦…「混乱を招いた中心」 

毎日新聞 5月23日(金)12時27分配信

 

 
キエフ坂口裕彦】25日に実施予定のウクライナ大統領選で、「美しすぎる首相」とも呼ばれたティモシェンコ元首相(53)が苦戦している。

多くの有権者が、長い政治混乱を招いた中心人物として厳しい視線を向けている。

2度も首相を経験した華麗な実績も「古い政治家」と逆にレッテルを貼られるマイナス材料となり、支持率で首位を独走する富豪、ポロシェンコ最高会議(国会)議員(48)との差は一向に縮まらない。

【別カット】「ウクライナを守ろう」と訴えるティモシェンコ氏のスローガン


 キエフでは、ティモシェンコ氏の名前を持ち出すだけで顔をしかめる人は多い。会社員のオリガさん(50)は「権力闘争ばかりで、何一つチャンスを生かさなかった。利権優先のイメージも強い」と批判した。

 ティモシェンコ氏は2004年大統領選で起きた民主化運動「オレンジ革命」の立役者で05年と07年の2回、首相に就任。ヤヌコビッチ前政権時代の11年には、首相時代の職権乱用罪で収監されたが、今年2月に釈放された。今は、第1与党「祖国」を率いる親欧米派だ。

 世論調査で支持率が過半数に達することもあるポロシェンコ氏に対し、ティモシェンコ氏は10%前後に低迷。

得票が過半数に達する候補がいない場合、6月15日に上位2人による決選投票が行われるが、ティギプコ元中央銀行総裁(54)に追い抜かれて3位となる調査もあり、勝算はほぼない。

 首都キエフ中心部でティモシェンコ氏支持のパンフレットを配っていた自営業、アンドレイさん(50)は「獄中生活も経験した彼女の力が必要だ。

決選投票に持ち込めるかは五分五分」と力説するが、言葉と裏腹に表情はさえなかった。

 自らの経歴が重しとなるティモシェンコ氏を横目に、ポロシェンコ氏は菓子メーカーを築き上げた実績も強調。「女優のようだが何もしない元首相と優秀なビジネスマンは違う」(大学生のアレクセイさん)とイメージ戦略でも一本とられた格好だ。

 ポロシェンコ氏が当選した場合、ティモシェンコ氏は重用されないとの見方が大勢だ。ウクライナ政治に詳しい研究者は「彼女は有権者にあきられた。

新しい国の顔を求める人々の心理が、ポロシェンコ氏への支持を加速させている」と分析する。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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EUが対ロ制裁第3弾の具体策協議へ、キャビアや石油禁輸など

ロイター5月24日(土)8時50分配信 


ブリュッセル 23日 ロイター] - 

欧州連合(EU)は来週27日に開く首脳会議で、対ロシア制裁の「第3段階」の具体的な措置について協議する。ロイターが、EU加盟国に先月送られた文書を入手した。

文書によると、25日のウクライナ大統領選挙が自由かつ公正に行われなかった場合に、ロシアに軽度、中度、重度の制裁を課す3つのシナリオを想定した。これに基づき首脳が協議を行う。

軽度の制裁シナリオの下では、EUはロシアからのダイアモンドや貴金属、毛皮、ウォッカ、キャビアなどの高級品の輸入に制限を課す。

同国向け輸出では、肥料や化学製品、タイヤ、船舶などを制限する。ただ、鉄鋼および原子力関連の部品は除外される見通し。

重度の制裁としては、資本市場での制約、ロシアへの新たな投資の禁止、EU加盟国の企業が保有するロシア関連資産に対する規制強化、さらにロシア産の石油やガスの輸入を全面的に禁止することが検討されている。

中度の制裁シナリオでは、貿易や金融サービス関連の投資、資本の移動に対し制限を課すほか、石炭の輸入禁止、海上・陸上輸送を制限し、ロシアのエネルギー部門への投資を停止する。

外交筋は、EU首脳会議は3つのシナリオの要素を盛り込んだ制裁について議論するとし、「一連の具体的措置の用意はすでに整っている。これには、3つのシナリオにある措置が盛り込まれ、金融、エネルギー、武器関連の制裁が含まれる」と語った。

ただ、制裁は全加盟の合意が必要なため、EUが実際に第3段階のロシア制裁を発動できるかは不透明だ。

ロシアと貿易やエネルギー面で関係の深いイタリアやギリシャ、ドイツ、密接な金融関係を持つキプロスオーストリアなどは、制裁による自国経済への影響を懸念している。

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ウクライナ大富豪に新ロ派が圧力 玄関前にデモ隊1千人 
朝日新聞デジタル 5月25日(日)23時48分配信


 ウクライナ大統領選が実施されている25日午後、ドネツク市のはずれにある大富豪アフメトフ氏の大邸宅の玄関前に、武装した親ロシア派数十人と、1千人規模のデモ隊が集まった。

アフメトフ氏はウクライナ政府の支持を呼びかけていることから、親ロシア派にはこれを牽制(けんせい)する狙いがあるものとみられる。

【写真】25日、ウクライナ東部ドネツクのアフメトフ邸前に集まった親ロシア派の武装勢力とデモ参加者ら=松尾一郎撮影

 玄関前には当初、親ロシア派の武装勢力が集まり、報道陣に「写真を撮るな」と威嚇していた。その後、デモ隊が到着。

デモ隊は「アフメトフは人民の敵だ」などと叫びながら門前に集中したが、武装勢力が邸内に入り込まないように制止した。

 武装勢力の代表者が、「『ドネツク人民共和国首相』が中で交渉している」と説明すると、デモ隊から拍手と歓声が起き、「アフメトフは敵だ」と叫んだ。

 アフメトフ氏は、ウクライナの統一を支持する大規模な集会を開くなど、親ロシア派に対抗する勢力の核になっている。

このため、親ロシア派はアフメトフ氏に圧力をかけるため、邸宅に押しかけたものとみられる。(ドネツク=松尾一郎) 
朝日新聞社

   (ヤフーニュース 国際総合からです)

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以下は信用しないで下さい。

黒海周辺の様子」の項ある記事を見ていると、
占領する手順、した時の手順などが

決まっているような気がします。

大統領選挙の選挙中という曖昧な状態を
狙って、炭鉱を国有化していく、歴史物語でも

読んでいるような気分になり、場合によっては
悲惨なことが起きるのではないか、

地下資源が目的だったのか、ロシア系住民保護は
口実だったのか、とか勝手な想像が湧いてきます。

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親ロ派が合併協定=新国家「ノボロシア」樹立―ウクライナ東部

時事通信 5月25日(日)5時18分配信

 


 【ドネツクウクライナ東部)時事】
ウクライナ東部で一方的に独立宣言した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は24日、合併して統一国家「ノボロシア(新ロシア)」を樹立する協定を締結した。

ドネツク人民共和国トップを名乗るプシリン氏が、ドネツク市内で開かれた支持者集会で明らかにした。

 ドネツク、ルガンスク両州では、行政庁舎などを占拠する親ロシア派武装勢力が実権を掌握しつつあり、ウクライナ軍が「対テロ作戦」を展開中。これに対し親ロシア派は25日の大統領選を前に、中央政府への対決姿勢を一層強めた。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

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親ロ派が合併協定=新国家「ノボロシア」樹立―ウクライナ東部

 

時事通信 5月25日(日)5時18分配信

 


 【ドネツクウクライナ東部)時事】
ウクライナ東部で一方的に独立宣言した「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」は24日、合併して統一国家「ノボロシア(新ロシア)」を樹立する協定を締結した。

ドネツク人民共和国トップを名乗るプシリン氏が、ドネツク市内で開かれた支持者集会で明らかにした。

 ドネツク、ルガンスク両州では、行政庁舎などを占拠する親ロシア派武装勢力が実権を掌握しつつあり、ウクライナ軍が「対テロ作戦」を展開中。これに対し親ロシア派は25日の大統領選を前に、中央政府への対決姿勢を一層強めた。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)


2つの州が合併して国名を「ノボロシア」とするということです。


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ポロシェンコ氏と対話も=選挙承認は留保―ロシア 5月26日

時事通信 5月26日(月)9時45分配信


 【キエフ時事】ロシアのプーチン政権は、ウクライナ大統領選で親欧州連合(EU)派のポロシェンコ氏の勝利を予想していたものの、同じ親EU派の暫定政権との立場の違いを慎重に見極めているもようだ。

事前に対話姿勢を示し、観測気球を上げた可能性がある。

 暫定政権を「ネオナチ」と断じていたプーチン大統領は、ウクライナ東部での親ロシア派の武装蜂起を支持したが、5月に柔軟路線に転換。

大統領選について「方向性は正しい」と理解を示した。

投票2日前には「結果を尊重する」と述べ、新大統領との対話の用意を示唆した。

 ただ、選挙の正当性を認めるかは留保。ポロシェンコ氏は、対抗馬ティモシェンコ元首相のように北大西洋条約機構NATO)加盟まで求めないが、南部クリミア半島のロシア編入に猛反発している。

ロシアは承認をアメとして見せ、揺さぶりを掛ける狙いとみられる。

 

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大富豪邸宅、管理下に=資産没収? 親ロ派が交渉―ウクライナ東部 

時事通信 5月26日(月)1時20分配信


 【ドネツクウクライナ東部)時事】
ウクライナ東部の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」は25日、炭鉱を保有する新興財閥の大富豪アフメトフ氏の邸宅を管理下に置いたと明らかにした。

人民共和国側は邸宅内に入れるよう要求、アフメトフ氏と交渉を続けている。

 親ロシア派住民がドネツク市内にある広大な邸宅に押し入ろうとして混乱したため、武装集団が邸宅に通じる門を占拠した。

武装集団幹部は「邸宅は共和国の管理下に置かれた。国外のアフメトフ氏と中に入る交渉を続けている」と説明した。

 親ロシア派は、脱税と国家転覆を図った容疑でアフメトフ氏の捜査に着手。炭鉱などの「国有化」を目指しており、邸宅を接収する考えとみられる。

アフメトフ氏は、親ロシア派を「テロリスト」と呼び、対決姿勢を示している。

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ポロシェンコ氏に強い不信=「対話相手にならず」―ウクライナ東部

時事通信 5月26日(月)7時42分配信


ドネツクウクライナ東部)時事】

親ロシア派が支配を強めるウクライナ東部では25日、ポロシェンコ氏が大統領選で勝利宣言したことに「汚職政治家の再来」(ドネツク市民)と冷ややかな反応が広がった。

信頼できる対話相手との受け止めは少なく、混乱は続くとの悲観的な見方が一般的だ。

 ITエンジニアの男性(45)は「東部で投票が行われず、当選は無効」と強調。投票が実現していれば得票率は50%を下回っていたはずだと述べ、決選投票を経ず開票直後に早々と勝利宣言したポロシェンコ氏を批判した。

 ドネツク国立大副学長で市議会議員のタチアナ・マルマゾバさん(50)は「腐敗にまみれた政界の中心に長年身を置いていたポロシェンコ氏に、現在の混乱の責任はないのか」と疑問視。

「ポロシェンコ氏は親ロシア派にとって信頼できる対話相手にはならない」と言い切った。
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「何の資格で」すごむ覆面親露集団、立会人追放

読売新聞 5月26日(月)9時28分配信

 


 【ドネツク=石黒穣、オデッサ=上杉洋司】
25日のウクライナ大統領選は、親ロシア派による妨害のため、東部ドネツク、ルガンスク両州のほとんどの地区で投票が行えなかった。

 住民の間では力ずくの選挙妨害に反発も広がった。今月2日にロシア系と暫定政府支持派の住民同士の衝突で多数が死亡した南部オデッサでは、ロシア系住民が投票をボイコットした。

 投票所になるはずだったドネツク工業大学で、選挙立会人のカーチャさん(23)は25日朝、投票箱の到着を待っていた。だが、やってきたのは選管職員でなく、銃を持った覆面姿の約10人の男たちだった。

「何の資格でここにいるのか」とすごまれ、追い出されたという。カーチャさんは「武器を振り回して自分たちと違う意見を封じる親露派のやり方は、民主主義とはほど遠い」と肩をすくめた。

 やはり投票所が開設されなかったドネツクのボロシロフ地区の学校では、美容師のダリア・ルキヤノワさん(41)が閉ざされた扉の前で「親露派に投票の権利を奪われる筋合いはどこにもない」と憤った。

 中央選管によると、ドネツク州全体で約2400か所の投票所のうち投票が行われたのは2割の約510か所。州都ドネツク市では約480か所の投票所がすべて閉鎖された。

 武装集団は10日ほど前から選管の地区事務所を次々に襲い、有権者のデータが入ったパソコンを持ち去ったり投票箱を壊したりするなど実力行使に出た。

 インターファクス通信によると、武装集団は24日、両州を統合し、「ノボロシア(新ロシア)」を建国したと宣言。

ドネツクスラビャンスク郊外では、武装集団と治安部隊の戦闘に巻き込まれ、イタリア人記者と通訳が死亡した。


  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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いつものように、以下は信用しないで下さい。

ウクライナ大統領選挙の投票が、衝突や混乱も無く
実施されたようなので、ページを整理してみました。

連続して読めるということだけかもしれませんが。

この間に、東シナ海で2つの国の海軍が共同演習を
行って、2人の21世紀の皇帝は日本をけん制したようです。

2人の皇帝が揃って日本に何か言うようなことは、
日本の歴史で初めてのことではないかと思ったのですね。

色々と複雑な国の状態や関係は判らないのですが、
日本にとっては単純にストレスが1つか2つは

増えたように思えます。外国へストレスを与えるのが
皇帝の役目だとしたら、自国内の人気は上昇する

のかもしれない、こんなことは分からないのですが。

黒海方面から見ていると、地下資源が目的、本音
のように見えますね。

大統領選挙の投票にあわせて、新国家樹立など
とっても理解も想像も及びません。

黒海周辺の様子」の範囲で武器と武器を使って
悲惨なことがおき始めていますが、

どうすることもできないし、どう考えるのかもよく分かりませんね。

分かったことは、お2人の皇帝は反対ではない感じですね。
上海とか、東シナ海のほうから、ほのかに感じるだけですが。

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ポロシェンコ氏が勝利宣言=親EU加速、政界再編も―ウクライナ大統領選 

時事通信 5月26日(月)4時4分配信


 【キエフ時事】
25日投票のウクライナ大統領選(任期5年)は即日開票され、親欧州連合(EU)派の大富豪ペトロ・ポロシェンコ氏(48)が勝利する見通しとなった。

中央選管の暫定結果発表前に、出口調査で過半数の得票が伝えられたことを受け、記者会見で「ウクライナに新大統領が生まれた」と勝利宣言した。

 また、最高会議(議会)での国民間の和解に向けた憲法改正作業の停滞などを受け、「危機打開の唯一の方法は選挙だ」と指摘。2014年中に総選挙を行い、政界再編を進める考えを明らかにした。

 出口調査によると、得票率はポロシェンコ氏が56~57%。同じ親EU派のユリヤ・ティモシェンコ元首相(53)の12~13%を大きく引き離し、決選投票を待たずに当選を決める見通し。

親ロシア派は2月のヤヌコビッチ前政権崩壊の影響で低調だった。中央選管幹部は、東部の親ロシア派の妨害にもかかわらず「大統領選は実施された」と述べ、正当性は揺るがないと主張した。

 記者会見でポロシェンコ氏は、6月の大統領就任後最初の訪問地として、親ロシア派が武装蜂起した東部ドネツク州に行くと宣言。国内の緊張緩和を最優先課題に挙げた。

また「85%のウクライナ国民が将来のEU加盟を支持した」と述べ、親EU路線を加速させる方針を示した。


  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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今のところ、東部の地域以外で、大統領選挙に関して妨害や、
死傷者が発生したようなニュースは見当たりません。

クリミヤ半島で大統領選挙に関係するニュースも見当たりません。
プーチン大統領が訪問した威力なのでしょう。
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ウクライナ大統領選ルポ 首都「国の安定を望む」/東部「表現の自由ない」

産経新聞 5月26日(月)7時55分配信


 混乱が続くウクライナで25日、投票が行われた大統領選。親ロシア派のヤヌコビッチ政権を崩壊させた政変から3カ月余りがたって、ようやく正式政権の発足を目指すことになる。

首都キエフでは、新大統領のもと国情が安定することへの期待の声が上がる一方、東部では、懸念されていた通り親露派勢力が選挙を妨害、多くの有権者が投票できない異例の事態に陥った。

                   ◇

 キエフ中心部の投票所には25日、午前8時の投票開始から市民が次々と足を運んだ。女性医師のクラフチュクさん(52)は「実務能力があり、語学にも堪能」と、実業家のポロシェンコ候補に一票を投じた。

 「東部の分離主義はプーチン(露大統領)によって人工的に移植されたものだ。彼が全て悪い」とし、「選挙後には平和が訪れる。東部の良識ある人々もそれを望んでいるはずだ」と話した。

 昨年11月以降の大規模デモで拠点となった独立広場(通称マイダン)には今もテント村が残る。東部の親露派勢力が激しく非難しているが、市民には「権力を監視するために必要だ」などと容認する意見が多い。

 親欧米派を支持する男性法律家、クドリャフツェフさん(28)は「この選挙で正統な大統領が生まれるということが大事だ」と指摘。

「(2月に親露派政権を打倒した)キエフのデモ隊は平和的な市民だったのに対し、東部の分離主義者は機関銃や装甲車を手にしている」とも述べ、武装勢力の支援を疑われるロシアを批判した。

                   ◇

 東部ドネツク州とルガンスク州では、両州の選管支部の多くが武装集団の襲撃に見舞われ、機能している事務所は4分の1とされる。地元メディアによると、ドネツク州の州都ドネツクでは市内の全投票所が閉鎖に追い込まれたという。

 ドネツク中心部にある検察庁舎に隣接する大学学生寮。地域の投票所として指定されており、普段なら選挙の2週間前から選管関係者が訪れ、準備に追われるが、25日朝の時点で投票箱さえない。

 寮関係者は「投票箱が届いても、武装集団がいるので住民に危険が及ぶ。選挙はできないと思う」と話した。

 寮に住むマリアさん(25)は、ウクライナ東部が本土から分離することに反対。「選挙できないことに憤りを感じる。

ここでは既に『表現の自由』はない。『政権を支持する』なんて、怖くて他の人には言えない」と語った。

 地元メディアによると、ドネツク中心部の投票所ではこの日、開設してからわずか10分後、覆面姿の武装集団に襲撃され、選管関係者が追い払われた。

親露派勢力が占拠するドネツク州庁舎前には、武装集団が投票所から奪ってきた投票箱が並んでいて、「ごみ箱」と書き直されたこれらの箱に、市民らがたばこや紙くずを捨てていた。
キエフ 遠藤良介、ドネツク 佐々木正明)

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

 

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ウクライナ東部の空港で激しい戦闘、地元市長「民間人に死傷者」

AFP=時事 5月27日(火)9時33分配信

 


【AFP=時事】
ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)で26日、主要空港の支配をめぐり、親ロシア派の武装集団と政府軍部隊との間で激しい戦闘が起きた。

同市の市長は「民間人に死傷者」が出ているとして、地元住民に屋内にとどまるよう呼び掛けている。

【写真25枚】空港の内部や屋上で配置につく親ロシア派の戦闘員

 ウクライナ軍は、武装集団が占拠したドネツク空港の建物に対し、戦闘機と戦闘用ヘリコプターを使った空爆を実施。

その後、数時間にわたる激しい銃撃戦が続いた。空港施設からは黒煙が立ち上り、爆発や激しい銃撃の音が一日中鳴り響いた。

 今回の戦闘は、ウクライナ東部で4月上旬から反乱行為を続ける親ロシア派の掃討を目指した政府軍の作戦の中で最大のものとなった。

 戦闘による死傷者は確認されていないが、現地のAFP特派員は空港近くのドネツク駅の近くで女性1人の遺体を目撃した。ただ、その死因は定かではない。

 戦闘が起きたのと同じ26日には、前日に投開票が行われたウクライナ大統領選で、親欧米派の実業家ペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)氏が54%の票を獲得し当選したことが正式に発表されていた。

ドネツクの武装集団は、同氏の当選への反発を示すため空港を占拠したとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News

  (ヤフーニュース 国際総合からです)

 

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<EU>ガス確保へ連携 露頼り脱却目指す

毎日新聞 5月28日(水)22時0分配信


 【ブリュッセル斎藤義彦】欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は28日、ロシアへのエネルギー依存を減らす「エネルギー安全保障のための包括戦略」を発表した。

EU全体でエネルギー購入の交渉にあたるほか、ガス供給停止などに備えて、備蓄の相互供給など「連帯メカニズム」を構築し、域内のパイプライン接続を強化して、ガスの逆流ルートを作って融通する力を高める方策を取る。

6月末の首脳会議で本格的な討議を始める。来月4日からの主要7カ国(G7)首脳会議でも討議される見通し。

 EUはロシアにガスの39%、原油の33%を頼っている。ロシアが今年3月、ウクライナクリミア半島を編入したことで、ガス停止が「政治的な武器」にされかねないことから、3月のEU首脳会議で戦略を提示するよう欧州委に求めていた。

 欧州委はまず、エネルギー供給が停止された場合の影響度を測る「ストレステスト」(耐性試験)の実施を加盟国に提案。

さらに中長期的にカスピ海沿岸からのガスパイプライン建設を、2020年までの流通開始を目標に急ぐとともに、ノルウェー、北米、豪州、カタールなど、液化天然ガスの輸入先を多様化させる。

さらに域内のガスパイプラインの接続や電力網整備など33のプロジェクトを実施し、エネルギー市場の自由化を実現する。

 ただ、今年の冬にガスが停止された場合、ガス備蓄は必要量の半分程度しかないのが実情で「さらなる検討が必要」としている。

 また、ロシアが原子力発電所の供給を行っているため、新規建設の場合には「特別な注意が必要」と記した。

 
  (ヤフーニュース 国際総合からです)
 
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メルケル独首相、「世界一影響力ある女性」は4年連続

AFP=時事 5月29日(木)12時34分配信


【AFP=時事】米誌フォーブスForbes)が28日に発表した毎年恒例の「世界で最も影響力のある女性100人」の1位に、4年連続でドイツのアンゲラ・メルケルAngela Merkel)首相が選ばれた。

まだセレブじゃない? FRB新議長 朝食前に身分証 G20

 2位には米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board、FRB)のジャネット・イエレン(Janet Yellen)議長、3位には米マイクロソフトMicrosoft)の創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏の妻でビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)の共同議長を務めるメリンダ・ゲイツ(Melinda Gates)氏が続いた。

 4位はブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領、5位は国際通貨基金International Monetary FundIMF)のクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)専務理事だった。2016年米大統領選への立候補が予想されるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は6位だった。

 フォーブスの「世界で最も影響力のある女性100人」は今年10周年を迎えた。実業界、メディア、政治、テクノロジー、エンターテインメント、慈善活動と非営利活動、富豪の分野の女性が選ばれ、今年から新たに金融分野が追加された。

 実業界からは、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)のメアリー・バーラ(Mary Barra)最高経営責任者(CEO)が7位、米SNS大手フェイスブックFacebook)のシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)最高執行責任者(COO)が9位、米IBMバージニア・ロメッティ(Virginia Rometty)CEOが10位に選ばれた。

 リストには9か国の首脳と28企業のCEOが選ばれた。フォーブス誌によると、この9か国を合わせたGDP国内総生産)は11兆1000億ドル(約1100兆円)、28企業の年間収益は合わせて1兆7000億ドル(約170兆円)に上った。

 全リストはフォーブス誌のウェブサイト「www.forbes.com/power-women」に掲載されている。【翻訳編集】 AFPBB News
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アンゲラ・メルケル
1954年7月17日西ドイツのハンブルグに生まれる。
生後間もなく、東ベルリンに引越しし、東ドイツ側で成長。

ライプツィヒ大学で物理学を学び、1978年東ベルリンの
科学アカデミーに所属する。ロシア語は得意だったようです。

(1988年はゴルバチョフベオグラード宣言で東欧諸国への規制を放棄し、
ハンガリーポーランド民主化を進め、90年には自由選挙が行われました)

1989年、東ドイツの民主化を求める政党【民主主義の出発】に
参加して、アンゲラ・メルケルは広報官を務めた。

1990年東ドイツ・キリスト教民主同盟と連合政権を組み、
アンゲラ・メルケルは副報道官に就いた。

この政権が東西ドイツ統一を実現。統一後は
キリスト教民主同盟(CDU)に所属。

1998年CDUの党首に承認される。

2005年の選挙の結果から、CDUとキリスト教社会同盟
CSU)の連合は、社会民主党SPD連立政権となったが、
アンゲラが51歳で首相に就任し、ドイツ初の女性首相となった。

2009年の選挙では、CDUとCSUの連合が勝利し、
メルケル首相2期目となった。社会民主党SPD)との連立を止め、
自由民主党(FDP)と連立政権を組んだ。

2013年の選挙ではCDUとCSUの連合は議席を延ばしたものの、
過半数は得られなかったので、再び社会民主党SPD)と連立政権
組みました。現在もメルケル首相が継続し、3期目になります。

日本と比較すると長期政権です。

美人かどうかなのですが、お隣のフランスでは若い頃の
アンゲラは、こんな感じだったということです。
以下からどうぞ

⇒ http://www.afpbb.com/articles/-/3008646?pid=13165593
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ということなのですが、最近、プーチンさんという方と
よく電話しているようなのです。

それで、プーチンさんはどんな方なのかといいますと、
以下のように、「世界で最も影響力のある人物」らしいのです。

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「世界で最も影響力ある人物」にプーチン大統領フォーブス

2013年10月31日 11:37 発信地:ニューヨーク/


「世界で最も影響力ある人物」にプーチン大統領、フォーブス誌

×ロシア・サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で、主要20か国・地域(G20)首脳会議の閉幕に当たり記者会見するウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領(2013年9月6日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER NEMENOV


【10月31日 AFP】
米経済誌フォーブス
Forbes)が選ぶ毎年恒例の「世界で最も影響力のある人物」の2013年番付が30日発表され、ロシアのウラジーミル・プーチン Vladimir Putin)大統領がおととし、昨年と連続で1位だったバラク・オバマBarack Obama)米大統領を抜いて1位に選出された。

米露関係が冷え込む中、オバマ大統領は3年ぶりに2位の座に甘んじることとなった。

フォーブス誌は、選考理由について「プーチン氏はロシア国内の統治を強めている。一方、オバマ氏は任期2期目の大統領としては異例の速さで影響力を失いつつある。最近では米政府機関閉鎖の混乱が良い例だ」と説明している。

ロシアは8月、米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)の元職員で大量の機密情報を漏えいさせたとして米当局に訴追されたエドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者の一時亡命を認めた。

その1か月後には、米国がシリアに対するミサイル攻撃も辞さないと警告する中、シリア政府との交渉で化学兵器破棄計画をとりまとめ、米国の攻撃を回避させた。

フォーブス誌は「今年のシリアとNSAの問題をめぐる対局を見ていた人なら、個人の影響力の構図が変わったことが誰の目にも明らかだろう」と書いている。

3位には中国の習近平Xi Jinping国家主席が入った。4位はローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王、5位はドイツのアンゲラ・メルケルAngela Merkel)首相だった。

2013年の「世界で最も影響力のある人物」全番付は「www.forbes.com/power」で公開されている。(c)AFP/Michael MAINVILLE
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ウクライナ東部では現在も戦闘が続いています。
大統領選挙が終わってからの方が戦闘が拡大し、
死者が増えているということです。

中国では天安門事件25周年と当たり、警戒が厳しい
ようなのですが、この戦闘状態が何か影響している

とは言えないのですが、どちらも「民主化」という
言葉を嫌っている感じがあります。

だとすると、ウクライナ東部の戦闘も長引いたほうが
毒ヘビ様たちには都合がいいのかなという想像が
湧いてきます。

その間にあちこちで問題を起こし、大国であることを
認知、意識させ、有利な時には占領していく、

そんなお気持ちなのか、メルケルさん一人では
静かになりそうもない感じですね。

えらい猛毒を見せ付けられてしまったですね。
 
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大統領就任式は6月7日=ポロシェンコ氏54.7%得票―ウクライナ

時事通信 5月29日(木)22時52分配信

 
 

 【モスクワ時事】ウクライナ大統領選(25日投開票)で当選した親欧州連合(EU)派のペトロ・ポロシェンコ氏の大統領就任式が、6月7日に行われる見通しとなった。


インタファクス通信が29日、陣営の話として伝えた。任期は5年。

 中央選管は29日、大統領選の暫定結果(開票率100%)を発表した。ポロシェンコ氏は54.7%を得票し、同じく親EU派のユリヤ・ティモシェンコ氏は12.81%で2位。公式結果は6月4日までに発表される。
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開票率100%ということで、人々の衝突や投票妨害も無く、
大統領選挙が終わったということでしょう。

そのようなニュースは見当たりませんでした。

ウクライナ東部の2つの州はほとんど
投票は行われていません。現在戦闘中ですね。

新大統領に決まったポロシェンコ氏は
外交上の活動に入っているようです。

遡ってですが、世界中の国がこの選挙に
注目していたような雰囲気があります。

その中で、中国は静かですね。
中国の空母ウクライナから買った

ということなので、その前は黒海にあったのでしょう。

  (ヤフーニュース 国際総合からです)


終わりまでお読みいただき、ありがとうございました。
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ウクライナ情勢 6月6日~6月14日 ウクライナ東部で軍用機を撃墜

ウクライナ>戦闘停止協議で一致 次期大統領とプーチン

毎日新聞 6月7日(土)0時4分配信

 
【ウィストレアム(フランス北西部)宮川裕章、和田浩明】
ロシアのプーチン大統領ウクライナのポロシェンコ次期大統領は6日、仏北西部のノルマンディー上陸作戦70周年記念式典で初めて対話し、ウクライナ東部の戦闘停止に向け協議を始めることで一致した。

タス通信によるとプーチン氏はオバマ米大統領とも接触し、暴力と軍事行動の即時停止で合意。ウクライナ情勢を巡り対立していた欧米とロシアが関係改善に向け動き始めた。

 式典には米欧とロシアの首脳がウクライナ危機後、初めて一堂に集まった。プーチン、ポロシェンコ両氏の対話はおよそ15分間。

仲介したオランド仏大統領の側近は「ウクライナの戦闘停止について数日中に協議が開始される見通しだ」と仏公共ラジオに述べた。

 ペスコフ露大統領報道官は「プーチン、ポロシェンコ両氏がウクライナ東部・南部での軍事行動の速やかな停止と、平和的手段による情勢の正常化に賛意を示した」と述べた。

プーチン氏がウクライナの首脳と接触するのは、今年2月にヤヌコビッチ前大統領が大規模デモの影響で国外逃亡して以来初めて。

 欧米は5日までブリュッセルで、ロシアを排除した主要7カ国首脳会議(G7サミット)を開いたばかり。

プーチン氏を加えた式典は、再接近を模索する欧米とロシアの思惑を浮き彫りにした。

 ロシアを含む主要8カ国(G8)は当初、ロシア南部ソチでサミットを開催するはずだったが、ウクライナ危機を受けて欧米など7カ国がボイコット。

ロシアを除き、同じ日程でG7サミットを開催し、ロシアに緊張緩和を求める首脳宣言を採択。状況に改善が見られない場合、対露追加制裁の用意があると警告していた。

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露・ウクライナ首脳会談、戦闘停止で認識一致

読売新聞 6月7日(土)0時17分配信


 【ウイストレアム(仏北部)=三井美奈】
プーチン露大統領は6日、フランス北部ノルマンディー地方のウイストレアムで、ウクライナの混乱解決に向けて、ウクライナのポロシェンコ次期大統領と約15分間会談した。

 ロイター通信などによると、ウクライナ東部で続く流血の事態をただちに停止する必要があるとの認識で一致した。プーチン氏はまた、オバマ米大統領とも短時間話した。

 いずれも第2次世界大戦の連合軍によるノルマンディー上陸作戦のDデー(作戦決行日)から70年にあたる式典の食事会の会場で行われた。式典には20か国の元首・首脳が参加した。

 作戦は1944年6月6日未明、パラシュート部隊に続いて米英中心の約13万人が英南部からナチス・ドイツ占領下のノルマンディーに上陸。欧州戦線での連合軍の勝利を決定づけた。死傷者はこの日だけで連合軍約1万人、独軍4000~9000人に上った。

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中国軍、世界的規模で米国に対峙へ―国防総省報告書が警告

ウォール・ストリート・ジャーナル 6月6日(金)12時12分配信


 【ワシントン】
国防総省は5日、中国の軍事動向に関する年次報告書を発表し、中国が軍事費を急速に拡大させており、同国の影響力は高まり、世界規模で米国に対峙する方向に向かっているとの見方を示した。

 報告書によると、米国の軍事費は減少している一方、中国はステルス機やサイバー兵器、武装無人機の開発のほか、海軍の増強に巨額の支出を行っている。

先にシンガポールで開かれたアジア安全保障会議では、中国軍の高官が米国のアジアでの行動によって中国は敵対的にならざるを得なくなる恐れがあると警告したのに対し、ヘーゲル米国防長官は中国が「周辺国をかく乱する一方的行動」をとっていると非難した。

 国防総省によれば、中国の2013年の軍事費は1450億ドル(約14兆7900億円)超と推定されている。中国の公式の軍事予算は2004年以降年平均9.4%の伸びを示してきた。

一方米国は13年間に及んだイラクアフガニスタン戦争が終結に向かっているため、軍事費は今後抑制される見込み。

報告書は「中国は軍備への投資により、戦力を遠方まで展開する能力をますます向上させている」と述べている。米国の13年の軍事費は約5800億ドルだった。

 世銀によれば、米国の軍事費の対国内総生産GDP)比は約4.2%で、中国の2%を上回っている。米国の軍事費は縮小傾向にあるが、それでも中国を含むその他の国をはるかに上回っている。

 国防総省は、中国空軍について「前例のない規模で積極的に近代化を進めており、西側との能力の格差を急速に埋めている」と分析した。

ただ、中国はステルス戦闘機を開発しようとしているものの、数多くの課題に直面していると指摘、少なくとも5年間は克服できないだろうと予想している。

 報告書はまた、中国は引き続き米国を標的にサイバー戦争を仕掛けていると警告した。米司法省は5月に、米企業のネットワークに侵入し企業機密を窃取したとして、中国軍当局者5人を起訴した。

 報告書はまた、中国が軍事費を拡大させている主因は依然として台湾問題で、同国は台湾に対し高度な軍事行動を起こす能力を一段と高めたと分析している。

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<米国防総省>「中国軍、東・南シナ海重点」…報告書で分析

毎日新聞 6月6日(金)11時40分配信


 【ワシントン西田進一郎】

国防総省は5日、中国の軍事力に関する年次報告書を公表した。中国人民解放軍の近代化について「台湾(海峡有事)よりも、南シナ海東シナ海で起こり得る緊急事態への備えに重点を移している」と分析。

「透明性の欠如や振る舞いの変化への懸念が今後も高まるだろう」と指摘し、軍を巡る透明性確保を改めて求めた。

 報告書は、「中国の国益拡大は、米国の同盟国や友好国を含む地域の近隣国との間に摩擦を引き起こしている」と指摘。

昨年11月に沖縄県尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定して独自のルールを適用すると宣言したことについて「米国は受け入れないし、認めない」と改めて表明した。

同12月に南シナ海で中国海軍艦船が米海軍巡洋艦に異常接近した問題についても、国際的なルールに沿っていないと批判した。

 また、米政府機関を含む世界中で昨年起きたコンピューターネットワークへの侵入について「一部は中国の政府と軍が直接関与したとみられる」と前年の報告書に続いて指摘。

射程約7400キロと推定される新たな潜水艦発射弾道ミサイルを搭載した「晋」級の原子力潜水艦が今年中に哨戒活動を始めるとの見方を示した。

 海軍では、東・南シナ海を念頭に昨年9隻導入した沿海海域用の軽型護衛艦を今後20~30隻追加建造する可能性を指摘。

「今後10年で初の強襲揚陸艦を建造するだろう」とし、沿海域での戦闘や上陸作戦を念頭に置いた装備導入が進むとの見方を示した。

また、空軍では、無人機開発について「将来は米国以上の開発費を投じるかもしれない」とし、昨年9月に中国軍の無人機が東シナ海上空で偵察活動を行っていることが初めて確認されたことにも触れている。

    (ヤフーニュース 国際総合からです)

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ロシア、黒海で爆撃演習=NATOけん制か

時事通信 6月9日(月)22時49分配信


 【モスクワ時事】インタファクス通信は9日、核兵器を搭載可能なロシア軍の戦略爆撃機「TU22M3」2機が黒海上空でミサイル発射実験を行い、洋上の標的に命中させたと伝えた。

演習は、ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島駐留のロシア黒海艦隊と合同実施した。

 ウクライナ情勢の緊張が続き、7日に親欧州連合(EU)派のポロシェンコ新政権が発足する中、北大西洋条約機構NATO)の東方拡大をけん制する狙いもあるとみられる。

ロシアは、黒海で毎年行われる米・ウクライナ海上合同軍事演習を警戒している。

   (ヤフーニュース 国際総合からです)
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つい2,3日前に、各国の首脳と会ったばかりで、こういう
演習を実施する、というのはもうさっぱり分かりませんね。

軍のけん制というのがよく分からないのが、素人とか
一般人なのかもしれないのですが。

軍事的なかけ引きをして、話し合いが始まるということ
なのでしょうか。それとも威嚇なのでしょうか。

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 ウクライナ>停戦へ「共通認識」…ロシアが協力姿勢か

毎日新聞 6月10日(火)11時5分配信


 【モスクワ真野森作】

ウクライナ東部の安定を目指し、キエフで8日始まったウクライナ、ロシア、全欧安保協力機構(OSCE)の大使級3者協議について、ウクライナ外務省は9日、「緊張緩和へ向けたポロシェンコ大統領の平和的解決プランに関して共通認識に達した」と発表した。

激しく衝突したウクライナ軍と親露派武装集団の間で接触も始まった。だが、戦闘は今も続いており、事態を早期に沈静化できるのかは不透明な状況だ。

 3者間の「共通認識」の具体的内容は不明だが、ロシアが協力姿勢を示した可能性がある。協議は今後も継続される。

 ロシアのラブロフ外相は9日、訪問先のフィンランドで「我々は他国同様、自由で民主的で人権を保障するウクライナを望む」と言及。

保障すべき人権の具体的内容として、言語を含む少数派の権利▽州知事を公選する権利--を挙げ、ロシア系住民など少数派が「統一国家の枠組みの中で利益を追求できること」が重要だとした。

 外相の発言は、ロシア政府として「分離独立」を叫ぶウクライナ東部の親露派武装集団とは一線を画す姿勢を強調した形で、親露派の孤立化がさらに進む可能性が高くなった。

 一方、タス通信によると、ウクライナのアバコフ内相と、ドネツク州で独立を宣言した「ドネツク人民共和国」の指導者プシリン氏が8日に電話で協議した。

プシリン氏が戦闘停止と避難民保護を目的とした「人道回廊」設置の用意があると表明すると、アバコフ内相も「即時の戦闘停止」と、その翌日に同回廊の設置に応じる考えを示したという。

 だが、ウクライナ東部では、ドネツク州北部スラビャンスクなど数都市で9日も激しい戦闘が続いた。現地のウニアン通信によると、スラビャンスクでは8歳の子供が戦火の巻き添えによるけがで死亡した。

 このためドネツク人民共和国首相を名乗るボロダイ氏は、タス通信に対し「(アバコフ内相は)必要もないのに虚言を述べたのか。

それとも軍を制御できていないのかもしれない」と、疑問を呈した。


   (ヤフーニュース 国際総合からです)

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【AFP=時事】
ウクライナ軍は13日、親ロシア派が占拠していた港湾都市マリウポリ(Mariupol)を奪還した。

ペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領はこれを受け、戦略的に重要なマリウポリを、親露派武装勢力との戦闘が続くドネツク(Donetsk)州の暫定州都とすることを宣言した。

【関連写真】車両を撤去する警察官ら

ウクライナ東部では、親露派と軍の戦闘によって、これまでに270人が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News
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ドネツク州都を「遷都」=ウクライナ大統領

時事通信 6月13日(金)20時51分配信


 【モスクワ時事】
ウクライナのポロシェンコ大統領は13日、軍と親ロシア派の戦闘が続く東部ドネツク州の行政機能を州都ドネツクから州南部マリウポリに一時的に移すことを決め、タルタ知事に指示した。大統領府が発表した。

 ドネツク州庁舎は親ロ派「ドネツク人民共和国」に占拠されている。ポロシェンコ政権は、やはり親ロ派に支配されていたマリウポリで軍が大規模な強制排除を実施。

「状況が安定化」(大統領府)したため「遷都」を決定した。

(ヤフーニュース 国際総合からです)
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マリウポリMariupol 】

ウクライナ南東部,ドネツク州のアゾフ海に面する都市。人口54万3100(1991)。市の起源は1778年で,エカチェリナ2世によりマリウポリMariupol’(世継ぎの皇帝パーベル世の妻マリアの町という意味)と命名された。

19世紀末,ドネツ炭田の石炭,クリボイ・ログの鉄鉱を背景に機械・金属などの重工業が急成長し,南ウクライナ工業地帯の中核都市の一つになった。

この地出身のA.A.ジダーノフが1948年に急逝したのに伴い,ジダーノフと変更され,89年現名に改称。

    (kotobankからです) 

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ウクライナ東部で軍用機を撃墜、49人搭乗 最悪の被害か

CNN.co.jp 6月14日(土)14時6分配信


(CNN) ウクライナ軍筋は13日、親ロシア派武装勢力との交戦が続く東部ルガンスク市で少なくとも49人が乗った同国軍の軍用機が撃墜されたと明らかにした。

東部の制圧作戦でウクライナ軍が受けた被害としては最悪規模になる可能性がある。

死者数や生存者の有無などはわかっていない。撃墜に関与した勢力の身元なども伝えられていない。

ウクライナ軍のテロ対策作戦本部の当局筋によると、同機は「イリューシン76型機」で、ルガンスク市の空港へ着陸進入中だったという。

東部ではウクライナ軍による掃討作戦が続行しており、同国政府は13日、ドネツクマリウポリを制圧したと発表した。

ウクライナのアバコフ内相のゲラシェンコ顧問によると、作戦で「テロリスト」30人以上を拘束し、敵の拠点を破壊した。

残存勢力は民家や建物の地階に逃げ込んだという。ウクライナ軍兵士4人が負傷した。

港湾都市マリウポリは過去数カ月間、政府軍と親ロシア派勢力による攻略が繰り返されてきた。

   (ヤフーニュース 国際総合からです)
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以下は、ポスターの画像です。

商品名は、「プラネット アース」ということです。

 

  終わりまでお読みいただき、ありがとうございました。
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ウクライナ情勢 6月17日~6月24日 ウクライナ大統領、親ロシア派との和平案を発表 

世界で後退する民主主義

ニューズウィーク日本版 6月17日(火)15時58分配信


 89年6月4日未明、天安門広場に戦車が入ってきたとき、1カ月以上にわたって続いた民主化運動もこれで終わりだと、誰もが思った。

多くの学生や民衆が広場を後にする一方で、そこを動こうとしない人も数百人(あるいはもっと)いた。

 そこまでは予測できた。予想外だったのは、あれから25年たっても、中国の民主化が夢のまた夢であることだ。いや、もう夢でさえないかもしれない。

 当時は多くの専門家が、天安門事件ソ連崩壊によって中華人民共和国は存亡の危機にさらされるだろうと考えた。

89年11月にはベルリンの壁が崩壊して東ヨーロッパの民主化が一気に進み、2年後にはソ連が正式に解体。世界中が民主化に向かって進んでいるように見えた。

 実際、一時的だが民主化ドミノ現象は起きた。しかし天安門事件から25年後の今、中国だけでなく世界中で民主主義は逆風にさらされている。

 エジプトでは11年、独裁的地位を30年近く維持してきたホスニ・ムバラク大統領が失脚。中東のど真ん中に民主主義国が誕生すると期待が高まったが、その期待は見事に打ち砕かれた。

 ムバラク後に実権を握ったのは軍であり、選挙で選ばれたムハンマド・モルシ大統領も就任1年で解任された。

その一方で、軍のトップとして中心的な役割を果たしたアブデル・ファタハ・アル・シシ国防相は、先月末の大統領選に圧勝。ムバラクよりも独裁的な体制を築く恐れがある。

 エジプトだけではない。チュニジアを除き、11年の「アラブの春」に始まった中東の民主化運動はすべて混乱に陥ったか、息絶えたように見える。

民主主義の混乱を最も劇的に示しているのはウクライナだろう。

親ロシア派のビクトル・ヤヌコビッチ大統領が昨年11月、EU加盟に向けた手続きをほごにすると、親EU派の市民が反発。首都キエフの独立広場を中心に大規模な抗議デモを始めた。

 この騒ぎでヤヌコビッチは解任されたが、隣国ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は黙っていなかった。ウクライナは歴史的にロシアの重要な緩衝国だ。

そのウクライナがヨーロッパの民主主義国の仲間入りをするのを許すわけにはいかない。

 プーチンウクライナ南部のクリミア半島にロシア軍を送り込んでクリミアの分離・ロシア編入を推進。

さらにロシア系住民の多い東部の混乱を煽るなど、あの手この手でウクライナをロシアの影響下に置こうと揺さぶりを掛けてきた。


勢いを増すポピュリズム

 民主主義の後退は統計にも表れている。人権擁護団体フリーダム・ハウスによると、世界の民主主義国はここ8年間減少の一途をたどっている。

これほど長期にわたり政治的な自由が縮小するのは、過去40年以上で初めてのことだ。

 政治的な自由が確保されている民主主義国の数は、冷戦終結後で最低となっている。今や世界地図は独裁国家や半独裁国家、それに民主主義国に見せ掛けた抑圧国家だらけだ。

最近のクーデターや政情不安は、こうしたトレンドに衰える気配がないことを表している。

 アメリカも民主主義の危機と無縁ではない。共和党と民主党の極端な対立は議会を機能不全に陥らせ、唯一の超大国であり経済大国であるアメリカを過去3年間に2度もデフォルト(債務不履行)寸前に追いやった。

 国民はそんな議会に失望している。CBSニュースの最近の世論調査によると、アメリカの登録済み有権者の43%が、民主党と共和党のどちらが議会多数派でも違いはないと考えている。

また、連邦政府全般を信頼していると答えた人は17%しかいなかった(60年代は70%だった)。

 ヨーロッパの状況もさほど変わらない。政治不信が広がるに従い、選挙に出掛ける人が減っている。先月の欧州議会選挙の投票率は43・1%だった。

 最近のヨーロッパ7カ国の調査では、回答者の半分以上が「政府をまったく信頼」していないと回答した。

イギリスでは有権者の60%以上が、政治家は「いつも」嘘をついていると考えている。

 人々は経済の先行きや失業の不安に怯えているが、政治家はそうした庶民の不安に無関心にみえる。

だとすれば、ヨーロッパで危険なポピュリズム大衆迎合主義)が勢いを増しているのも驚きではない。

 欧州議会選挙では、EU懐疑派(諸問題の原因を移民やイスラム教徒や欧州統合のせいにする傾向がある)がフランス、イギリス、デンマークギリシャで勝利し、スウェーデンやドイツやハンガリーでも躍進した。

 フランスの極右政党である国民戦線マリーヌ・ルペン党首は、同党が全国的な選挙で初めて首位となったのを受け、フランスの次期大統領選に出馬する意欲を示している。


プーチンも中国が頼り

 近年の状況を見る限り、ヨーロッパやアジア、北米アメリカなど世界中で民主主義がうまく機能していないようだ。

 アラブの春が起きた11年、人々は独裁体制に対して立ち上がった。だがそれ以降の混乱は、民主主義がもっと多くを与えてくれないことへの失望が原因になっている。

 今年だけでもボスニアバングラデシュ、ベネズエラアイスランドカンボジア、トルコなど多くの国で暴動や抗議行動、大規模デモが起きた。

デモの件数だけでなく、それに参加する人の数も増えている。

 専門家らによると、06~13年に100万人以上が参加したデモは37件あったとみられる。インドで行われたデモの一部は、史上最大規模だった可能性がある。

世界では現在、歴史上例のない規模で社会不安が起きていて、それが収束していく気配もない。

 中国でもデモなどの抗議活動が急増している。しかしそれは主に地上げや環境問題が原因で、民主化などの政治的要求を掲げるものはゼロに近い。

 それでも中国共産党がこの25年間、政治的な締め付けの手を緩めたことはない。それどころか彼らは今や、世界一莫大な資金力と権力を持つ政党になった。

 ソ連と共に歴史のゴミ箱行きになるどころか、中国の共産主義体制と「権威主義的資本主義」という独特の経済システムは、欧米型民主主義に代わり得る最も強力な体制と考えられている。

 ウクライナ問題でロシアが欧米の制裁を受けたとき、プーチンが頼りにしたのも中国だった。

先月中国を公式訪問したプーチンは、ロシアから中国に天然ガスを輸出する大型契約をまとめることに成功。

ロシアは向こう30年間、総額40兆円相当を確保できることになった。

 89年6月、中国政府は民主化を求める人民を弾圧するという許されない罪を犯した。

あれから25年がたった今、最大の皮肉は世界の民主主義体制がふらつくなか、中国の独裁体制は当時の責任を問われることもなくピンピンしていることだろう。


ウィリアム・ドブソン(スレート誌政治・外交担当エディター)

(ヤフーニュース 国際総合 新着雑誌ニュース からです)
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こんにちは。

ここの管理人は、黒海方面のことを
よく知らないことから、情報を探し始め、

ページを作成してきたのですが、
クリミア半島の出来事が、この記事に

あるようなことまで関係しているとは、
想像もしていませんでした。

この記事からですが、毒ヘビ様たちの
問題作りはまだ終わらない感じですね。

警戒しながら様子を見ているしか方法が
無いように思われます。

この警戒するというのに慣れていないですね。

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こんにちは。 

黒海周辺、ウクライナ東部の混乱が長引きそうな ニュースがあります。 

この記事だけで判断はできませんが、ロシアは 
長引いたほうがいいと考えている感じですね。 

涼しそうな画像は下のほうにあります。
よかったら覗いてみてください。


「露がウクライナ国境付近に部隊増派」、NATO事務総長

AFP=時事 6月20日(金)7時40分配信

 
 
 

【AFP=時事】北大西洋条約機構NATO)は19日、ウクライナ国境付近から今月初めに撤退を開始していたロシア軍が、少なくとも数千人規模で部隊を増派したとみられると発表した。

ウクライナ大統領、東部での一方的停戦を約束

 訪英中のアナス・フォー・ラスムセン(Anders Fogh Rasmussen)NATO事務総長はロンドン(London)で「非常に遺憾な後退だと捉えている」と語り、「ロシアはウクライナへの介入強化という選択肢を残しているようだ」と指摘した。

これに対しロシア側は口を固く閉ざしている。

 NATOによるこの指摘の直前には米国も、ロシアからロケット発射装置や戦車までもが国境を越えウクライナの戦闘地帯に侵入し始めていると批判したばかりだった。

 連日の衝突でこれまでに少なくとも360人以上が命を落としており、ウクライナ国境警備隊は同じく19日、ロシア国境付近で「反体制派武装勢力が攻勢を強めている」と報告。

 ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)米副大統領はロシアに対し、「ロシアがこれまで実行に移せていない、国境を越えた武器と戦闘員の流入と、親露派に対する影響力行使の両方の停止」を改めて要求した。【翻訳編集】 AFPBB News

  (ヤフーニュース 国際総合 からです)

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こんにちは。

大統領が平和構築のプランを発表しました。
うまく話し合いがつけば、これ以上、銃弾、砲弾の

犠牲者が出ないということになるのですが、
なんとも分かりませんね。


ウクライナ>大統領、平和構築プラン発表へ

毎日新聞 6月20日(金)21時21分配信


 【モスクワ真野森作】
ウクライナのポロシェンコ大統領は、親露派武装集団と軍の戦闘が続く東部の情勢安定化へ向けた14項目の平和構築プランをまとめた。20日に正式発表する。

ロシア大統領府によると、19日夜、ポロシェンコ氏はプーチン露大統領との電話協議で内容を説明した。

協力を要請したとみられる。ただ、プランの主眼として親露派側に武装解除を求めるため、実現性は不透明だ。

 ウクライナのメディアによると、平和構築プランはポロシェンコ氏が今月7日の大統領就任演説で訴えた内容を基調とする。

 東部ドネツク、ルガンスクの両州での戦闘停止に向け、(1)重大犯罪を犯さず、武装解除に応じた戦闘員の恩赦(2)ロシア民兵らに撤退ルートを保障(3)ロシアとの国境地帯に10キロの緩衝エリアを設置--などを掲げる。

その後、占拠された政府庁舎の解放と地方自治体の業務再開を目指す。

 中央政府に強い不信感を持つ地元住民を念頭に、知事公選制導入などの地方分権化を憲法改正を通じ実現し、選挙を前倒しで実施するとしている。

不満が膨らむ要因となった失業対策にも触れた。

 19日の電話協議では、ポロシェンコ氏が両国間の国境管理強化の必要性を改めて強調した。

ロシアから親露派へ戦車や装甲車、対空兵器などの軍事支援が行われているとみられるためだ。

プーチン氏は、平和構築プランの実施に際して地元住民が訴えてきた問題の解決が重視されるよう期待を示したという。

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ウクライナ大統領、親ロシア派との和平案を発表

AFP=時事 6月20日(金)21時10分配信

 
 


【AFP=時事】
欧米の支持を受けるウクライナペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領は20日、同国東部の分離独立を主張する親ロシア派武装勢力の反乱を抑えるため、全面的な和平案を発表した。

【動画】ウクライナ輸送機撃墜の瞬間

 この和平案は、3日の間に2回行われたロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との電話会談を受け発表されたもので14項目からなる。

 首都キエフ(Kiev)の現地メディアは同日、ポロシェンコ大統領が正式に発表する予定の和平案のコピーを報じた。和平案は東部の武装勢力の即時武装解除を要求し、改憲を通じ権力の分散を実現すると約束している。

また「深刻な犯罪」に関与していない分離独立派の戦闘員の刑事責任は追及しないとし、ロシア人およびウクライナ人の雇い兵が衝突地域から立ち去るためのルート提供を保障するとしている。

 しかし「現地自治体の業務再開」も要求しているが、これはキエフからの独立を一方的に宣言し、東部の10にも及ぶ自治体の庁舎などを占拠している分離派の指導者たちに拒絶されている。

 19日にポロシェンコ大統領は、政府側と親ロシア派側の両者合わせて少なくとも365人の死者が出ている戦闘を終結させるため、自らの案に合意を取り付けようと、ウクライナ東部の衰退した工業地帯から地元の指導者や実業家をキエフに招いている。

 一方、20日のウクライナ軍報道官の発表によると、東部での直近の衝突で兵士7人が死亡、30人が負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News

  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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涼しそうな画像です。

 

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こんにちは。

ウクライナ側の期限付き停戦命令も、
無視されて砲弾が飛んでいる感じです。

ロシア軍は近くで大規模な演習を
計画して、けん制するようです。


ウクライナ>停戦命令後も戦闘 親露派の砲撃続く

毎日新聞 6月22日(日)0時53分配信


 【モスクワ真野森作】親ロシア派武装集団との戦闘が続いてきたウクライナ東部ドネツク、ルガンスクの両州で、政府軍は20日午後10時(日本時間21日午前4時)から大統領の命令で1週間の一方的な停戦状態に入った。

親露派に武装解除を促す事実上の最後通告だが、その後も戦闘が頻発。ポロシェンコ大統領の平和構築プランの実現は容易ではない様相だ。

 ウクライナ国境守備隊の発表によると、20日夜、ルガンスク州東部イズバリノのロシアとの国境検問所を親露派武装集団が迫撃砲で攻撃した。

交戦となって守備隊員6人が負傷。一時、守備隊がロシア側へ退避したため、親露派の攻撃はロシア領内へも行われ、ロシアの国境守備隊員1人も負傷したという。

 インタファクス通信ウクライナ政府の情報として、ドネツク州北部クラマトルスクの空港近くなどでも親露派が軍の陣地を砲撃したと報じた。

 一方、ロシア通信によれば、プーチン露大統領がロシア中西部を受け持つ中央軍管区に対し、21日から28日まで、兵士6万5000人、航空機180機、ヘリコプター60機が参加する大規模な臨時演習の実施を命じた。

航空機などによる長距離移動力の点検が主眼とされ、ウクライナ政府をけん制する意図がありそうだ。

   (ヤフーニュース 国際総合からです)
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以下、涼しそうな画像です。    
 

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停戦発表後も戦闘継続、露大統領は和平計画支持 ウクライナ

AFP=時事 6月22日(日)13時34分配信

 

【AFP=時事】
ウクライナの東部地域では21日、ペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領が親露派武装勢力との停戦を一方的に宣言した後も戦闘が継続した。

一方でロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は同日、欧米の支援を受ける新大統領の主張に懐疑的な態度を示しつつも、和平計画を支持するとの声明を発表している。

ウクライナ大統領が停戦を宣言、親露派は抵抗する構え

 ウクライナ国境警備隊によると、親露派の武装勢力はポロシェンコ大統領の停戦宣言から約4時間後、東部ドネツク(Donetsk)州の軍基地を攻撃。狙撃兵による攻撃の他、グレネードランチャーも用いられたとした。

数分後には、同じ武装勢力とみられるグループがロシア国境の検問所近くの別の場所を攻撃し、政府軍も応戦を余儀なくされたという。双方による一連の衝突では、これまでに375人以上が死亡している。

 ウクライナの「対テロ作戦」を担う当局報道官はスラビャンスク(Slavyansk)周辺での戦闘が続いていることを認めており、また国防省も「迷彩服を着た50人以上」から、対空防衛施設が攻撃を受けたことを明らかにした。

国境警備隊の隊員9人が負傷したとの一部情報もある。

 ポロシェンコ大統領は20日夜、新露派との和平計画の一環として、軍に一週間の停戦を命じた。

この計画では、新露派が多い工業の盛んな東部地域の自治権拡大を認める案が示されているが、その一方で、親露派からの攻撃には「同じ規模の兵力で応戦する」とも警告している。

 ポロシェンコ大統領の和平計画をめぐり、プーチン露大統領は21日に声明を発表。停戦宣言を支持するとしつつも、「交渉プロセスの開始を目指さない和平案はどのようなものであれ、実行不可能であり、非現実的だ」と述べた。

また「双方は全ての軍事活動を停止し、交渉のテーブルに着くべきだ」と続け、戦闘を継続している武装勢力への批判もほのめかしている。
【翻訳編集】 AFPBB News


  (ヤフーニュース 国際総合からです)
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親ロ派、停戦に同意=「平和的解決を希望」―ウクライナ

時事通信 6月24日(火)5時35分配信

 

キエフAFP=時事】

ウクライナ東部の親ロシア派「ドネツク人民共和国」で「首相」を務めるボロダイ氏は23日、「ウクライナ政府が宣言した停戦に呼応し、われわれも攻撃を停止すると約束する」と述べ、27日までの停戦に同意する考えを示した。タス通信が報じた。

 ポロシェンコ大統領は20日、親ロ派の武装解除を目指して、軍に1週間の停戦を命令した。和平プランも発表したが、親ロ派はこれまで拒否していた。

 ボロダイ氏はロシア国営テレビに対し、「双方が戦闘を停止している間に、紛争の平和的解決に向けた交渉開始で合意できるよう希望する」と述べた。

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ウクライナの親ロシア派、初めて停戦に同意
AFP=時事 6月24日(火)13時28分配信


【AFP=時事】ウクライナの親ロシア派武装勢力は23日、ウクライナ政府側と一時停戦して同国東部で2か月半におよんでいる両者の戦闘の終結について交渉することに初めて同意した。

ウクライナ大統領、親ロシア派との和平案を発表

 これに先立ちウクライナ新政府のペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領が今月27日朝までの停戦を命じていたほか、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も22日、停戦支持を表明し親ロシア派に戦闘停止を求めていた。

 ウクライナ東部で一方的に独立を宣言した「ドネツク人民共和国(Donetsk People's Republic)」の首相を名乗るオレクサンドル・ボロダイ(Oleksandr Borodai)氏は露国営タス通信(ITAR-TASS)に対し、ウクライナ政府が宣言した停戦に応じる形で今月27日まで戦闘を停止し、停戦中に平和的解決に向けた協議開始についてウクライナ政府側と話し合う用意があると語った。

 ボロダイ氏の停戦宣言は、親ロシア派との戦闘やロシアからのガス供給停止に伴う経済危機への対応に奮闘しているポロシェンコ大統領にとって喉から手が出るほど欲しかった事態打開への起爆剤だといえる。

 ウクライナ東部の親ロシア派勢力が支配する2地域は、プーチン氏の制止を振り切る形で今年5月に一方的に独立を宣言した。

このことで親ロシア派へのプーチン氏の影響力を疑問視する見方も出ていたが、今回の発表から、プーチン氏の意向が親ロシア派の意思決定に決定的な役割を果たしていることがうかがわれる。【翻訳編集】 AFPBB News

   (ヤフーニュース 国際総合からです)

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こんにちは。

親ロ派が停戦に同意しました。ひとまずは
銃弾や砲弾が飛び交うのは止むことでしょう。

しかし、どこで、どのような話し合いが始まるのか
といった報道はまだ見当たりません。

話し合いが始まったとしても、強烈な駆け引きに
なって、決裂するかもしれません。

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ウクライナ情勢 6月24日~6月27日 露大統領「派兵取り消し」 

ウクライナへの軍事介入認めた上院決議、撤回を要請 露大統領

AFP=時事 6月25日(水)7時16分配信


【AFP=時事】
ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は24日、連邦会議(上院)に対し、ウクライナへの軍事介入を認めた決議を撤回するよう要請した。

これはロシアの大きな方針転換といえ、ウクライナ側も危機緩和に向けた「実質的な最初の一歩」と歓迎している。

ロシア上院、ウクライナへの軍の派遣を承認(2014年3月2日)

 予測されていなかったプーチン大統領のこの提案は、欧米諸国が対ロシア制裁を強化する恐れが取り沙汰されていたさなかに発表された。

ウクライナの親ロシア派も23日、政府側との一時停戦に合意しており、この方針転換がウクライナ東部での戦闘終結を目指す和平計画に弾みをつける可能性もある。

 ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官によると、ウクライナにロシア軍を派遣する権限をプーチン大統領に与えた3月1日の決議を取り消すという決定は、4月以降370人以上が死亡した同域での「ウクライナ問題をめぐる雰囲気を正常化させ、事態の打開を図る」ことを目指したものだという。

 これを受けて、欧米からの支持を得ているペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)ウクライナ大統領は、「(ウクライナ東部の)ドンバス(Donbass)地方での政府の和平計画を公式に支持する決定に引き続き、ロシア大統領が取った実質的な最初の一歩」と位置付け、ロシア側の動きに対して異例の歓迎姿勢を示した。

 ロシア上院による派兵承認に基づき、これまでウクライナとの国境付近には多数のロシア軍部隊が派遣され、軍事介入の恐れが指摘されていた。

事実上、ロシア政府の方針を追認するだけのロシア上院はこの承認を、25日に取り消すとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

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ウクライナ>露大統領が上院に軍部隊派遣許可無効を要請

毎日新聞 6月24日(火)21時51分配信


 【モスクワ真野森作】
ロシアのプーチン大統領は24日、露議会上院に対し、今年3月1日に上院が承認したウクライナ領内への軍部隊派遣許可を無効にするよう要請した。

上院は25日に取り消しを正式決定する。これでロシアによる大規模な軍事侵攻の恐れは遠のいた。

一方で、東部の親露派武装集団に対する水面下での軍事支援は当面続くとみられ、和平実現の先行きはまだ不透明だ。

 ウクライナ政府と親露派側との初めての交渉は23日に行われ、27日までの停戦で合意した。

プーチン政権としては、軍派遣許可の取り消しで欧米側に歩み寄りの姿勢をアピールし、追加制裁を回避する狙いがあるとみられる。

ウクライナのポロシェンコ大統領は「実質的な一歩」と歓迎する姿勢を示した。

 軍の派遣許可は今年3月、ウクライナ南部クリミア半島の情勢が緊迫する中で「ロシア系住民の保護」を名目に承認された。

だが、3月下旬のクリミア編入後も維持されたため、東部への軍事侵攻の可能性もあるとみて、ウクライナや欧米が警戒を続けていた。

 今回の派遣許可取り消しについては、今月6日にフランスで開かれたプーチン大統領とポロシェンコ大統領(当時は就任前)の協議で合意していたとされる。

 ロシア憲法によると大統領は軍最高司令官を兼ねるが、軍の国外派兵については上院の承認が必要とされており、プーチン大統領が上院に許可を求めた。



(ヤフーニュース 国際総合からです)

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ウクライナ 露大統領「派兵取り消し」 東部親露派、27日までの停戦合意

経新聞 6月25日(水)7時55分配信


 【モスクワ=佐々木正明】
ロシアのプーチン大統領は24日、露軍をウクライナに派遣することを認めた露上院の決定を取り消すよう要請した。

上院は25日に決定を撤回する方針。これにより、露大統領の国外派兵を可能にする法的根拠が失われる。

ウクライナ東部の親露派勢力も23日、ウクライナのポロシェンコ大統領の停戦提案を受け入れると表明。

ロシア軍によるウクライナ侵攻の公算が当面は小さくなり、東部情勢は緊張緩和に向かう兆しが出てきた。

 プーチン氏は24日、上院議長に書簡を提出し、クリミア問題が緊迫化した3月に上院がロシア系住民保護を理由に派兵を認めた決定を取り消すよう求めた。

大統領報道官は、要請は「ウクライナ東部情勢を正常化させるため」としている。

 プーチン氏は同日、外遊先のウィーンで、「(ウクライナ政府が発表した)7日間の停戦では不十分だ」と述べ、停戦期間を延長し、ウクライナ政府と親露派勢力が実質的対話に入るよう促した。

取り消しを求めた理由については、「ポロシェンコ氏が和平プロセスに向け重要な一歩を踏み出したからだ」と述べた。

 ポロシェンコ氏はこの直後に声明を発表し、自らが打ち出した和平計画にプーチン氏が応じる「最初の実務的な一歩だ」として歓迎を表明した。

両者は今月6日にフランスで初会談し、その後も協議を重ねて露軍のウクライナ派兵撤回などで合意したとみられる。

 プーチン政権がウクライナへの融和路線に転じる構えを示した背景には、追加制裁の姿勢を崩さない欧米諸国との関係改善を図る狙いもあるとみられる。

 ロシアでは昨年来、国民のプーチン人気の原動力となってきた経済成長に陰りが見え、今年はウクライナ危機のあおりを受けてマイナス成長に転じる恐れを指摘する声も出ている。

ポロシェンコ政権の背後にいる欧米諸国との対立を和らげることは、自国経済を悪化させる不安定要素の解消にもつながる。

 これに先立ち、ポロシェンコ氏は23日、親露派勢力の拠点であるドネツク州庁舎で円卓会議を開いた。

欧州安保協力機構(OSCE)代表とウクライナ駐露大使を仲介役とし、ポロシェンコ氏の要請を受けたクチマ元大統領や親露派勢力幹部が一堂に会し、27日までの戦闘停止で合意した。

 ロシアの外交評論家のルキヤノフ氏は、この会議で「ウクライナ政府が親露派勢力の政治的正当性を間接的に認めたことになる」と指摘、政府側が親露派に譲歩する姿勢を示したとの見方を明らかにした。

 両国では、今回の動きは緊迫化する一方だった東部情勢が正常化に向かう契機になると評価されている。

 しかし、西側外交筋は「プーチン政権はクリミアや東部地域を、自らの影響力を及ぼす『てこ』と考えており、簡単には手放さない」と語る。

実際、ドネツクの円卓会議にはプーチン氏と関係が深いウクライナの政治勢力代表が出席しており、専門家は「今後の交渉はロシア側に有利に進む」と指摘している。

 ロシアは軍事派遣の選択肢を放棄したとしても、露側からウクライナに「義勇兵」や兵器を流入させれば、ウクライナ東部に圧力を加え続けることができる。

ロシアは常に「介入カード」を懐に用意している状態といえ、緊張緩和は一筋縄では進みそうにない。

 

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ウクライナからロシアへの避難民11万人 国連発表

AFP=時事 6月27日(金)22時52分配信

 


【AFP=時事】国連(UN)は27日、混乱が続くウクライナからロシアへ避難した人々が約11万人に上り、自宅を追われながら国内にとどまっているいわゆる「国内避難民」は5万4000人以上いると発表した。

「ロシアと和平協定締結の用意ある」、ウクライナ大統領


 国連難民高等弁務官事務所UNHCR)のメリッサ・フレミング(Melissa Fleming)報道官は、「2014年の初め以降、ウクライナ国民11万人がロシア入り」しており、大半がウクライナ東部の住民だと伝えた。

 さらに、「この11万人のうちで、亡命申請をしているのは9500人だけ。ほとんどの人がその他の合法な滞在許可を求めている。

亡命申請の煩雑さ、あるいはウクライナに戻った際に報復を受ける恐れを懸念しているとみられる」と語った。

 また同報道官は記者団に対し、避難民の多くはウクライナ国境に近いロシア南西部のロストフナドヌー(Rostov-on-Don)か西部ブリャンスク(Bryansk)に集まっているとしたが、ウクライナ系かロシア系かという内訳には触れなかった。

 一方、ウクライナ東部から国内で避難している人々は先週1週間だけで1万6400人に上っており、国内避難民は推計5万4400人に達したという。【翻訳編集】 AFPBB News

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ウクライナ避難民、5万人突破=混乱続く東部で急増―UNHCR


時事通信
 6月27日(金)20時44分配信


 【ジュネーブ時事】

国連難民高等弁務官事務所UNHCR)は27日、混乱が続くウクライナの国内避難民が推計5万4400人に達したと明らかにした。

軍と親ロシア派の戦闘で治安悪化が深刻化している東部からの避難民が急増。過去1週間で約1万6400人増えた。

 国内避難民のうち、ロシアが編入したクリミア出身者がおよそ1万2000人、ドネツク州など東部からが約4万2400人。

(ヤフーニュース 国際総合からです)

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ウクライナなど3か国、EUとの協定に署名へ-ロシアは報復も 

Bloomberg
 6月27日(金)10時59分配信 

6月27日(ブルームバーグ):

ウクライナグルジアモルドバ旧ソ連3カ国は27日、それぞれ欧州連合(EU)との協定に署名する。3カ国のEU接近で、これらの国の経済に打撃を加える姿勢のロシアとの亀裂が一段と広がる恐れがある。


3カ国はEUとの自由貿易協定(FTA)に署名。グルジアモルドバはEUとの連合協定にも署名することになっている。ウクライナは3月に連合協定の一部に署名した。

当初は昨年11月に行う予定だったが、ロシアの反対を受けて当時のヤヌコビッチ大統領が署名を見合わせ、その後の抗議デモや大統領退陣などの混乱につながった。


ブリュッセルにあるシンクタンク、欧州国際政治経済研究所(ECIPE)のディレクター、フレドリック・エリクソン氏は電子メールで「貿易協定は短中期的な経済・安全保障問題に対処するための政策ではない」と指摘。

ウクライナなどの3カ国は経済面でEU市場とより強力に結び付くことになるが、各国が築いたロシアとの統合や対ロ貿易関係をEU市場が代替するのは不可能だ」と述べた。


ロシアはEUとウクライナに対し、協定署名前に協議に応じるよう要求。同協定でロシアの貿易が打撃を受けた場合、必要な措置を講じる方針を示した。


バンク・オブ・アメリカBOAメリルリンチウクライナ・中東欧担当エコノミスト、ワディム・クラモフ氏(ロンドン在勤)は25日の会見で、「ロシアが何ら行動を起こさないと考えるのは楽観的だろう」と述べた。


原題:Ukraine-Led Trio to Sign EU Accords Risking RussianRetaliation(抜粋)

    (ヤフーニュース 経済からです)

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中国、進出正当化の恐れ=ロシアのクリミア編入前例に―前グルジア大統領

時事通信 6月27日(金)8時47分配信


 【フリブール(スイス西部)時事】

ロシアと2008年に軍事衝突したグルジアのサーカシビリ前大統領は26日、ロシアによる国際秩序を無視したウクライナのクリミア編入が前例となり、中国が東シナ海南シナ海での強引な海洋進出を正当化する恐れがあると警告した。

訪問先のスイス西部フリブールでの記者会見で語った。

 サーカシビリ氏は、武力を背景にしたクリミア編入は「第2次世界大戦後に確立した国際秩序の終わり」と指摘。今後、各地で国際法を無視した領土拡張の動きが広がりかねず、「(大きな軍事同盟国が隣国にない)日本やフィリピンはパニックになっている」と語った。

 西側主導で作られた国際法が機能しなくなれば、「誰もが利用できる新たなゲームのルールができる」と強調。「そうなれば(強引な海洋進出を図る)中国の行為が正しくないと言えなくなる」と懸念を示した。

    (ヤフーニュース 国際総合からです)
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こんにちは。

このような見解もあるようです。

グルジアは、冬季オリンピックが行われた
ソチのすぐ南にある国です。

国としては現在EUに接近しているのですが、

地図上で見ると、アジアに入るのかな、
ヨーロッパに入るのかなという位置にあります。

そして、あのスターリンの出身地です。
ソビエト連邦の一部でした。

というところの人がアジアの出来事を心配
しています。

このブログは最近は黒海周辺のニュースを
詳しく集める方向で努力をしています。

国際法が機能しなくなれば、・・・」と言われても、

漢の時代とか明の時代のことを根拠にする理屈の
方々にどういう説明があるのでしょうか。

一般の人間では何も言えないですね。
まだまだ、ヘビに睨まれたカエルです。

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<ロシア>連合協定署名ウクライナグルジアモルドバ3カ国のEU接近けん制

毎日新聞 6月27日(金)20時20分配信

 
ブリュッセル斎藤義彦、モスクワ田中洋之】

欧州連合(EU)との連合協定に署名したウクライナグルジアモルドバ旧ソ連3カ国は、「EU加盟への一歩」と期待する。

だが、EUは3カ国の将来の加盟を想定していない。

一方、旧ソ連諸国を勢力圏とみなすロシアは対抗措置をちらつかせ、3カ国のEU接近をけん制する。

それぞれの思惑の違いからウクライナを舞台にした対立問題は今後も長引きそうだ。

 西欧の外交筋は「ウクライナなど3カ国は欧州ではない」と断言、加盟を全面否定した。全会一致が必要な加盟承認の見通しは全くないのが実情だ。

 だが、グルジアのガリバシビリ首相は27日、「加盟の入り口に立った」と主張。

ウクライナのクリムキン外相は連合協定が「ウクライナの安全を保障する」と述べた。

 EUは28カ国まで拡大、管理運営は困難さを増している。

「火薬庫」といわれ、第一次大戦開戦の要因になったバルカン諸国はEU自体の安定のために加盟交渉を続けるが、それ以上の拡大に強い抵抗感がある。財政事情が苦しいのも背景だ。

 一方、ロシアは、ウクライナなどを通じて自国に安価なEU製品が流入し、国内の製造業に打撃が出ることを懸念する。

だが、ウクライナの「ロシア離れ」を阻止したいのが本音とみられる。

 ロシアとウクライナモルドバ独立国家共同体(CIS)の自由貿易圏にあり、関税がかからない。特にウクライナはロシアにとって4番目の貿易相手国だ。

ロシアのラブロフ外相は今月10日、ウクライナの連合協定署名に伴いCIS自由貿易圏に否定的な影響が出る場合、ウクライナに対する非課税などの特恵を廃止すると警告した。

ウクライナへの新たな政治的圧力との見方が強い。ロシアは過去にも欧州接近を見せるグルジアモルドバの特産品ワインを輸入禁止にするなど対抗措置を取ってきた経緯があるからだ。

 ロシアはカザフスタンベラルーシと構成する関税同盟にウクライナの参加を求めてきた。

ロシア主導の経済ブロックを成長させるには、人口約4500万人で産業が発展したウクライナは欠かせないとの判断があった。

しかし、親露派のヤヌコビッチ前大統領が追放されたウクライナで親欧州のポロシェンコ政権が誕生し、EUとの連合協定に署名したことで、ロシアが描く関税同盟は再検討を迫られそうだ。

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ウクライナ大統領、停戦72時間延長へ=ロシアに行動迫る―EU、制裁警告

時事通信 6月27日(金)21時6分配信


 【モスクワ時事】

ウクライナ東部は27日、ポロシェンコ大統領が軍に命じた一時停戦の最終日を迎えた。

地元通信社は、親ロシア派を支援するロシアに緊張緩和に向けた行動を迫るため、ポロシェンコ大統領が停戦を30日まで72時間延長する方針だと伝えた。

 政権と親ロ派は27日、ロシアや欧州安保協力機構(OSCE)の仲介の下、第2回協議を開催。終了後、親ロ派「ドネツク人民共和国」幹部は停戦延長に応じる用意があると表明した。

 ロシアのプーチン大統領は27日、クレムリンでの外国大使の信任状奉呈式で、政権と親ロ派が直接対話を開始する前提条件として、恒久停戦に移行することが必要だと強調した。

 一方、欧州連合(EU)首脳会議は27日、ロシアに対し、ウクライナ和平問題で30日までに具体的な対応を取るよう要求。応じなければ「一段の制裁措置」を科す可能性があると警告した。

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ウクライナ、EUと連合協定…経済も親欧路線

読売新聞 6月27日(金)22時16分配信


 【ブリュッセル=三好益史】

欧州連合(EU)とウクライナは27日、包括的な協力の枠組みを定めた「連合協定」の経済条項に署名した。

 ウクライナは協定を足がかりに将来のEU加盟を目指す考えで、EUは自由貿易協定(FTA)などを通じて経済発展を促す。

今月7日に発足したポロシェンコ政権の親EU路線が決定的になった。

 署名式典にはポロシェンコ大統領も出席。「独立以来、もっとも重要な日だ」と述べ、EUと緊密に協力する姿勢を強調した。

FTAを含む今回の協定締結により、ウクライナは有利な条件でEU市場に参入することが可能になり、ロシアへの依存を減らすことができる。

 連合協定を巡り、ウクライナは昨年11月にも締結を目指したが、ロシアの圧力を受けてヤヌコビッチ大統領(当時)が署名を延期し、大規模な反政府デモのきっかけとなった。

ロシアはその後、ロシア系住民の保護を理由に介入し、クリミア半島の併合を強行した。

   (ヤフーニュース 国際総合からです)
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こんにちは。

ウクライナにとっては非常に大きな意味がある
協定の締結ですね。

遡ると、正常に選挙が行われ、決まった大統領が
国の方針の一つがを決定できたわけです。

この協定の締結によって、大統領を選んだ国民は
安心できたことでしょう。

ウクライナと周辺の国の人口を見ました。

ウクライナの人口4500万人、
ポーランドの人口3800万人、

ハンガリーの人口1000万人
ルーマニアの人口1900万人

ウクライナの人口からですが、ロシアとしては影響力を
失いたくない大きな国と思います。

ウクライナ東部の問題とクリミア半島の問題は、
この方向を恐れて住民投票(?)をしたという

見解が多いです。

同時にEUと協定を締結した国の人口

モルドバの人口360万人
グルジアの人口430万人

参考ですが、ドイツとフランスの人口です。

ドイツの 人口8000万人、
フランスの人口6100万人


以下は、涼しそうな画像です。


  終わりまでお読みいただき、ありがとうございました。

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