台風30号 11月20日
フィリピンへの「友好の情」=海軍の病院船派遣―中国
時事通信 11月20日(水)18時45分配信
【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は20日の記者会見で、海軍の病院船を台風被害に遭ったフィリピンに派遣することについて、「人道主義と中国人民のフィリピン人民に対する友好の情を示すため」と述べた。
「平和の箱舟」号は21日に被災地に向かうという。同船はヘリコプターを搭載できる大型船で、現地で負傷者の治療などに当たる。
病院船の派遣は日米に対抗するとともに、南シナ海の領有権問題で悪化したフィリピンとの関係改善のきっかけにする狙いもあるとみられる。
(ヤフーニュース から)
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<比台風>数百人、空港で順番待ち「ここでは暮らせない」
毎日新聞 11月20日(水)20時38分配信
【タクロバン(フィリピン中部)佐藤賢二郎】台風30号で壊滅的な被害を受けたレイテ島から被災者の脱出が続いている。
救援活動が本格化して食料や飲料水が被災地に行き渡り始めているが、家を失った被災者が暮らす避難先の学校や教会の環境改善は進んでおらず、被災者の一人は「今日まで頑張ったが、これ以上ここでは暮らせない」と話した。
強烈な日差しとアスファルトの照り返しで、体感温度は30度を超える。タクロバン空港の滑走路では、早朝から数百人の被災者が疲れた表情でフィリピン軍や各国が派遣した輸送機で被災地を脱出する順番を待っていた。
朝6時から並んでいるというアンジェラ・チャベスさん(40)は娘のアントネッテちゃん(5)を抱きながら「今日は乗れそうにない。本当に疲れた」と力なく話した。
生後4カ月の娘と5人のおいやめいを連れたアナリン・ユウさん(30)は高潮で家を失った後、教会で生活していた。しかし、教会の屋根は台風で飛ばされ、日が差し雨が吹き込むという。
「ここには子供たちが安心して暮らせる場所はない」と語り、いつ回ってくるか分からない順番をじっと待っていた。
警備に当たるフィリピン軍兵士は「毎日早朝から被災者が並ぶが、輸送機の容量に限りがあり、乗れないケースも多い」と言う。
(ヤフーニュース からです)
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邦人11人の捜索難航、出国・転居者も フィリピン台風
朝日新聞デジタル 11月20日(水)21時2分配信
【タクロバン=中野寛】台風30号がフィリピンを襲ってからまもなく2週間になるが、被害が大きかったレイテ島、サマール島の「在留邦人」133人のうち、まだ11人の安否が確認されていない。
すでに出国したり、転居したりした人も多く、作業は難航しそうだ。
20日午前。レイテ島中心部のタクロバンから、両脇にがれきの積み上がる道路を車で約2時間。小さな町の民家前で、外務省職員たちがバンを降りた。2人の日本人の名前が書かれた在留届の住所だ。
出てきたのは、アイ・ピー・イズイさん(10)。日本人の父とフィリピン人の母の間に誕生した女の子だ。日本で生まれ、2007年ごろに家族でフィリピンへ来たという。
(ヤフーニュース からです)