台風30号 11月13日~11月15日

フィリピン台風被災地、治安部隊と武装集団が銃撃戦=報道
ロイター 11月13日(水)17時38分配信

[タクロバン(フィリピン) 13日 ロイター] -猛烈な台風30号が襲ったフィリピン中部の被災地で食糧や水、生活物資を店や倉庫から略奪する動きが広がる中、同国の治安部隊が13日、武装集団と銃撃戦になった。現地ANCテレビが伝えた。

報道によると、治安部隊が交戦状態となったのは、最も被害が大きかったレイテ州タクロバンにあるAbucay村。

軍からのコメントは今のところ得られていない。

   (ヤフーニュース から)

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略奪頻発・囚人脱走・救援活動進まず…比被災
読売新聞 11月14日(木)11時45分配信

 【マニラ=梁田真樹子】フィリピン中部の台風被害で、被災地では、不足する食料や飲料水の略奪が頻発している。

 混乱に便乗した犯罪も発生。治安悪化は救援活動も妨げている。

 14日付の地元紙フィリピン・スターなどによると、被害が最も大きいレイテ島タクロバン市の近郊で12日、大勢の住民が国営の食料備蓄倉庫を襲撃。壁が倒壊し、職員ら8人が死亡した。救援物資を運ぶ車両が襲撃されたとの情報もある。

 AFP通信によると、同市の商工関係者は13日、違法組織が店舗を襲撃し、高価な品々を略奪したと述べた。比警察庁によると、同市の刑務所では看守が避難したため囚人約600人が脱走。警察側は囚人を連れ戻したとしているが、不安が広がっている。

 国際協力機構(JICA)によると、治安悪化が伝えられる中、民間中心の日本の国際緊急援助隊・医療チームのうち、本隊22人は13日、レイテ島オルモックから陸路で約50キロ・メートル離れたタクロバンへ向かう途中、移動を中断した。

安全を確認した上、14日に再度現地入りを図る方針。一方、13日にマニラ入りした自衛隊国際緊急援助隊は14日、先遣隊3人が米軍機でタクロバンへ入り、現地政府などと活動の調整にあたる。

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 比国家災害対策本部は14日、同日早朝時点の死者数が2357人に達したと発表した。マニラの日本大使館によると、13日夜現在、レイテ島とサマル島の在留邦人133人のうち、49人と連絡がとれ、残る84人の安否確認を急いでいる。
.最終更新:11月14日(木)13時32分


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台風31号、ベトナム上陸へ=カンボジアで低気圧に―気象庁
時事通信 11月15日(金)9時17分配信

 気象庁は15日、南シナ海で14日午後9時に熱帯低気圧から発達した台風31号が、ベトナム南部に上陸して16日朝までにカンボジアで熱帯低気圧に戻るとの見通しを発表した。

この熱帯低気圧は12日にフィリピン南部を通過した後、南シナ海をほぼ西へ進んでいた。年間で31個目の台風発生は1992年以来、21年ぶり。

 31号は15日午前6時、ベトナム南部の東方沖を時速20キロで西へ進んだ。中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。北西側220キロ以内と南東側170キロ以内が15メートル以上の強風域

  (ヤフーニュースからです)

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フィリピン台風の死者4460人 国連事務所発表
朝日新聞デジタル 11月15日(金)12時33分配信

 【ニューヨーク=春日芳晃】国連人道問題調整事務所(OCHA)は14日、フィリピンの台風被害について、死者が4460人に上ったと発表した。一方、フィリピン政府の15日朝のまとめでは死者は2360人、負傷者は3053人。約148万人が避難を強いられている。

日本外務省によると、14日時点で日本人は54人の無事が確認された。残る79人の安否確認を続けている。

 被害が最も大きかったレイテ島の中心都市タクロバンでは、マニラからの救援物資が市街地に届き始めた。フィリピン国軍や海外の援助団体は物資配給のペースを上げ始めた。

ヤフーニュース からです。

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比台風死者4460人に=米空母到着、救援急ぐ―被災者1千万人超―食料・燃料不足
時事通信 11月15日(金)8時23分配信

 【タクロバン(フィリピン中部レイテ島)時事】国連人道問題調整事務所(OCHA)は15日、フィリピン政府からの報告として、猛烈な台風30号による死者が4460人に上ったと発表した。被災者も1180万人に達した。

台風が直撃した中部レイテ島沖には同日朝までに米空母ジョージ・ワシントン」などが到着。日本政府の国際緊急援助隊(岩上憲三団長)医療チームも最大の被災地タクロバン市内で始動するなど、国際人道支援活動が本格化してきた。

 被災から1週間がたつが、救援の遅れから被災地では食料不足が深刻化。フィリピン社会福祉開発省のまとめた数字としてOCHAが明らかにしたところでは、約92万1200人が避難を余儀なくされ、家屋24万3600戸が損壊した。

 タクロバンでは、燃料が数日以内に底を突く恐れがある。レイテ島のほかサマール島でも、輸送トラックの不足に加え、道路が寸断され、支援物資の搬送は難航している。

 ジョージ・ワシントンは食料や浄水器、支援活動に使う機器を満載している。現地で活動中の海兵隊員らと合流し、高潮や土砂崩れで寸断された道路の復旧や救助活動に当たる。英政府も14日、空母イラストリアス」を追加投入すると発表した。

 被災地の衛生環境も悪化しており、日本の医療チームは診療所を開き、医療支援を行う。最大1000人規模の自衛隊派遣も準備中で、フィリピン政府から正式要請があり次第、日本を出発する。

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